山南ノート4【劇団夢桟敷】

山南ノート4冊目(2008.10.3~)
劇団夢桟敷の活動や個人のことなどのメモとして公開中。

一期(いちご)

2014-08-09 23:37:31 | モノローグ【エトセトラ】
手を変え品を変え劇に取り組んできた。
飽き症の私は毎回が新しいことへの挑戦で続けてこられてと思っていた。だから飽きることはなかった。
毎日が同じことの繰り返しでは息が詰まる。反省と新しい発想で変える。
面倒くさいことが生きる力にもなる。面倒なことは拘わりとして執着することができる。執着すると見えなかったものが見えてくる。
劇は性分に合っている。気づくことが溢れる。
作っては壊し、壊しては作る。誰も死ぬことはない。
ナマの舞台はパッと現れ、パッと消える。潔い。
それにしても、・・・
「戦争は人を殺すと勲章がもらえる。」時代を繰り返してはならない。
危険な時代になったものだ。国民の過半数は腐りきった日本政府を支持しているのか?

一期の仕事とは言え、一貫性は保つ。
それを強く意識して8月のパフォーマンスから本公演に繋げる。
演劇の狂気は愛=エロスで現実の狂気に対峙することができる。
旅だ。夢の長征だ。・・・じっとしていられないから明後日は海に行こう!
息が詰まった時は遊べば良いのだ。メリハリ。
今日から盆休みをとる。

イメージの展覧会

2014-08-08 23:46:13 | イメージの展覧会2014
イメージの展覧会
■9月22日(月)時間:
(夜:開演は近日中にお知らせします。)
■会場:並木坂334スタジオ 並木坂にある朝鮮飴「園田屋」前
       熊本市中央区上林町3-34 上通ニューコーポ1F
■入場料:1000円
■企画制作:猫目おろち
工藤慎平・坂本咲希・山本真実
 メールでのお問合せ=yumesajiki@ybb.ne.jp又は・・・

プログラム:出演
劇団夢桟敷とその仲間たち

この「イメージの展覧会」は劇団夢桟敷の「ACTARTイメージの展覧会」(熊本パルコ)、中央公民館でおこなわれた、それに続く第3弾になります。
今回は企画制作を「猫目おろち」が担当。出演者其々の“劇世界”を抽出し、かき混ぜ、様々な化学反応を起こそうと試みる演劇実験の場になります。
芸術監督は夢現が挑戦します。
尚、写真は「イメージの劇場」ロバート ウィルソンです。
意識しようがしまいが、彼が提唱した「ポストシュルレアリスム」に繋がります。
イメージは進化する!をお楽しみ下さい。
尚、詳細のお知らせについては随時更新されます。

一家食事会

2014-08-07 16:46:06 | モノローグ【エトセトラ】
恒例のファミリー食事会は天草の魚が美味しい店で行った。
次男yuumuの孫が嫁さんの実家からアパートへ戻ったこともあり、今からの再出発をお祝いする目的もあった。
長男は横浜市に住んでおり、全体集合は年に1度あるかどうかだ。全体が揃うと11人になる。
数時間、演劇のことは頭から抜けた。そうなると口数は減る。
私をおとなしくさせるためには孫たちの存在が左右するね。

パフォーマンス夏の3

2014-08-03 22:38:23 | 企画2009~2015
用がない限り街には出なくなった。
それを座長から「ヒキコモリ」と言われてしまった。
ヒキコモリをしなければ進まない仕事もあります。創作です。時間がかかる。
座長の今年の一字は「刺(サス)」だった。最近の一言には棘(トゲ)を感じる。チクッ。

昼過ぎから座長と二人で下通りセカンドサイトへ行った。
8月28日(木)に催される「アーチストイン阿蘇 レジデンス作家歓迎会」でパフォーマンスを行うための打ち合わせと会場の下見だった。
会場はビルの屋上だが、入口正面の階段部分が気になる。「オープン前にできないだろうか。」の発想が沸いた。屋上エレベーター前の庭も!会場はテント劇場のようにも見える。
阿蘇の各地に海外からの美術作家7名で三ヶ月間の創作活動をする熊本県の文化交流事業とのこと。
三枝先生(崇城大学)やアートエクスプレスの葉山さんも関わっている。

先日よりパフォーマンスの基礎トレーニングに入った。
テーマは当面「イメージの展覧会・炎の宴」とする。この企画は阿蘇が舞台であり相応しいものだと直感したからだ。
旅公演「透明人間」にも繋がる。

上通の大宝堂ギャラリーでは草心流の展覧会も行われていた。本田浩隆君の作品を見た。
彼の肩書きは「教授」とされていた。おお!センセイではないか!
街に出たついでに劇団員たちの仕事ぶりを訪問するのは楽しい。
最後にサキ&KARENNちゃんにも会えた。
さて、明日(月)の稽古より出演者選定やパフォーマンスの構成に取り掛かる。
帰って、35周年の記念品発送作業をした。夜になっていた。

パフォーマンス夏の2

2014-08-01 23:59:25 | 企画2009~2015
基本的なトレーニングをしている。“基本”も進化する。つまり実践に近い。
じっくり体作りに取り掛かろうと構えていたのだが、この夏はイベントやパーティーでご披露(ネタの小出し)になりそうな気配。
同時に本公演(旅)の台本「透明人間 PART2」にも取り掛かった。
別々のことではなく点と点は結ばれ、そして面になり立体化する。
変幻自在に動く。パフォーマンスにはこの要素が濃くなる。イメージとイメージを貼り付ける接着剤のようなものだ。
当面の目標があるとピントは絞られる。やっていることに意味が出てくる。
9月予定で催される猫目企画(クドシン+サキ+まみちゃん)の第2弾「イメージの展覧会」は、私は制作的にバックアップの立場に徹することにした。猫目の猫背を押す。
劇団員一人ひとりのパワーアップを図ることを目的にしているが、外部の表現者とのコラボレーションも試みられることになりそうである。
久々に素敵な人たちをオルグするか!音楽・美術の垣根を越えよう。国境も越えよう。
口軽に言おう。
「役者は作家である。オルガナイザーという作家である。脳を洗うのである。愛と同じです。」
唐突ではあるがイメージ=「炎の宴」を設計する。
これは劇では鬼火となるが、阿蘇のマグマをもイメージする。
爆発はテロル?否、演劇が爆発するのである。