植物によるがん治療のお手伝い 聡哲鍼灸院日記

植物で心身を癒す施術の日々。そこから感じたこと、学んだことなど。。。

『精神病が消えていく』

2005年12月19日 17時52分29秒 | 守護霊、前世、過去世、スピリット
 『精神病が消えていく 続・精神病は病気ではない』萩原玄明著、ハート出版を読んだ。東京八王子の長江寺の萩原住職は霊視という彼独特の方法で精神病を癒している方。「霊障をあなたの家にもたらしていたのは先祖の誰々さんである」などと死者を特定して伝えることはせず、精神病という憑依現象を起こしている悩める先祖霊の特定を相談者の方々自身に探し出させ、供養させて精神病を治癒に持ち込んでいる。

 前に『精神病は病気ではない』『死者は生きている』などの萩原住職の著書を読んでいるのだけれども、今回小学校5年生の息子さんがとつぜん爆発的に怒ってしまうなどで悩んでいる方の相談を受けて、場合によってはと考えた。

 前に読んだ2冊は鍼灸師の先生にお貸しして未だ返って来てないので手元にないからその方にお貸しできないので、新たに表題の本と『心を盗まれた子供たち』『あなたも自殺しますか』の萩原住職の書籍をアマゾンの中古市場でオーダーした。

 「家族の中に精神病が発生したら、それは悔やんで悔やんでもがき苦しんでいる死者たちが必ずいるということであり、更にあなたも今きっとそれと同じ過ちをしているのに自分でさっぱり気がつかずにいるということなのです」

 「治すためにしなければいけないから、供養というものをしなくてはならない、だから供養をする、というのでは治るという結果は決していただけません」

 「死者の教えとは何か。一口で言うならば、それは生きている今を正しく暮らせということです。自分の生命の根源である先祖や縁者に対して常に感謝の気持ちを持つという、このこと一つができるかどうかそれだけでもいいのです。自分ばかりいつも真ん中に置いて、人の痛みをまったく考えないような自分中心の暮らしを深く反省するということだけでもいいのです。人間の一番大事なものはお金でもなんでもなくて心なんだということを、死者の今の苦しみから学べばいいのです。それが正しい暮らしというもので難しい理屈は一切無用です」

 萩原住職の供養をごくごく簡単に説明するならば霊視によって特定することができた死者に対し、「あなたの肉体は既に消滅して今は魂として生きていることを自覚し、地上へはもう意識を送ることなく魂の故郷へお帰り下さい」という意味のことを一心に説く彼独特の方法だとか。

 ここで言われている“供養”とはお金を掛けて墓を作ったり僧侶による回向などをすることとはまったく違っていて「浮かばれていない先祖霊の方々が待ち望んでいた『あなたの心の優しい応答』」だそうだ。だから精神病を起こすまでして自分の存在、思いを知らせたかった先祖の方をきちんと特定し、その人が伝えたかったことをしかと心に受け止めてわたしたちが生き方を改めていくことで病気が治っていく。決して精神病にかかっている本人への治療、祈祷などではない。

 もしかしたら癌も同じ意味があるのかもしれない。直観だけどそう感じる。真実かどうかを探り当てていきたい。

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7 コメント

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興味あります (みやじま)
2005-12-23 10:12:30
学生時代の友人二人がに重い精神疾患で苦しんでいます。

彼女らに共通するのはある宗教を熱心にやっていること。

お経を唱えると、それに不成仏霊が頼ってくると聞いたことがありますが、それとも関係があるのでしょうか。

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詳しくはわかりませんが・・・ (聡哲)
2005-12-23 19:18:36
 初めましてでしょうか みやじまさん



 そういうこともあるかもしれません。波動整体療法を教えている本多先生はお経をあげたりお香を焚くとそういう方達が頼ってくると講習会で言われていました。サロンでアロマテラピーをやっているヒーラーの方がそれを聞いて「ひぇ~」と慌てていたのが可笑しかったです。

 ぼくは実際に霊の方々を見たり感じたりはしないのでお経をあげることでそういう方達が頼ってくるかはちょっとわからないです。

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精神病は (ひめこ)
2005-12-25 22:29:08
こんばんは。

その精神病には、認知症も含まれるのでしょうか?

実は祖母も含めてその家系に認知症が多い・・・というか、ほぼ確実に出ています。

ある程度お年になると止むを得ないこともありますが、祖母は割と若いうちから出ていたようです。(祖母の場合はアルツハイマーではなく、遺伝的なものでもないと医者からは聞いています。)



先祖・・・ときいて感じるものがあったのでつい。
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認知症は違うのでは? (聡哲)
2005-12-26 09:15:25
 こんにちは ひめこさん

 認知症は精神病ではないのではないでしょうか。物質としての脳細胞が加齢によって退行変性したためにこれまで理解できたものが分からなくなっている状態になっているとぼくは理解しています。だからその本人の生命エネルギー(魂、氣)で体はいちおうはコントロールされている状態であるから、いわゆる“憑依現象”ではないのではないでしょうか。

 あぁ、でもそういえば人格が変わってしまうとも聞いたことがありますね。ここらへんはぼくには不確かでわからないですね。どうなんだろう?
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Unknown (ひめこ)
2005-12-28 21:28:12
そうなんです、祖母は祖母じゃないみたいな気がするんです・・・なんとなくですが・・・。



気になったので、萩原玄明さんの本をアマゾンで取り寄せてみました。とりあえず、私も読んでみることにしますね。
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読みました (ひめこ)
2006-01-05 20:11:24
萩原玄明さんの「死者は生きている」という本を読み終わりました。供養がきちんとなされてない方、たくさんいると思います。



現にお正月に私の伯母に話をしたところ、その伯母でさえ自分自身に早世した伯母が二人いることを知りませんでした。

(私はたまたま除籍謄本で知っていました)

また伯母の早世した姉の位牌さえありません。



それに本を読んで、うちの新しいお仏壇には過去帳がないことに気づき、さっそく本家のを写させてもらおうとしたらなんと過去帳などはないとのこと。今まで直系の方以外は供養されていなかったのだと初めて気づきました。



認知症はともあれ、こういう気づきを頂いたことに感謝しなくてはと思います。

萩原玄明さんの他の本も読んでみようと思います。
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生きているうちに学ぶことが大事かと・・・ (聡哲)
2006-01-05 21:41:34
 ひめこさん



 今の時代に生きるぼくらはある意味で幸せだと思いますよ。だって萩原玄明住職や江原啓之、美輪明宏といった霊能者の方の考えや体験に基づく霊的な知識を手にすることができるわけですから。

 そして供養されていない方の無念の念を晴らすとか、自分たちの死に際の思いをきれいにしなきゃいけないことに気付くとかして、その霊的な知識を活用できるのですから。昔だったら彼ら霊能力者は火あぶりの極刑ですからね・・・。それほどでもなくても現代でもあるだろう世間的評価というリスクを犯してまでも霊能者の方々が「伝えるべきものは伝えたい」という思いで語ってくれる言葉は大切にしたいし、またそういう彼らの姿勢には頭が下がります。



 過去帳はうちもないですね。代々駆け落ちが続いた家だし・・・(爆)。供養一つとっても萩原住職の本を読む限りはたいへんなことだと思います。特定しなきゃいけないらしいし。なかなかできることではないでしょうね。でも今回ひめこさんが動かれただけでも何かが変わっていっていると思いますよ。

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