本日、水稲現地検討会と言う催しがあり参加してきました。
教科書に出てくるような田んぼを前に水稲の生育の説明を受ける会です。
農業は、比較的自己流でやっている事が多いのでこの様な会は参考になりますが、いつも会社に行っているので今回が初の参加になりました。
百姓親父が集まると軽トラの見本市の様になります。私は当然18段変速の変態ママチャリで行きましたよ。
説明するスタッフを除くと49歳の私はブッチギリの最年少です!農業の高齢化が、進んでいます。
皆さん、良い稲は葉の色が濃い緑色で大きく背の高い稲が良く育った稲だと思っていませんか?
実は、反対です。今の時期は葉が黄緑色に見えるほど薄く、背は低い方が良いのです。丈が低くガッチリした稲が理想です。
その為には、田んぼの土がひび割れるほど水を干します。こうして成長を制限します。
しかし、この時期、雨が多いのでうまく干せません。それに稲が可哀想でつい水をかけちゃうんですよね。
ひび割れるほど干したら今度はたっぷり水をかけます。それを繰り返します。これが間断灌水と言います。水口でもこんなに背が低く色が薄いとは流石にモデルとなる田んぼです。
我が家の田んぼです。写真では解り辛いですが、色にムラが有ります。まだまだ修行が足りません。でも他の家の田んぼより良いですよ。