山南ノート4【劇団夢桟敷】

山南ノート4冊目(2008.10.3~)
劇団夢桟敷の活動や個人のことなどのメモとして公開中。

吾輩は

2017-01-20 22:53:24 | モノローグ【エトセトラ】
娘サキ夫婦と孫Riku(8ヶ月♀)2LDKの棲家には一昨年よりネコが同居している。
そのネコの名は おおもり君という。残念ながら、おおもり君!と呼んでも、自分が おおもり君という名前だと理解していないのか?こっちを向いてくれない。チャラチャラと音を立てると走って寄って来るから耳が聞こえない訳ではないね。
その おおもり君の尿道の具合が悪いと言うので心配になり、昨夜は座長とお見舞いに行った。動物病院の手当てが良いのか、部屋中を元気に走り回っていた。心配なかった。
ニャン!…日本語に訳すと「一緒に遊ぼうよ。」と言っている。
孫にヤキモチも焼かず、しっかりアニキのように見守っているから、ネコのくせに大したもんだ。
どうやら自分のことをニンゲンと思っている。家ネコだからニンゲンのことしか知らないのだろう。
窓の外で他のネコがニャンと鳴くと「オマエハナニモノダ?」と首を傾げるだけ。
一昨年、捨て猫として処分されかかったのを引き取ったと言う。
いずれ、大人になったら「吾輩は猫である」と気付くだろうが、それまでは真実を伏せておこうと思う。
真実!…キンタマを抜かれているのでオカマさんだ。これから先も胸を張って生きておくれよ。