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だらだらぼちぼち

大人の遠足 2006 / F1日本GP (1) 10月7日 予選日

2006年10月09日 22時12分54秒 | F1

そういったいきさつでワタクシ達は必ず再び鈴鹿で開催されると信じているが、しばしお別れとなりそうな鈴鹿サーキットでのF1日本グランプリを観戦してきた。

10月7日。午前8時半、名古屋市内のホテルを出て鈴鹿へ向かう。
鈴鹿まで、高速道路を使って約70キロ。
1時間もかからないつもりだったのだが、蟹江インター付近で発生した故障車が止まっていたり、四日市あたりでは、なんと約10キロの自然渋滞が発生したため、結局、2時間近くかかってしまった。

よくよく考えれば、この日は3連休の初日。
お出かけするのは、F1観戦者ばかりではない。
しかも、どうやら四日市付近には普段から交通が集中するようで、ワタクシの過去6年間のとぼしい鈴鹿F1経験の中でも、土曜日のF1予選日に名古屋方面から鈴鹿に向かった事がなかったため予想できなかったのだ。
鈴鹿市内に入ると、気のせいか、例年の予選日よりも交通量が多い。
サーキットから少し離れた駐車場にクルマを置く。
ここは、事前に予約する事が出来る穴場の駐車場なのだ。

いいトシをした男ばかりの4人組だったので、今さら仲良く連れ立って歩く必要も無い。
一同バラバラに歩き始めたのだが、近道のつもりで細い道に入ると、いつもの遊園地のゲートに通じるメインストリートにたどり着けない。
キョロキョロと前後の様子を探ると、見るからにF1観戦にやって来た人々が、ワタクシと同じ方向に歩いて行くので、「いつもとは違う方向かもしれないが、サーキットに着く事だけは間違いないだろう。」と確信する。
サーキット隣接の遊園地にあるジュピターという名前の観覧車が、例年通る道路から見るのとは丸っきり違う方向に見えている。
確かに、今までにこの道を通った事はない。



サーキット内では、午後からの予選に備えた調整のため、11時から各マシンのフリー走行が始まっている時刻。
クネクネした細い道沿いにフェンスが続き、そのフェンスの向こう側からF1マシンのエンジン音が聞こえてくる。
それも、すぐ近くに。
クルマ1台通るのがやっとという細い道路沿いの空きスペースには、私有地、社有地を開放した臨時の有料駐車場が営業している。
「駐車場 2日間 ¥25,000」などという大胆な看板に出くわし、驚愕する。
いつもと違う道筋をたどってたどり着いたサーキットの入り口は、なんともひなびた入り口だった。



今年のワタクシ達の座席は、ホームストレートから1コーナーに飛びこもうとするDスタンドなのだが、どうやら、そこから随分と離れたBスタンドの入り口から入ってしまったようだ。



2枚上の写真よりも見やすい、鈴鹿サーキットのサイトのスタンド案内図はここにおいておくが、このあたりには来た事が無い。ワタクシにとって新鮮な角度から眺められる良い機会なので、少し観察してみる事にする。
コース内では、フリー走行が続いている。



なるほど、自由席での観戦ものどかさを感じさせて良いのかも知れない。
今年は、ほぼ晴天に恵まれたが、傾斜がついたむき出しの地面なので雨が降ると大変らしい。

もう少し足を伸ばして、ヘピンカーブへ。



ここは、まさしく、ヘアピンの名に恥じない強烈なコーナーだ。
レースマシンが一気に減速して進入してくるため、写真を撮るには良いかもしれない。
ドライバーの表情も間近に観察できるかも知れない。
「スピードが遅すぎて面白くない。」と、ここでの観戦を嫌う人もいるが。
偶然、道を外したために、これまで見たことがない風景を見る事が出来た。
そう、少しくらい道を外したとて、前進し続けてさえいれば何度でもやり直せる。

F1予選が始まるのが14時。そろそろ、弁当を仕入れて自分の席に戻らなければならない。
もちろん、各レーシングチームやスポンサーの出店ブースにも立ち寄りたい。
Dスタンドへの道順を警備員さんに尋ねてみるが、フリー走行中のF1マシンのエンジン音にかき消されて会話にならない、、、、、
サーキットのコース図を見せてもらいながら、何度も聞きなおす。
このままコース沿いに行けばDスタンド方面に行ける,という事を教えてもらい、Dスタンドに向かう。
移動しながら気付いた。
通路は満員だ。
これでは、まるで日曜日の決勝レース前の状態ではないか、、、、、、