山南ノート4【劇団夢桟敷】

山南ノート4冊目(2008.10.3~)
劇団夢桟敷の活動や個人のことなどのメモとして公開中。

ART PERFORMANCE ノート

2014-08-27 23:56:32 | 企画2009~2015
「炎、あるいはマグマ」プロローグ

8月28日「アート イン 阿蘇 レジデンス 歓迎会」のための象形。
場)セカンドサイト/16:30-16:50 オープニングパフォーマンス

入場すると会場では何やら始まっている。
中央に大きなタマゴ男(タロー)が転がっている、静止。
空間レイアウトしている仮面男(山南)、ぶつぶつ言いながら。
ライブはキーボードと太鼓で地底からの音を出す宇宙飛行士(クドシン)。

前説:「炎、あるいはマグマ」について。
can you speak ASO?(アドリブ)
火の国ASOはもう一つの「神話」である。火の君とは?火の鳥とは?
open

①原始

○タマゴ(タロー)が中央で鎮座している。
○火の君1(夢現)が「あ」の言語だけで
○火の君2(サキ)と
○火の君3(ヒゴ)を呼び込む。
タマゴを発見して「あ」だけの井戸端会議をする。
タマゴの周囲を回る。ステップは3番ネコ(歩行メソッド)の歪みより。
ピタリと止まる。指のマルの形とイチの形で
(注):「あ」と「う」の顔で変化をつける。

君①「ふむ」/君②「カタカナ イングリッシュ」/君③「鹿児島弁」
○タマゴが動き始める。アタマから体全体が回る。

○君①②③が「炎の宴」オドル。
固まるーゆらゆらと大きくなるー散る、広がる。
○タマゴが殻から抜け出る。大きく膨らむマル(ほら貝⇒風船)爆発する。
逃げる火の君①②③、タマゴ男。(テント奥にハケル)

②火の鳥

ポケットサイズの翻訳機を宇宙船のように手で持って現れる飛行士。
「火の鳥 宇宙編」(手塚治虫)、夢桟敷「鳥伝説」の物語を単語を発しててうろつく。
単語はロシア語に翻訳される。
キッカケ⇒「鳥だ!」でテント奥から一人ずつ出てくる。

火の君①⇒②⇒③(ソロパフォーマンス)
action=指、手のひら、アタマの動き、体全体で鳥を表す。

テーマは宇宙から見ている①鳥(支配者)
②酔っ払った鳥(ギャグ)
③落ちる鳥(ギャグ)。
最後の登場は花火男(タマゴ男)。
花火を点火する。そこでダンススタンバイの火の君①②③。

③天使のダンス

山本真実の振り付けを若干変更する。音楽は変更なし。
赤い布を羽のように火のようにイメージ~形~を使用する。
(メモ)・・・イメージは公開されて物語として発表。
このダンスはフォトブック「写真と物語」で後日発表する。

④転生

タマゴ男が被っていた大きな白い布に登場人物全体で入り込む。
その中で赤い布を揺らす。
下手⇒中央前⇒中央奥⇒上手⇒中央中へ動く。
白い布から出る。赤い布を飛ばす。天へ舞い上がる。地に落ちる。ゆらゆらと落ちる赤。
冷えて固まる。前かがみ、歪みの姿勢で。
腰を落として床を強く叩きながら歩く。
広がる、固まる。白眼を剥いて優しく微笑む。

お礼。(退場)会場が明るくなる。
「ブラボー!」

MC パーティーのプログラムが進行する。