さて、最終回は予選会を上位で勝ち上がった大学を見ていきたいと思います。
今年は、上位校の層が厚いので数少ないシード権を目指すことになりそうです。
第5位 神奈川大学 10:11:47 昨年比(+3分46秒) 5位→1位
鈴木健・山藤のダブルエースが期待通りの走りでチームを盛り上げる。また、鈴木祐、中神、越、東といった予選会で実績のないメンバーが昨年抜けた強力なメンバー分をカバーした。こちらも選手層に課題か。下位3人の奮起に期待。
第4位 法政大学 10:10:18 昨年比(-45秒) 12位→7位
足羽・細川といったここまで不調だった主力がきっちり予選会に仕上げてきた。東福、矢嶋、阿部といった実績い乏しい選手もきっちり予選会で好走。
2年・4年の活躍が目立つ、今後のためにもシードを確保したい。
第3位 創価大学 10:10:09 昨年比(-4分4秒) 10位→14位
昨年の惨敗から一転留学生を加え、タイム的には上位校の中では最もアップした。
セルナルド・大山は評判通りだいぶ成長した。チーム内での下位の選手も実績がない中でよくついていった。
チーム4位から10位はわずか34秒の間になだれこんだ。徹底したペース管理も成功したようだ。
第2位 明治大学 10:08:17
主力では、坂口が不在だったが総合力では一歩抜きんでていたか。久々の予選会で不安もあったが終始安心して見ていられる展開だった。
チームトップの江頭は全体21位と通過した大学の中では最も下位だったが1時間0分台でゴールしたのは最多の7人。ルーキーもほどなくして活躍した印象。この調子で本大会でも上位を狙う。
第1位 大東文化大学 10:08:07
チーム10番手は、奈良監督の息子さんでした。息子さんが山登り出来るようだとここも本大会で結構勝負できるかもしれません。
もともと原はエース格だったが期待を裏切った選手は皆無。谷川、川澄、鈴木といった下馬評の低かった選手も頑張った。
逆に予選会うまくいきすぎて本戦にピークが合わないのでは!?といった不安がある。
今回の予選会を見る限りだと1位大東大と2位明治大といったところが抜きんでていて、シード争いどころか上位進出も狙えそう。
それ以外の大学については、創価・法政・神奈川・拓殖・日大このあたりはエース格がいるので山をうまく攻略すればシード争いに絡めそうですね。