山南ノート4【劇団夢桟敷】

山南ノート4冊目(2008.10.3~)
劇団夢桟敷の活動や個人のことなどのメモとして公開中。

自立との関係(デザイン)

2017-01-29 23:52:36 | モノローグ【エトセトラ】
日中は春が来たように暖かく、朝晩は冷えます。気温の落差に対応する対策が必要です。百薬の長は呑みすぎなければ効きますよ。ストレス解消にもなります。
誘惑です。…お誘いです。
今日1月29日(日)午後2時くらいから夕方くらいまで、熊本市中央区新町の長崎次郎書店ギャラリーに私はいます。三枝氏の「いま・ここを探して…」シリーズ3の展示会をやっています。
長らくお会いしていない友人知人の皆さん、いま・ここでふらふらとお会いしませんか。
色々な人と「会おうね!」と約束しておりますが、なかなか時間の折り合いがつかず申し訳ありません。
(29日午前10時にて…)

つづき

ブックカバー展に行く。
これは年末から始まった「劇場に捧ぐ(ポスター展)」ー「いま・ここを探して…」ギャラリーそのものを作品化する、に続く第3弾の実験的デザイン展だった。
劇場ー美術館ーブック、単なる広告媒体としてのものではなく、デザインそれ自体が自立したような関係を見ることができたように思う。
デザインは言葉を上回る世界観がある。音楽が世界共通語になりうるのと同じ。
シーズン1〜3の全体を通して三枝泰之氏の仕事、これは「自立」と「関係」の際立った主張が見えて楽しめた。
演劇でも「劇中劇」を用いることがある。すると現実と虚構が〈時間〉を伸ばしたり縮めさせる装置にもなる。人の意識の不思議が現れる。
ブックカバーは作品を説明するデザインに止まらず、想像を起爆する装置だ。劇で言えば演出の役割か。役者の身体か。
美術に魅せられる要因は、この時代、あるいは過去ー現在が渦を巻き未来へ羽ばたこうとする〈時間〉の自由さがあるからだろう。
浅はかな感想だが、ここは一つ、メモしておこう。芽生えたのだよ。…後は生活で演劇で繋げる。
コラボ!…欲求が高まった。
帰り道、バスターミナルで美味しい匂いを発散させていた上天草フェアのテントにどっかり腰を据えて天草大王のレバーや有明海の焼き魚を先生と食す。