なんとかなるもんだよZUYAさん! ( Hey, ZUYA. You Can Do It! ) 

『なんてこったいZUYAさん!!』をVersion Up.“崖っぷちブルーズマン”ZUYA(ずうや)の悲喜交々を綴る。

北米への旅 Vol.5...

2018年07月15日 | The States & Canada 2018

カナダを訪れるのは今回で5度目

Winnipeg(ウィニペグ)を中心に Manitoba(マニトバ)州の小さな町だけに興味を示す一風変わった日本人がZUYAさんです。稀にこの州を気に入る方もいるようですが、結果的にはより魅力的な他の州、都市に移動してしまう方々が多いと聞く。次回、行くときはZUYAさんはNHK辺りにドキュメント番組の制作を売りこんでみようか、“崖っぷちブルーズマンの心の故郷~”ってな感じで

ちなみにZUYAさんも日本人に大人気の British Columbia の Vancouver(バンクーバー)と 州都 Victoria(ビクトリア)には行ったことがある


そろそろ 『 Vol.5 』 を書かねばと数日間考えていたのですが、どうも話がまとまらくて...ZUYAさんの文筆能力の限界なのか、それとも思い出を自分だけの宝物にしたいのかも


とにかくあの素晴らしい体験を言葉で説明することは出来るのだが、文面にすると捉え方によってはただの自慢話のように見えてしまうかも。んなわけで今月末の自分の誕生日に合わせて、

『 納涼ZUYAさん・トークショー 』 を開催します!


もちろん嘘です。“カナディアン・ジョーク”です。では 『 Vol.5 』、スタートです~



             


さて夏のカナダは日が長い。サマータイムも導入されているとは言え空が夕方らしくなるのは22時頃。そんなわけでライブのスタート時間も遅くなるわけで、この夜は10時スタート。ですから米・ミネアポリスからのフライトが約2時間ほど遅れましたが、まったりと Brad & Stephanie の家で夕食が食べられたのです

Brad 達の家からダウンタウンにある 『 Times Change(d) High & Lonesome Club 』(以下 Times Change と略す) へは車で約15分。ZUYAさんが住んでいた頃は 『 Times Change blues Cafe 』 でした。当時新しく就任したマネジャーだった John が Blues だけにこだわらず Country music やその他のルーツ・ミュージックも良しとした辺りから大いなる変貌を遂げることになる

もちろんそれによって純粋な Blues プレイヤーやそれを聴きにくるお客さんは減ってしまったが経営としてはバッチリになったわけだ 

夜9時半ごろに7年振りに足を踏み入れると先ずはバーを仕切る Lesley が駆け寄って来てハグ。ステージでセッティング中のミュージシャン達もZUYAさんの到着に気づき、がっちりハグ&握手が繰り広げられる

Times change は歴史的に価値のある建造物の1階にあり、何年か前に一度車が突っ込む事故があり取り壊す話がでた。John は家族の、とりわけ“ド金持ち”の嫁の一族の協力を得てその建造物を丸々買い取ったそうな。次回ZUYAさんが再訪するころには Times Change もさらに大きく変貌を遂げるだろうとのこと。さて John が一通り改修工事中の建物内を案内し終わった頃にショーがスタート 


1st set は RIghteous Ike and his band

Ike は初めてウィニペグに来て Times Change に足を踏み入れた時からの仲だ。数曲演奏され場内が温まった頃にZUYAさんがステージから呼ばれ参加する( 英語では“Sit in” )




昔よく演奏した彼のオリジナル曲やローリングストーンズの曲を数曲演奏。彼のレパートリーをZUYAさんがいまだに覚えていることに驚いていたが、彼はZUYAさんの憧れの一人でしたからね。当時はウィニペグのミュージック・シーンで“Righteous Ike”と言えば知らない人はいなかったほどだ

彼は数年前にどうやら体を壊したらしく全ての曲がテンポ・ダウン、しかも体調を考えてみな座ってプレイしている。あれだけ客を踊らせるのが巧くノリのいい曲が多かったIke だったが。 Ike とはよくPool Hallにも行ったものだ。『 Snooker 』 は彼に教わったのだ

サポートするメンバーもベース以外は旧知の仲だ。もう一人のギター Kevin も彼の家のベースメントで皆でセッションしたものだ



2nd set は The Jake Brakes

トラッカーソングと呼ばれるテンポの速い曲を多く演奏する。カントリーを中心にブルースもやる。ここで再びZUYAさんが呼ばれアドレナリン全開でギターを炸裂させる。バンマスのDanny、弟の Barnie 共にマブダチで今回の参加を数カ月前から熱望されていた。残念ながら Barnie はツアーとレコーディングでアルバータ州に行っており今回残念ながら再会・競演とはならなかった内の一人だ。女性ドラマー Joanna は今や引っ張りだこの人気プレイヤーだ(あぁ写真がない!)。彼らとは5曲ほど演奏。皆喜んじゃって全然(ステージから)下してくれなかったのだ



Danny,ZUYA and Kevin ( L → R )


ステージの脇にも続々と旧知のミュージシャンたちが。演奏が終わるとまたハグと乾杯の嵐...

この夜から怒涛の演奏が始まる。はるばる日本から椎間板ヘルニアを患ったままギターを持って来て一晩に数曲ほど加わるつもりがとんでもなかった。この夜は8曲ほどでしたが、翌日からは...まさに“ヴァケイション”のはずが“ツアー”に変貌したわけです

とにかくZUYAさんはフリー・ドリンク。毎晩ボトルを10本以上にテキーラと...


さて次回はウィニペグの風景をお届けしたと思います



Have A Good Day,Folks!  



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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
出演 (砂希)
2018-07-15 20:38:26
なるほど、すっかりメンバーの一員ですね。
うれしい悲鳴?
ギターのことはわかりませんが、かなりハイレベルな演奏がなされたようです。
技術のある方が羨ましい。
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私の青春でも夢でもない、現実です~ (ZUYA)
2018-07-15 22:24:33
私がカナダにいた20年前は皆が Righteous Ike と (今度書く)Big Dave Mclean のバックバンドのメンバーになるのが目標だったのです。カナダ国内のツアーに行くことが出来ましたからね。それが大体皆ZUYAさんと同世代の若手ミュージシャン達。20年近く経ってそれぞれが自分の“看板”を背負ってバンドをやっているのが嬉しいですねぇ
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