植物によるがん治療のお手伝い 聡哲鍼灸院日記

植物で心身を癒す施術の日々。そこから感じたこと、学んだことなど。。。

ある人への手紙

2005年04月19日 20時51分13秒 | 癌・病気の意味
Mさんへ

こんばんは。メールを有難うございました。お元気そうですね。貴女がご自分を癒され始めていることが伝わってくるメールでした。

 最近思うのですが、「自分が治す」と肩肘張るのではなく、これまでつらかった自分を癒すと、自ずからエネルギーが入ってきて活力十分となって、自然に病気も治ってしまうのではと。

 たとえば小さい頃親に反対されたりしてやりたくてもできなかったバレエを始めるとかピアノを習うとか、心にひっかかっている、かつて自分が傷つけた相手に手紙を書いて謝るとか・・・

 心の底で癒されていない(=霊的にいやされていない)自分を癒すことで、私たちは生き生きしてくるので、生命力が向上して病気も治ってしまうのではないでしょうか。

 ですからMさんが自己実現への道を歩み始めれば、それが自分を癒すことになるので、癌は自然に治ってしまうということだと思います。
 
 決して癌を治すことが自己実現ではありませんよ。人間は肉体は無くなるけど心のエネルギー(魂)は死ねないのだから向こうに行ってからも自己実現の旅は続くのです。

 この世でほんのつかの間に使うこの体を治すことに一生をかけてはいけません。大切なのは体を使って貴女の神性を発揮することです。それが今生の目的です。

 神性とは愛情、叡智などの神の属性です。私たちは神様の分霊(わけみたま)ですから神様の持つ愛情と同じものを持っているはずです。その愛情をもって周りのものに接することです。

 他者(この場合、人間だけでなく動物、植物、鉱物たちも含む)のために貴女ができることをしてあげましょう。私が拙いながらもハープを弾くのは、多少は人や自然達が穏やかになれるかな、と思うからです。

 今、貴女ができることで人のためになれそうなことを始めればそれが貴女に返ってきてあなたを癒します。困っている人を助けてあげた時、ありがとうとにっこりされれば私たちはなんとも嬉しいじゃないですか、何かとっても幸せになりませんか。

 何かにならねば、何かができねば人生に価値が無いというのは間違いですし、そういう考えは強迫観念となり不幸を招き寄せます。私たちはそのままでいいんです。存在しているだけでいいんです。

 どうぞゆっくり自分を癒す道を歩かれてください。またお会いしましょう。東京にいらしたら寄ってくださいね。

それでは、また

 
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