実に妙な気分である
今月の初めから1日たりとも仕事はしていないが給料は入ってくる。まぁそれが有休と言うものなのだが...。以前有休休暇を使ったのは10年以上前、まだ奈良の郵便局で働いていた時だなぁ。さて明日から“完全なる無職”になるわけだが...こういう時はやはりブルーズを聴くべきか(?)。
ZUYAがもし“一番好きなブルースマンは誰ですか?”と聞かれたら間違いなく答えるのはLittle Milton(リトル・ミルトン)ではなかろうか。シカゴ・ブルースが好きなZUYA。もちろんマディやバディ・ガイ、オーティス・ラッシュも好きだが、ミルトンはZUYAが好きなソウルフルなテイストも盛り込んだ独自な世界を持つ。彼の音楽が“ブルーズン・ソウル”と呼ばれる所以だ。チェスの時代も良いがSTAXのミルトンは“最高”以外の言葉が見つからない
ブルース・ファンの中には“時代”に拘る人間が多いように思う。例えばフレディ・キングはKINGの時代だけが良いとか、ボビー・ブランドのマラコ時代は辛いとか...。全くもってナンセンスな見解だとZUYAは思うわけだ。ロック・ミュージックとは違いブルースやジャズは“人生の重み”と言うか“生き様”みたいなものが音に反映される音楽。ブルースマンたちはいつの時代も自分たちの持つブルーズやソウルを表現しているとZUYAは確信する
まぁ堅い話は抜きにしてこのアルバム、 『 WHAT IT IS 』 を聴いてみなはれ。このアルバムの音源はアルバート・キング、チコ・ハミルトンとの共演アルバム 『 Montreux Festival 』 と一部ダブるのだが1989年に単独でCD化されたモノだ。ミルトンのソウルフルな歌声、ブルージー響きを堪能できる名盤だと言える
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