なんとかなるもんだよZUYAさん! ( Hey, ZUYA. You Can Do It! ) 

『なんてこったいZUYAさん!!』をVersion Up.“崖っぷちブルーズマン”ZUYA(ずうや)の悲喜交々を綴る。

猛烈に太りつつある...(ToT)

2009年08月19日 | Music


マジでやばい...お腹がぽっこり

季節がら本来はこの時期に一番痩せてないといけないのだが、これはまずいぞ 運動するにも今は絶対安静だから出来ないし、通販で“お腹ブルブル・マシーン”でも買うか。ビールも今年はさほど飲んではいないのだが...やはり全ては入院中の検査のために腸内を洗浄しまくったからその反動なのだろうか?と言うことはビフィズス菌か? 

まぁとにかく腹筋ぐらいしても問題なかろう。今食い止めねば


さて最近すっかり病気ブログになっていたので久々に本来あるべきブログへもどろうではないか。



Alone Together

Universal Japan

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日本のJポップなどを聴いてばかりいる人には馴染みがないであろう(そんな人がこのZUYAのブログを見るのか?)デイヴ・メイソン(Dave Mason)のファースト・ソロ・アルバム、『 Alone together 』をご紹介しよう。

1960年代のイギリスの人気バンド、スペンサー・デイヴィス・グループのローディをしていた時にスティーヴ・ウィンウッドと意気投合、トラフィックを結成。やはり人気バンドになるが絶頂期に脱退(正確には出たり入ったりだがこの場では省略します。)して1970年にリリースされたソロ・アルバムが本作である。

この時期デイヴ・メイソンはブリティッシュ・ロック・サウンドからアメリカ・スワンプ・ロックにいち早く目を付けデラニー&ボニー&フレンズに接近、メンバーとなる。ビートルズに嫌気が差していたジョージ・ハリスン、同じくクリーム、トラフィックで疲れ果てていたエリック・クラプトンがその後同じように加わる。
 しかし中でもデイブ・メイソンがいち早くそれを取り込んだアルバムを製作したのだが、数ヶ月後に製作された同趣旨のエリックの『ファースト・ソロ・アルバム』の方がリリースは先になってしまいデイヴ・メイソンはそれの“まね”みたいな扱いを受けると言う悲惨な目にあってしまう

このアルバムなかなかの傑作でござるよ。まぁバック・メンバーがジョージの『 オール・シングス・マスト・パス 』、エリックの『 エリッククラプトン 』、ほとんど同じなのでサウンドは似てきますわな。まぁその後そのメンバーのエリックが独り占めするのだが...



さて今期間限定ZUYAのギター・コレクションがブログから閲覧できるようになっているのだがその中で最も評判の高くZUYAお気に入りのギターをここでも紹介しよう。


Greco 30th Anniversary Z-3000 


丸いトラスロッドカバーは自分の名前が彫られたものに交換できる。


ピックアップ、ボリューム、トーン全て3つでマスターボリュームも。


中世の西洋の海図が掘られてある。


日本屈指のギター・メーカーのグレコが1990年に30周年記念に300本限定で製作した『 ゼマイティス・ラウンド・トップ、ロン・ウッド・モデル Z-3000 』(定価300,000万円)。
しかし当時、メーカーの記念に何でこんなものを作ったのだろうか?(笑)どうせ金をかけるなら国内製最極上のストラトとかレスポールとか作ればよかったのに。まぁここらが“コピーはグレコ”と言われただけの意地があったのかもしれないが。お陰でZUYAは今こうして所有していることだし

このギターは現在のローリング・ストーンズのツアーや企画コンサートでロッド・スチュワートと演奏する時もよく使われるがやはりこのゼマイティスはフェイセズ時代からの愛用で『 ステイ・ウィズ・ミー 』のギターとして有名だろう。
ロン・ウッドが故トニー・ゼマイティスに提案して生まれたゼマイティス・ギター。残念ながらロン・ウッドは当時のメタル・トップ、シェル・トップ等は全て盗難にあったそうで、現在所有するゼマイティスはこのギター一本だけだそうだ。

トニー・ゼマティスは60年代後半から完全オーダー製でギターを製作していて日本でも1990年頃で400~500万円でオーダーすることが出来た。新品なのにヴィンテージ・ギター並みの値段だった


さてZUYAのギターはそのコピー(笑)。非常に精巧に作られていてボディはマホガニー、指板はエボニーである。怒涛のハムバッカー3発(グレコ・スクリーミン)に3ヴォリューム、3トーン・コントロールにマスター・ヴォリューム、そしてピックアップ・セレクター・スイッチが付いている。ボディには中世の西洋の海図がデザインされている。

サウンドはこれはもう感動もんでフェイセズの名曲『 スティ・ウィズ・ミー 』サウンドそのものが出る 

ZUYAはもし家が火事になったら左手にテレキャスター、右手にこのギターを持って逃げるだろうから、嫁をどうするか時々真剣に悩むものである


ZUYAはこのギターを探していた時にもう今は廃業してしまったミ○カ楽器の店員さんに聞いたのだが、このギター唯一の欠点と言うか欠陥があったそうな。
それはグレコが当時“馴れない”(?)ラッカー塗装仕上げのために塗装が完全に乾かないうちに出荷してしまい、いざ各販売店が販売しようとケースから出したら塗装が所々剥げてしまっていて、売ることが難しくどこでも新品なのにいきなり半額の15万円くらいで売られていた

ZUYAは売られていた時には興味がなかったのだが数年経った時にロン・ウッドに惚れ(当時は大阪に住んでいたので)東京まで探しに来たり、雑誌に載ってる全国様々の楽器店に電話を掛けまくった。数年かけて確か1995年に四国は高松の楽器店に新品のまま残っているのを発見、即購入した。やはり15万円だった


現在、グレコはゼマイティスのライセンスを取得し大量生産に乗り出しているがいまだにこのギターの“ドンズバ”モデルはなぜか発表しない。

しかしZUYAは思うのだがこのギターはずばり実用的でないのではないかと。だって“あの音”しかでないのだから...