山南ノート4【劇団夢桟敷】

山南ノート4冊目(2008.10.3~)
劇団夢桟敷の活動や個人のことなどのメモとして公開中。

母の場

2013-11-09 23:38:25 | 遊戯療法~レミングより
ここ2~3年前から結婚ラッシュが続いていたが、今度はベビー誕生ラッシュである。
劇団の関係者だけでも次から次へとスッポンスッポンである。

今日11月9日(土)、murakami夫妻(元劇団員)が娘4ヶ月を連れて稽古場にやってきた。
目が合うなりニッコリ笑う。かわいいね~。人見知りしない娘さんだ。
誰に抱かれてもニコニコ笑っている。
「おばちゃんだよ~!」(肥後丸.)

そんな中、稽古は「母-息子」の愛憎の場だった。ラスト場面を煮詰めているところだ。
殺す、殺される、血の匂いがする。・・・劇血だ。
激しい場面ではセンチメンタルな音を!役者はその音を背景に叫ぶ。
今日はライブ音楽のタカハシユウジさんも来ているので、ゆっくり打ち合わせをしたがったが、未だ、全体の音楽プランが固まっていない。
あと、ひと押しである。音だし切っ掛けのタイミングがずれると変になる。繊細な局面にきた。

次の舞台では二枚目ー三枚目を登場人物としてきっぱり分けているつもりで進めている。
いつものことだが、稽古では思い通りにはならない。だから稽古をするのだが・・・。
もしかしたら、この二枚目ー三枚目の設定自体が間違っているのではないか!とも思った。
二枚目だった筈の登場人物が、新たなアクションを見せた。壊れた。
だが、これもアリか?イキイキしているではないか。
このアクション、秘密にしておこう。

稽古終わって、murakami夫妻には、「もう来年からブラジル劇、始めるよ」と言ってわかれた。

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