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だらだらぼちぼち

アコースティック・フェスティバル in 大阪 2005 ライヴ編

2005年11月18日 23時06分02秒 | 音楽
10月29~30日の2日間にかけて開催された、アコースティック・フェスティバル in 大阪 2005のギター展示会については以前にアップしたが、同時に行われたライヴについて、ちょっとだけ。

ギター展示会場の隣の会議室仕様の多目的ホールでは、2日間ともアコースティックギターのライヴが開催された。
29日は、伍々慧(ごごさとし)西沢和弥&トム石川岸部真明
30日は、下山亮平小松原俊住出勝則(すみでまさのり)、アンコールで丸山ももたろうが住出勝則と共演。

一昨年のこのアコースティックギター・フェスティバルのライヴで聴いた小松原俊を除くと、お初にお目にかかるギタリストばかり。
もちろん、それぞれ皆さん、アコースティックギターによるソロ演奏にかけては一流どころが一堂に会したというところか。
ただし、西沢和弥とトム石川のデュオは、ソロギターではなく唄モノ、それも色モノ(失礼)として異彩を放っていた。
後日ワタクシが調べた分も含めて、それぞれのプロフィールを。

上記のギタリスト達の名前のところをクリックしていただくと、それぞれのHPにジャンプできる仕掛けになっておりますので、詳細はそちらを見ていただきたい。
彼らの名前を知らない人でも、TVーCMやTVドラマ、はたまた紀行ものなどの何気ない映像のバックで流れる彼らの演奏を知らず知らずのうちに聴いているはずなのだ。
伍々慧は、昨年、アメリカでのフィンガーピッキングコンテストで優勝したという。
しかも、若干17歳。
他の出演ギタリスト達の事は、音楽雑誌やギター雑誌の記事で名前くらいは知っていたのだが、西沢和弥&トム石川については、この日まで名前すら全く知らなかった人たち。
歌のないインストゥルメンタル専門のソロギタリストばかりにはさまれ、おふざけ専門では無いものの、ちょっとユーモラスな唄を歌うデュオ。
しかし、こういう人に限って、人生の真実を鋭く突いたりするのではないだろうか。
岸部真明は、写真ではいつも帽子をかぶって、ちょっと気取ったヤツという感じを受けていたのだが、実際ライヴを聴いてみるとホンマに優しいしゃべり方をする人。
このライヴの開催地である吹田市出身。
実は、何年か前に、滋賀県栗東芸術会館さきらでの秋吉敏子&ルー・タバキン・ビッグ・バンドを聴いた翌日に、同じホールでこの岸部真明の無料ライヴがあったのだが、ちょっとクタビレ気味のワタクシは、時間があったと言うのにせっかくの岸部真明無料ライヴを聴かずに帰ってしまったのだ。
その時の後悔を、ちょっとばかり晴らせたかな?と思う。
下山亮平は、甲府市出身、伍々慧ほどではないが、まだまだ若いギタリスト。
さきほども言ったように、小松原俊を聴くのはこれが2回目。
前回、演奏を目の前にしてビックリした両手弾きの曲「ヴォイジャー」をオープニングでやってくれたので再び感激。
住出勝則は、かつて「20歳のめぐりあい」をヒットさせたフォークグループ、元シグナルのメンバー。
唄モノ、西沢和弥のデュオを除くといずれ劣らぬフィンガーピッキング(指弾き)でのソロギターの名手ぞろいで(西沢和弥のバックをつとめたトム石川は、ピック弾きながら上手かった。そう言ってしまうと西沢和弥に悪いのだが 笑)、彼らのギターテクニックを目にすると両手の指先の動きに釘付けになる。
一部でカバー曲も演奏されていたが、ほとんどが自作の曲が演奏されていた。
(西沢和弥を除いた)それぞれのギタリストは、作曲家であり、編曲家であり、はたまた演奏者であるという事になり、これら全ての才能に秀でていないとプロのソロギタリストとしての価値が無くなってしまう。
つくづく、ギター1本で生きていくと言うのは厳しい世界なんだろうなぁ。

アコースティック・ギターの透明感ある音色を生かして、時にはエレキベースの音色とも聴こえるアタック感あふれる低音のフレーズがハジケたり、それなりにバリエーションに富んだ演奏が繰り広げられていく。
だが、、、、ギター好きなワタクシではあるものの、延々とソロギターばかり聴くのもいささか食傷気味になってくる。
曲によって違った変則チューニングを使い分けるギタリストが多く、1曲終わるたんびに次の曲を弾くための別のチューニングにとりかかるので、曲と曲の間が妙に間延びしてしまう。
もちろん、皆さんプロフェッショナルなので、チューニングをしながらもおしゃべりを続けて客席を飽きさせないように進行しているのだが。
どうもワタクシには、テーマがあってアドリブプレイがあって、スイングするリズムがあって、、、、、というジャズギターの演奏の方が耳と体になじんでいるようで、テクニックには驚かされるものの、曲そのものについては冷静に聴けてしまう。
今のところ、感情移入してまでのめりこめないジャンルかもしれない。
今のところ、今回出演した中で特定のギタリストのCDアルバムを全部買って聴いてみたいとは感じられない。
あくまでも今のところだが。
もちろん、彼らのCDを貸していただける方が現れたならば、喜び勇んでご好意に甘えたいのだが。

その中でも出色だったのは、やはり、2年前にもここで聴いた小松原俊だろうか。
この人の演奏なら、40分2セットの単独でのライヴを是非とも目にしたいと思う。
他のギタリストの場合、40分2セット続けて聴くのは、ちと辛いかもしれない。
あくまでも、好みの問題だが。
さらにもっと出色だったのは、この日唯一の唄モノ、西沢和弥会場にずらっと並べられたギターの名手達のCDの山の中から、迷わず彼のCDを買ってしまったのだ。

やはり、ジャンルを超えてギターソロの名手といえば、渡辺香津美に限るのだ。
渡辺香津美こそ、ワタクシにとって永遠のヒーローとなり得るのかも知れない。



上に貼り付けている写真(クリックすると大きく表示されます)は、左が、会場で買ってサインしてもらった西沢和弥のCD。
右が、29日のライヴ終演後の抽選会で当たった物で、岸部真明が使用しているALKEMY GOLDPHOSというギター弦で、箱には本人のサインが入っている。
ワタクシが使った事もない弦なのだが、調べてみたところ1セットの定価が税込み¥2,625らしい。
このフェスティバルのライヴチケットが1日分¥3,000だったので、ちょっと儲かったという感じ。
もちろん、この弦を使ったからと言ってギターが上手くなるはずもないのだが。


ハリー・ポッター イッキミNIGHT!

2005年11月18日 01時08分22秒 | 映画とかTV

東宝関西映画館公式サイト『映画の花道』のメールマガジンから。



                              

ハリー・ポッター イッキミ NIGHT イン ナビオ

世界初!ハリーポッターシリーズ旧3作品が大スクリーンで一挙上映!!
公開前にイッキに予習or復習して最新作に備えましょう!!

 ★上映作品
 ・22:30~ 「ハリー・ポッターと賢者の石」2001年
 ・AM1:25~ 「ハリー・ポッターと秘密の部屋」2002年
 ・AM4:25~ 「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」2004年
 ★実施日時⇒ 11月18日(金)22:30より  〈終了予定 AM6:45〉
 ★上映劇場⇒ ナビオTOHOプレックス シアター1
 ★入場料金⇒ 4,000円均一(3作品で)

・劇場窓口にて発売中!
・3作品とも字幕版、深夜興行につき18歳未満の方のご入場はお断り致します。

                              


つまり、ハリポタ・シリーズの新作ハリー・ポッターと炎のゴブレット公開に先立って、シリーズ旧作3本を一気に上映するらしい。
今夜22:30から始まって、終了が明日の午前6:45とな
1本ずつ観てもただでさえ長い映画だというのに、3本イッキに観るとなると、体力が必要でしょう。
大変魅力的な企画であり、旧作3本とも観ているとはいえ、これまでのおさらいのために参加したいところですが、ワタクシにはとてもとても、、、、

ところで、お願いしたい事があります。

今回の企画が成功したアカツキには、次回はスター・ウォーズ・シリーズ、(それも旧作3部作)のイッキミをやってくれませんでしょうか?
できれば、まっ昼間を希望しております。