なんとかなるもんだよZUYAさん! ( Hey, ZUYA. You Can Do It! ) 

『なんてこったいZUYAさん!!』をVersion Up.“崖っぷちブルーズマン”ZUYA(ずうや)の悲喜交々を綴る。

七福神を訪れる...

2023年11月02日 | 

おはようございますZUYAさんです

何だかよくわからないままに10月が去って行き、2023年も残すところ僅か2ヶ月...時の経つ速さに最近ビビりまくっているZUYAさんです。でもねぇ最近気がついたのは、一般的に人は時間を刻んでしまう(スケジュールで動いてしまう)ので、それがよりそう言う風に感じさせているわけです

ならば、(時間に縛られることなく)毎日毎日を大切に生きることに集中すれば、そんなことは気にならないのかもしれない。ちなみにZUYAさんは昔から“あと”が残るのが嫌なので腕時計はしません。少なくとも20歳を過ぎてから所有した記憶がありませんねぇ 

 

秋桜の季節

 

          

 

さて久々の4連休が近づいて来ました。来週の月曜日から木曜日までですが、最終日は家で”まったり”する予定です。9月の半ば(あの東京大観音に訪れた日)から急に身体の健康バランスが崩れてしまい、疲労感から抜け出せなくなったり4本の指を立て続けに怪我をしたり...心身共に“休息”の必要性を感じたので、ずいぶん前からこの時期に(有休を)申請していました

結局は緻密な旅行プランを立てる(時間的・経済的)余裕も無く、十八番の秩父方面に行く予定です。せめて最近やたらと遭遇のニュースを耳にする熊と、“格闘し晩酌を共にして添い寝までしてくる”、そんな夢のようなプランを立ててみようかと。旅行ツアーでよくいる“添乗員任せ”ではなく、まさかの“熊任せ”でね~ 

 

          

 

さて冗談はさて置き。久々の「山行」なのでここのところの休日は、意識的に長い距離を歩くようにしています。山は本格登山だけでなく軽登山、ハイクでも決して油断してはいけません。万全の準備・体調で挑むべきものですからね。昨今興味本位で行う人が多いようですが...

とは言えZUYAさんは、電車の中や駅のホームで見かけるいかにも“山に行ってきます”的な装いをするのが苦手。ええ形から入るのが嫌な偏屈な男なので、“山歩きにも使える”をモットーにコディネートするわけです。やっぱZUYAさんはこーでねぇと、なぁんつって~

 

さて今週の頭の休日の話を。近ごろ「サンキャッチャー」やら、早朝に本物を見たりと、“虹”が度々ZUYAさんの生活に登場していますね。虹と言えば“七色”。七色と言えば“ラッキーセブン”。ラッキーセブンと言えば“七福神”と(加藤芳郎・中田喜子もビックリの)連想を繰り広げて...

七福神

を訪れて見ようと思ったわけです。そしていくつか調べてみると「武州寄居七福神」と言うのを見つけました。でも来週はまさにそのお隣の秩父地方に行くわけだし...でも都心をもう一度歩くのも...と出掛けることを渋っていたところ、あの女が家人が一発宣いました、

呼ばれているのだから思い浮かんだのだ。行って来い!

ちなみに2015年の1月に、その家人と「谷中七福神」に挑んだことがあります。谷根千エリアを歩き回るわけですが、何故かゴールは上野(弁財天)と言う不思議な...その時のブログはこちら

 

          

 

埼玉県・寄居町。池袋から東武東上線に乗ったのですが、この路線はいわゆる”速達列車”がないので2時間近くかかりました。降り立ったのは聞いたのも降りたのも初めての「男衾(おぶすま)」駅。この駅から七福神巡りを始めます

寄居七福神の特筆すべき点は、5ヶ所のお寺にある御神体(御像)がとても大きいのです。中でも布袋尊は日本一大きいそうな。これは楽しみです。ただ全行程を歩くと約25キロ、時間にして7時間ほどとかかるとのこと。朝いきなり思い立って調べて、家人を送り出してからの出発でしたから、男衾駅に着いた時点で既に11時...公共交通機関を上手く利用することにしましたよ 

 

 

 

先ずは長昌寺の寿老尊を目指します。いきなり2.2kmでしかも往路と復路同じ道を通らないといけない“単純往復”です。特に何の魅力もない道をただただ歩きました。実際この道中撮った写真もこの車の写真ぐらい。長昌寺から次の恵比寿神のいる常楽寺までは、駅方向に戻って3km...

 

長昌寺

 

寿老尊

 

写真ではわかりにくいかもしれませんが、確かに今まで見た七福神の像とは比べ物にならないぐらい大きいかも。って言うか本当に観光協会の“推し”なのか、ここから最後の常光寺まで巡っている人どころか、境内で誰にも会いませんでしたよ

 

 

恵比寿神

 

 

東上線の小川町駅から先、寄居までの間は電車の本数は日中は1時間に2本だけ。電車の時間まで駅周辺を散策しましたが、まぁ何もない...写真の商店もガラス越しに覗き込んでみましたが、やっているのかいないのかよくわからず諦めました

さて寄居駅に移動し、そこから4km歩きます(またもや単純往復)。バスは走っていますが本数が少なくタイミングが合うはずもない。これまた悲しいぐらい何の魅力もない風景の中をひたすら歩きましたよ。小一時間で蓮光寺に到着、福禄寿と布袋尊を拝みました。この布袋尊は日本で一番大きいと聞いていましたが、“台座も含めて”って後から知りました...

 

 

 

 

 

 

 

さてここからはまた寄居町の中心部に帰るのですが、バス停を見つけて14時45分に駅方面に向かうバスを確認。1時間ほどあるのでそのバス停近くにある食堂らしきところへ入りました。席に座ってから店名に気が付きました。七福神を巡っている時に偶然に“八福”って...出来過ぎですよね

 

 

 

 

料理は美味しく、ZUYAさんの苦手なアサヒビール以外は文句無しです。頂いたのは、もつ煮と寄居産の武州豚を使った「たれカツ丼定食」

さて本庄と寄居を結ぶバスに乗り、寄居駅を通り過ぎて町の中心部にある終点の「寄居車庫」と言うバス停で降りました。ここから毘沙門天と弁財天のいる次の極楽寺へは1kmもない距離。この道中で初めて素敵な風景に出会いましたよ

 

風に揺れる秋桜

 

10月桜

 

極楽寺

 

毘沙門天と弁財天

 

弁財天

 

毘沙門天

 

さていよいよ最後の常光寺の大黒天へ向かいます。ここから距離にして2.6km。まぁよく歩かせる神様たちだこと

ここからの道が一番見どころがありました。古い民家やら猫やら玉淀ダムやら。でも本当にいくら平日とは言え一人として七福神を巡っている人がいないなんて...頑張れよ観光協会!

 

玉淀ダム

 

常光寺

 

大黒天

 

16時近く、なんとか5ヶ所回り切りましたが、この「寄居の七福神」はちょっと過酷ですね。道中さほどアップダウンはありませんが、総距離25キロはきつい。ZUYAさんは一部で電車とバスを利用しましたが、それでも万歩計は25,000歩(距離にして20km)を越えましたよ、観光協会はもうちょっと考えるべきでしょうね

大黒天のある常光寺から寄居駅までは3km...ええダメ押しですよ。バス路線は無しですよ。最後の気力を振り絞って歩きました

 

 

17時前に寄居駅に到着しました。ちょっと座って一服していたら、灯されたばかりの「やきとり」の提灯が目に入り、軽くやって帰ることに。最初のビールを店主に注いでもらいながら、“今日は七福神を巡ってようやく辿り着きましたよ~”と話しかけると、

「すいません。地元の人間ですが、それ知りません...」

と言われ、とても美味しい焼き鳥でしたが、もうカメラを構える気力もなくなり始めだけスマホで撮りました

本当に頑張れよ...寄居町観光協会! 

 

 

帰りの電車の中(小川町駅で乗り換えてから)は、当然爆睡。家に帰り着いても、そのまま21時頃に就寝。翌朝6時近くまで寝ても疲れが取れず、そのまま出勤。この日は棚卸だったので、と~ても長い一日でした

 

※途中、わき道にそれたりしたので、公式距離と実際の距離にはズレがあります

 

          

 

よくよく考えてみると、虹が七色と言うのは日本の考え方であり、アメリカでは6色でありドイツでは5色だそうな。世界共通でないわけです。“え?じゃあZUYAさん、「7」に拘らなくて良かったのでは?”と思ったそこの貴女!

それを言っちゃ~おしめぇよぉ

 

さぁて今日の休日はまったり過ごします。旅に必要な物を揃えるために、午後ぐらいは出掛けるかも

Have A Good Day,Folks!