lizardbrain

だらだらぼちぼち

冬の収穫

2019年02月17日 12時59分48秒 | 無駄話

年末に首を寝違えて、いまだに左の肩から腕にかけての不調は継続している。
一時はどうなる事やらと心配していたのだが、なんとかクルマを運転できる状態にまで回復してきたので、予定通りに愛知県静岡県岐阜県と5泊の旅をこなしてみた。

肩と腕の負担を考えて、1日当たりの走行距離を抑えたゆったりした旅程を組んだので、あちこちで当ての無い自由時間が発生した。
となると、例によって、ブックオフ巡りに取り組むしかない。
合計して8店くらいブックオフ巡りをしたわけで、今回は十分な成果があった事を報告しておきたい。




DAI-X出版の
『スタートレック・ネクストジェネレーション・コンティニューイング・ミッション』
この本は、以前にキチンと書店で新品で購入していたのだ。
ところが、あの悪魔のような美容師夫婦が所有する、売りに出しても3年余り売れ残っていたアパートから都合よく出火した火事に巻き込まれて、灰と化してしまった。
定価¥3,800が¥900というまあまあ納得の古本価格だったので、買い直したつもりだったのだが、パラパラとページをめくってみたら以前に持ってた本に載ってたはずの画像が無い事に気づいた。
という事は、別刷り版というかバージョン違いなのだろうか?




こちらは、さくらももこのエッセイ文庫本が何冊か。
去年、とあるブックオフの100円コーナーで発見したさくらももこの文庫本を読んでみたらすんごく面白かったので、いつか揃えてみようかなと思い立ったところ、清水あたりで何冊か遭遇してしまったのである。
亡くなった直後に色んな人がツイートしてたのに出くわしたのだが、
「さくらももこの文章には時に大きな毒がある」
と言ってる人が何人かいたのが気になった事もある。
確かに、トモゾウ爺さんが死んだあたりの記述には毒を感じたけど、ちびまる子ちゃんに出てくるトモゾウ爺さんと実際のトモゾウ爺さんとは随分乖離しているらしい。
だが、この人が書いたエッセイは面白い。
家で読んでると、思わず大きな声で笑ってしまう事があるので、まかり間違っても病院の待合室なんぞの公衆の面前で読むわけにはいかないだろう。
よくよく考えてみると、これまでのワタクシには、女性が書いたエッセイを読んだ記憶が無い。
かすかに、田辺聖子のを何冊か読んだだろうか。
残念ながら、今回手に入れた文庫本の多くは100円コーナーではない場所にあったが、さすがさくらももこの出身地だけあると納得した。
まだまだ入手できていない作品が多そうだが、彼女が書いた文庫本エッセイの収集には、なかなか終わりが見えそうにない。