串カツ子の旅日記

美しい国、日本。まだまだ見たい所がいっぱい。
温泉、宿屋、食べ物、紅葉、桜、街並み・・・興味の対象は尽きません。

毛越寺へ

2009年11月07日 | 旅-東北

銀山温泉を後にし、急遽、中尊寺へ行く事に。
今日は大阪へ帰る日なのに、北上するの。

中尊寺の拝観前に軽く腹ごしらえ、と、蕎麦屋「地水庵」へ行きましたが、今日は定休日。

連れは、中尊寺へ。

私は、金色堂までの登り坂が嫌で、中尊寺はパスして、一人、タクシーで毛越寺へやって来ました。

中尊寺は知っているのですが、毛越寺は見た事がなかったので、こちらを見たかった。

藤原氏が栄えた時代、この平泉は、15万人を擁する一大都市だったらしい。

15万人・・・。
凄いなぁ、我が市でも12万人ほどなのに。

広大な敷地に堂塔伽藍が建ち並んでいたが、今は、ほとんど焼失したという。

しかし、池は燃えません。

大泉ケ池を中心に、よく手入れされた浄土庭園が広がっている。

800年を経た今、平安時代の作庭の様式を残す最古の庭園と位置づけられる。

この旅のトップを飾った写真です。

紅葉は始まったばかりという感じでしたが、今頃は・・・。
もう終わったかな?

この小川で、5月の第4日曜日、平安時代の貴族のお遊び「曲水の宴」が開かれる。

藤原氏、この東国に小京都を造りたかったらしい。
今でも、祇園町とか京都にちなんだ地名が残っているとタクシーの運転手さんが言われる。

あぁ、芭蕉さん。

「夏草や 兵どもが 夢の跡」の句碑が・・・。

そういえば、この旅は、期せずして「奥の細道」めぐりだったのか。

帰途は、仙台空港から。

おぉ~、カメラかかえたマスコミが多数。

そうだった、ここは「楽天イーグルス」のお膝元。

残念でしたが・・・。

下界は雲に覆われ何も見えなかったけど、さすが!富士山。

夜行列車の寝台車から始まった、奥の細道をたどる旅も終わり。

天気に恵まれなかった旅でした。