lizardbrain

だらだらぼちぼち

やっちまった

2016年01月11日 12時40分37秒 | 無駄話

島田荘司の『占星術殺人事件』をワクワクしながら読んだのは何十年前だったろうか?
以来、同氏の小説をたくさん読んできたのだが、探偵役の御手洗潔のあまりにも知的スーパーマンぶりに追いつけなくなったワタクシの島田荘司作品収集熱が、いつしか冷めつつあった。
だが、一昨年末にプチ入院中のヒマつぶしに病室に持ち込んだ、久々に御手洗潔が登場する作品、『ロシア幽霊軍艦事件』を読んで久々にあのワクワク感が蘇ってきた。

で、先月、西宮のブックオフの108円コーナーで『島田荘司/写楽 閉じられた国の幻』とのタイトルの上下巻を発見したのですぐさま購入した。

家に持ち帰ってから袋から出してみると、上下巻で購入したつもりだったのに、うっかりと上巻ばかり2冊買ってしまったというミスに気づいた。
今更どうにもならないので、次にブックオフに行く機会には是非とも買いそびれた下巻を買うべしとの決意を固めていたところ、2週間ほど後に金沢のブックオフに立ち寄る機会があった。
『島田荘司/写楽 閉じられた国の幻』を探してみるとすぐに見つかったのだが、金沢店では上下巻がラッピングされていてセットで陳列されていた。
下巻だけばら売りして欲しいとレジで交渉してみたが、
「これは上下巻セットです」
と拒否されてしまったので、泣く泣く上下巻セットで買ってしまった。
金沢で買った上下巻セットは108円コーナーではなく、上下巻2冊で820円の価格設定がされていた。
以前に西宮で買ってしまった上巻2冊と今回買った上下巻2冊の代金を合計すると、新品で買うよりも安く付いたのは間違いないがどうもふに落ちない。

ワタクシのミスなのは間違いないが、
手元には同じ文庫本の上巻3冊と下巻1冊が存在するのだ。