万葉短歌-悠山人編

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万葉短歌4057 玉敷かず3767

2021年08月07日 | 万葉短歌

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万葉短歌4057 玉敷かず3767

玉敷かず 君が悔いて言ふ 堀江には
玉敷き満てて 継ぎて通はむ  元正上皇

3767     万葉短歌4057 ShuI414 2021-0807-man4057

□たましかず きみがくいていふ ほりえには
  たましきみてて つぎてかよはむ
○元正上皇(げんしゃう じゃうくゎう)=退位(養老8(724)年)後の元正天皇。この七首期の難波宮滞在は、天平16(744)年閏1月11日から11月14日まで。
【編者注】巻18(4032~4138、百七首)の第26首。題詞に、「御製一首 和(こたふ)」。脚注に、「或云 多麻古伎之伎弖(たまこきしきて)」。左注に、「右二首件歌者御船泝江(かはをさかのぼり)遊宴之(いうえんする)日左大臣奏并御製」。