銀山温泉を後にし、急遽、中尊寺へ行く事に。
今日は大阪へ帰る日なのに、北上するの。
中尊寺の拝観前に軽く腹ごしらえ、と、蕎麦屋「地水庵」へ行きましたが、今日は定休日。
連れは、中尊寺へ。
私は、金色堂までの登り坂が嫌で、中尊寺はパスして、一人、タクシーで毛越寺へやって来ました。
中尊寺は知っているのですが、毛越寺は見た事がなかったので、こちらを見たかった。
藤原氏が栄えた時代、この平泉は、15万人を擁する一大都市だったらしい。
15万人・・・。
凄いなぁ、我が市でも12万人ほどなのに。
広大な敷地に堂塔伽藍が建ち並んでいたが、今は、ほとんど焼失したという。
しかし、池は燃えません。
大泉ケ池を中心に、よく手入れされた浄土庭園が広がっている。
800年を経た今、平安時代の作庭の様式を残す最古の庭園と位置づけられる。
この旅のトップを飾った写真です。
紅葉は始まったばかりという感じでしたが、今頃は・・・。
もう終わったかな?
この小川で、5月の第4日曜日、平安時代の貴族のお遊び「曲水の宴」が開かれる。
藤原氏、この東国に小京都を造りたかったらしい。
今でも、祇園町とか京都にちなんだ地名が残っているとタクシーの運転手さんが言われる。
あぁ、芭蕉さん。
「夏草や 兵どもが 夢の跡」の句碑が・・・。
そういえば、この旅は、期せずして「奥の細道」めぐりだったのか。
帰途は、仙台空港から。
おぉ~、カメラかかえたマスコミが多数。
そうだった、ここは「楽天イーグルス」のお膝元。
残念でしたが・・・。
下界は雲に覆われ何も見えなかったけど、さすが!富士山。
夜行列車の寝台車から始まった、奥の細道をたどる旅も終わり。
天気に恵まれなかった旅でした。