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だらだらぼちぼち

木曾・信州(2) ドスコイ祭

2013年08月18日 13時40分33秒 | 無駄話
7月26日は、雨晴海岸に寄り道して高山のビジホにチェックイン。

翌日、27日の朝、361号線沿いに次の目的地まで走行していると、道路沿いのところどころに『ドスコイ祭り』と書かれた幟がはためいているのに気がついた。
気がついたが、その『ドスコイ祭り』とやらが何のことやらさっぱりわからない。
だって、ほら、それがもし古来から伝わる祭だとしても『ドスコイ祭り』というネーミングが怪しくて仕方が無いでしょ?
このあたりでどっかの新手の大衆演劇の旅芸人の一座がなんかやっているのかな?
(という空想もひどいもんだが、、、、、)
くらいの勝手な想像でやり過ごしていた。
だが、とある道の駅を通過しようとしてビックリした。



ここにも『ドスコイ祭り』の幟がはためいていたのだが、なんと、道の駅の敷地内に本物の土俵があって、これまたなんと、本物のお相撲さん達が稽古しているではないか?!



一度行き過ぎてしまったのをUターンして、『道の駅ひだ朝日村』に戻った。

          

旅芸人の一座どころか、どう見ても本物のお相撲さんである。
その上、どうみても本気で稽古中である。
春場所の時期に大阪市内の地下鉄に乗ったりすると浴衣姿のお相撲さんを見かけた事はあったが、きりりとしたまわし姿のお相撲さんをこんな近くで目にするのは初めての経験である。
地元の人なのか相撲部屋の関係者なのか、観覧席にも見学者がちらほら座っている。



よくよく周囲を眺め回してみると、『峰先部屋』という幟もはためいている。
ついさっき検索してみたのだが、実在する相撲部屋だ。
相撲部屋にもHPがあるというのは、初めて知ったのだが、そりゃあそうだろ、今の時代にHPを運営していても不思議ではないし、そこで新弟子募集をしていてもこれまた不思議ではない。
先輩らしき力士が胸を貸して、ぶつかり稽古(というのだろうか?)をやっている姿は迫力満点である。
相撲の稽古というのは、こうして屋外でする事があるのは初めて知った

せっかくの機会だし、もっとじっくり見学していたいが、次の目的地までちょっと急がなくてはならないので、ものの10分ほどの相撲稽古の見学となった。
道の駅の駐車場を出て国道を走り出すと、土俵上ではお相撲さん全員がしこを踏んでいる姿がクルマの窓越しに見えた。
も一回Uターンしようかどうか決断できかねるうちに、『道の駅ひだ朝日村』が見えなくなってしまった。