植物によるがん治療のお手伝い 聡哲鍼灸院日記

植物で心身を癒す施術の日々。そこから感じたこと、学んだことなど。。。

雀がいなくなっても

2006年04月15日 12時07分26秒 | 地球環境、自然保護、エコロジー、ロハス
 北海道で雀の変死が頻発しているという記事を読む。そういえば自由が丘でも雀を見ていない。あの可愛らしい声がしなくなっているのに気づいた。桜の花に異常のあるものが多く見つかっている。環境異変は確実に静かに広がっているようだ。

 しかし絶望をしてはいけない。それを変えることを私達の集合無意識は選択した、これまでの過ちを修正する困難さを体験することを私たちは選択したと思う。それが地球のアセンションとなっているのだろう。

 肉体は滅びても他の人や他の動物たち植物たちに愛情を注ぐことで魂は向上していく。これからも地球環境は激変し続け食糧難や戦争、人々の間には病気が増えるだろう。それを恐れたり忌避することはやめよう。それを真正面から受けてとめて明るい気持で「良くなったらいいな」と思いながら最善を尽くしていけばいいのだろう。

 例外もあるだろうけど多くのネイティブアメリカンの人たちが現世での絶望的な生活の中でもユーモアを持って生きていられたのは自分たちがスピリットの存在だと思っていたからだと思う。これからもし私達が現代生活の中で大地震などの災害で悲惨な体験に遭遇することがあったとしたら、そのとき私達に人はスピリットの存在なんだという考え方があったらその体験も乗り越えやすいものになると思うんだけどどうだろうか。

 これは「人は輪廻転生を繰り返すから今回はあっさり死んじゃってもいいや」ということを言っているのではないよ。生きる努力は懸命にしながらもどうしても肉体を離れざるを得ない時に肉体に執着しない、最期の瞬間に“念を残さないで速やかに成仏する”ことがいいんじゃないかなと言っているんだ。

 最近スピリチュアルなことを語る人が多くなってきている(ぼくもその一人だけれども)。だけどものごとすべてがそれで片付くわけではない。スピリチュアルなことを知っているから偉いわけではないし、スピリチュアリルなことをしているから高尚なわけではない。ぼくたちはこの肉体を使って学ぶことが必要だから今この世に生まれてきているわけであって、肉体を使ったこの世の学び、“里の行”がまだまだ必要な段階だからここにいるんだ。でもだからといって毎日をただひたすら懸命に生きていればいいというわけでもないと思う。要は肉体・魂の両方の学びをバランスよくすることが大事なんだと思うよ。

 これからは物事の起こる程度が極端になるかもしれない。地震や災害の回数が増えたり規模が大きくなったり、ね。でも肉体的に悲惨な体験をすることが場合によっては過去のカルマの清算だったり、あるいはその体験から何か学ぶところがあって魂が向上するんならその悲惨な体験も受け入れやすくなるんじゃないかな。

 雀がいなくなってカエル、蝶も最近ほとんど見かけなくなった自由が丘だけど、これからもここに住んでいくだろうぼくはこれを自分の責任と引き受けていこう。最近学んだ“人、ものすべてを裁かない、裁くべきものは何もない”という心の持ちようがそれを助けてくれる。(注:学んだから出来ているというわけではありません

 

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2 コメント

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ありがとうございます (聡哲)
2006-04-18 09:11:36
おおぞらさん ご無沙汰してます。



「天行健」という意味がわからなかったのでgoogleで調べてみました。下記のサイトがトップでしたので覗いたら分かりやすく書いてありました。

http://www2.dokidoki.ne.jp/tomura/jikyosya.htm

易経 乾為天 「天行健 君子以自彊不息」

 (天行健なり。君子を以て自ら彊(つよ)めて息(やす)まず。*) から自彊舎と名付けられた。

 天行健なり」とは、天地、日月四時の変遷運行は、わずかの間もとぎれることなく規律正しく健全に行なわれて違うことがないとの意。  君子はかかる健全なる天の運行に則とり、おのれを修め、人と交わり、学問に励み職責を完うして、怠るところあってはならない。  あたかも天行の健なるがごとし。



 また新たに知りました。ありがとう~。



 今は自分の中の執着を手放す努力をしています。たぶん良くなると思う。またお越しください。
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天行健 (おおぞら)
2006-04-18 00:30:20
私も、“裁かない、判断なし”ということについて日々学んでいるところです。

目の前に現れる出来事を、過去からの知識や

判断でみることをやめ、

じっくりと受けとめるよう心がけています。

今までの教育・習慣で培われたものは

大きいですが、いろいろな価値観を点検し、

自分の思いを明確にする時と思っています。

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