lizardbrain

だらだらぼちぼち

みさとホールでジャズピアノ

2018年04月28日 16時40分25秒 | 音楽

2012年4月7日。
休日の昼間。

その前月、3月の寺井尚子ライヴの会場でもらったチラシの中に、秋田慎治のソロピアノライヴの案内が入っていた。
失礼ながらその名にはおぼえが無かったものの、TKYやマリーンとも共演してきたピアニストらしいので、すぐさま電話予約を済ませた。



          


かつて生石高原に行く途中に、このあたりを通ったはずだが、当時とは町名が変わってしまったので混乱した。
高原のホールにたどり着く途中、あちこちに桜が咲いていた。



          


会場は初訪問のみさとホール
入場待ちの列を見ると、並んでいる人たちのおよそ92%の人が女性だったので、ちょっとビックリしてしまった。



          


いざ入場してみると、小さいホールのステージにはピアノが1台だけ。
PAを使わないので、ステージ中央のピアノだけから音楽が広がっていく。
ステージ左右のPAスピーカーから音が出るライヴに慣れた耳には、とても新鮮でたまらない。
その上、ピアノのボディに描かれたメーカーロゴは、遠目に見てもスタインウェイ。

開演が20分程遅れたので、少しイラつく声もヒソヒソ聞こえてきたが、それよりも、暖房なしではこの日のホールは少し寒くて、膝当ての必要を感じた。
油断して、いつも着ている少し厚めのブルゾンかフリースジャケットを持ってこなかった事を反省。
4月のみさとホールはちょっと寒めだぞ、としっかりメモっておこう。
ライヴは休憩無しで、所要時間は2時間弱。
何しろ初顔合わせなので、秋田慎治というピアニストがどんな人物なのかがつかめなかったが、MCは中々面白く、奈良の出身だと聞いてこちらの緊張が緩んでいった。

終演後、CD直売サイン会に参加した時の事。
2枚も買ってしまったのを恩着せがましく思われないように、サインしてもらってる間にこの日の感想などを伝えようと口を開きかけたその時、ワタクシの後方から若やいだ女性の声で
『秋田さ~ん w』
とワタクシへのサイン中のピアニストに語りかける人が登場して、
ピアニストはというと、すぐさま女性に
『あ、どうも~ w』
とか返信して、それをきっかけにワタクシの肩越しに2人の会話が始まった。
つまり、この日の感想を伝える事はかなわなかったのだ。
ま、語り掛けた人にとっては応答してくれないと困るんだろうし、ワタクシなんざぁ、所詮はイチゲンさんだし、
しょうがないだろうなぁ、と、トボトボと帰路についたのである。

この人は、例年ソロピアノでのツアーをやっていて、和歌山市近辺でも公演をやっているそうだ。
そういえば、今年もどっかでライヴの告知を見たなぁ。
あっ、6月にはトリオでやって来るのか。
もしかすると、その日は京セラドームへ行く日だったかも?
それはともかく、いずれ、ピアニストとマリーンとの共演も希望しているのだが、どこに希望を提出すれば良いのだろうか?



       


みさとホール周辺の風景。
夜になると、きっと星が近いんだろうなぁ。