柚子の里で

囲炉裏民宿“柚子の里和三郎”のブログ

とまと

2016年12月27日 17時29分18秒 | グルメ

唐柿と豚バラと間引いた小松菜の鍋もの

とまとは、湯剥きします

豚バラは、湯通しをしておく(高級なブランド豚は必要ない)

いちばんだし出汁(できればひきたて)に1割弱の酒と出汁+酒の1/12の味醂を加えて煮たてます

しばらく静かに煮たてて、アルコールを煮切り

塩と淡口醤油で、うどん汁くらいに味を加減する

とまと、豚バラ、小松菜をさっと煮る

長時間沸騰させると、とまとが煮崩れるので、沸騰させない

粗挽き黒胡椒をふる

個人的な意見ですが、鰹と昆布のいちばん出汁に唯一合う西洋の香辛料は

粗挽き黒胡椒だと思います

鍋後はラーメンや稲庭うどんなどの細いうどん、半田素麺などがいい

チーズを使ったリゾット風のおじやも美味しい

塩の分量を数字にするのは難しいのですが

塩を使わなければ

出汁:酒:淡口醤油:味醂=11~12:1:1:1くらいです

酒(なければ水でもいい)を加えないと、豚バラの脂と旨味、とまとの旨味で、味がくどくなります

とまとは夏野菜と思われがちですが

とまとは常春のアンデス高原が原産の野菜で

日本の高温多湿な夏が苦手です

とまとの旬は、春から初夏と、秋から初冬です

徳島県の最南部から高知県では、たくさんのとまとが栽培されています


年惜しむ

2016年12月27日 04時40分19秒 | 日記

今年も、今日を入れて5日となった

今年は、たぶん、和三郎オープン以来いちばん忙しい年で

いちばん働いた年だったと思う

2時ごろに雨の音で目が覚めて

ふと

忙しかったなぁ

などと考えたりしていた

しかし

忙しさにかまけて

何も新しいことを始めなかった

という何かやり残したような柔らかな後悔もある