lizardbrain

だらだらぼちぼち

乾いて候

2007年12月06日 22時37分25秒 | 無駄話

先月、風邪をひいて発熱してしまったのだが、9月にも同じような症状で喉の痛みから発熱というゴールデンコースをたどってしまった。
10年ほど前にタバコをやめて以来、風邪はひいても発熱する事は無かったのに、今年は、通算すると3度も熱を出してしまったわけで。
9月と11月、2ヶ月に1回も熱を出していると、老い先が思いやられる。

喉を痛めて風邪をひく原因には、なんとなく心当たりがあり、ようやく対策を立てることにして、急遽、加湿器を買ってきた



電器売り場にはあまり加湿器のラインアップは揃っていなかったのだが、思い立った時に買っておかなければ、ほっとくとまた風邪をこじらせて寝込んでしまう。
薄い陳列棚の中から、ミツビシ製、店頭価格税込み¥9,800の小型のヤツを購入した。

職場で使っている加湿器は、どっかのホームセンターの目玉商品の聞いた事も無いメーカーの製品で、とにかくうるさい。
一日中、ボコボコボコボコと音を立てて蒸気を噴出していて、それが嫌で加湿器の導入を渋っていたのだ。
加湿器を買ったために夜も眠れなくなるという悲劇を心配したのだが、使ってみると、コイツはそんなにうるさく蒸気を噴出さないので一安心。
水タンクを満タンにしておくと、今のところ、12時間程度もちそうなので、夜中に水が切れて「ピーピー」と鳴り出さなくてすみそうだ。

買ってから1週間ほどになるが、ようやく昨日気づいたことがある。
電源を切って出かけたはずなのに、仕事から帰ってくると、緑色のLEDが点滅している時と点滅していない時がある。
電源の切り忘れかな? と思ったが、念のために取説を読むと、
電源OFF時でも、一定の湿度以下になると、LED表示灯が点滅してお知らせする機能がついているらしい。
なるほど。
最近の電化製品は、自己主張も怠らない。

だが、ワタクシが不在の部屋の中で、誰もいないのに、加湿器の緑色LEDだけがチカチカ点滅している風景を想像していると、不気味な光景に思えて仕方が無い。

考えてもみて欲しい。

ワタクシが出かけている時に、人類滅亡の瞬間が訪れたとする
人類滅亡の瞬間とやらは、
昔から
「あっ」
と思う間もなくやってくるのに決まっているので、ワタクシは、その時の出先で息絶える事になる

ワタクシが息絶えて、誰も帰る事が無くなったワタクシの部屋の中で、加湿器の緑色LEDだけが、永遠にチカチカしている情景を、、、、、、、

電気代がもったいないとか、そんな事にこだわっているのではないが、今後、出かける時にはコンセントを抜いておこうと思う。

ところで、この加湿器は、部屋の中の温度をセンサーがキャッチして、適正な湿度を保ってくれるというフレコミなのだが、全面的に加湿器任せにして良いのだろうか?
と、考えたとたん、適正湿度についての知識が全く無い事に気付いた。

ま、しばらくはコイツに任せておこうか。

ワタクシの家は建付けの悪い木造家屋で、練炭ストーブを連続使用したとしても一酸化炭素中毒にはなるまいという自身を持てるくらいの、ほどよいすきま風に恵まれている。
結局、加湿しても加湿しても、外気と変わらぬ湿度に落ち着くような気もするのだが