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英国大使館別荘記念公園

2016年07月05日 | まち歩き

7月3日、一昨日オープンしたばかりの 英国大使館別荘記念公園(日光自然博物館ホームページ)に行って来ました。
外観は、直線基調で真っ黒な超シンプルな建物です。
この建物は、最近まで実際に英国大使館別荘として使われていた物を栃木県に無償譲渡され老朽化が激しい建物を県が解体復元した物です。


入場料は、すぐそばの イタリア大使館別荘記念公園(日光自然博物館ホームページ)と共通入館券が300円.片方だけだと各200円になります。
玄関を入ると木をふんだんに使ったセレブな雰囲気になってます。


建物の外は真っ黒ですが、中は床を除くと天井まで真っ白です。
明るく広いテラスで中禅寺湖からの風を感じながら読書その後、お昼寝なんて優雅にやってみたいですね。


調度品は実際に使われていたものだそうです。
真っ白な壁もそうですが、家具も大使館の別荘だから豪華絢爛なのかと思ったら意外とシンプルと言うより質素ですね。


鏡台です。
大使夫人がここで化粧を整えたのでしょうか? (ムサイ自転車乗りのオッサンが写っちまったぜ)


机です。
夏の間、この机で公務をこなし、時には歴史を動かすような重要な判断もしたかもしれません。


暖炉もシンプルですねえ。
もうちょっと豪華な物を期待していたのですが! 
英国の上流階級の人たちは、映画や物語の中ほどの贅沢はしてなかったのかもしれませんね。


オリエンタルな絵柄のスタンドです。
周り階段の中と言う微妙な場所にありますが、品があり存在感は抜群です。


階段上には、素敵なデザインの照明がぶら下がっています。


この景色が一番の贅沢ですね。
中禅寺湖で国対抗のヨットレースが開催されたようですよ。


大使館別荘内には、紅茶や英国風スコーン等の飲食を楽しめるコーナーをあります。
お値段は、セレブです。


裏庭には、小さな滝があり侘び寂を感じさせる日本風でした。
次は、イタリア大使館別荘に向かいます。


カンパのホイールを履いたImola号は、やっぱりイタリア大使館が似合いますね! (台湾製だけど)


イタリア大使館別荘は、解体復元されてから15年経つのでオープン当初のケバさが消えて風格が出てきました。
ちなみにガラスは、英国大使館別荘もイタリア大使館別荘も表面がナミナミした昔のガラスです。


英国大使館別荘と同じく湖に面した側に広々としたテラスがあり湖を見ながらゆったりとくつろげるようになってます。
白一色の内装だった英国大使館別荘より華やかでオシャレな感じがします。さすがイタリア!


実務的な英国大使館別荘と比べるとイタリア大使館別荘はデザインも考えている。
国民性が感じられます。
と言うより檜皮葺きの壁に石造りの暖炉、日本人には思いつかないかも?


食器のセンスはさすがイタリアですねえ!
リゾート地でご馳走を飲んで食べて!
有料でも当時の生活に触れてみたいです。


もちろん、この暖炉でじっくり煮込んだのでしょうねえ。


歴代大使の写真をバックに調度品です。
シンプルですが、英国大使館よりチョット優雅ですね。


何よりもこの景色は最高に贅沢です。
前に見えるのは、イタリア大使館別荘専用、マイ桟橋です。
ここからヨットレースや釣りに出かけたんでしょうね。


イタリア大使館別荘のマイ桟橋から見た男体山。
空気も乾いていて避暑地としては最高だったのでしょうね。


近くにベルギー大使館別荘とフランス大使館別荘があります。
現役なので一般人は入れません。
早く栃木県に無償譲渡してくれませんか?