佐世保市世知原にある第3セクター運営の山暖簾。
石橋が点在する世知原にあり、一度泊まりたいと思っていた宿。
黒川紀章監修のデザインというが、館内、どこにも黒川紀章との関連を示す書き物はなかった。
何故だろう?かと不思議だった。
ロビー 、フロント、風呂などは2階にあり、客室は1階。
各柱の上部からは4本の鉄骨で天井を支えている。
吹き抜けはなく、天井が高いのですっきり広々としている。
部屋は全て1階にあり、和室x10、洋室x10 全20室。
1階の中間、和室と洋室の部屋の間にも広々とした宿泊ロビーがある。
書棚に黒川紀章のデザインブックがあったが、英語版。
部屋は和室の十畳間。
広縁に置かれた椅子、どうも私には使いにくい。
もっと高い方がいい。
端には大きなドレッサー。
部屋からは全面杉林。
30~40年ほど前に地元の人達が植えたものらしい。
切り込みは防火帯。
宿の山暖簾はここからネーミングされたのだとすぐ分かる。
入り口の方を見て、ふすまの向うにトイレや洗面所、お茶のセット。
左手、テレビの下は金庫と空気清浄機。
テレビはBSも受信可能。
電気ポットと空の冷蔵庫があり、中には冷水が冷えていた。
世知原はお茶どころ。
ティーバッグではなく煎茶が用意されていた。
まぁまぁのお味。
夕食を終えて部屋に戻ると、使った急須や湯呑、コップは新しいものに交換されていた。
驚いた!このサービスは高級旅館だけのものかと思っていた。
使いやすい広い洗面台。
横にはシャワールーム完備。
部屋はきれいで、設備もよく揃っていて使いやすく文句はない。