2017年5月12日(金)
毎週金曜日、主に地元土浦周辺を歩く「健康ウォーキング同好会」が主催する、
平成29年度第5回(2017年第18回)、「筑波山(おたつ石コース)」
ハイキングに参加した。
この日のコースは、5年前の2012年5月11日(金)以来2回目である。
今までは”筑波山”と言うとどちらかと言えば敬遠され勝ちだったが、
第一集合場所の乙戸沼公園には予想を上回る25名が集まった。
車6台で、筑波山つつじヶ丘駐車場へ向かった。
10時5分、つつじヶ丘駐車場に到着
登山口にはたくさんの子どもたちが並んでいた。
遠足シーズンである。
15名ほどの班毎に登山口をバックに記念撮影をして、
筑波山を目指して上って行った。
『いち足すいちは~っ?』 『に~っ』
我々は、Oさんの掛け声で準備体操だ。
『大きく背伸びをして~っ』
『足に体重をかけて~っ』
10時23分、先ずは女体山目指して出発!!
この日の参加者は、直行した5名と合せて30名となった。
筑波山にしては、この人数は珍しく多い。
「おたつ石コース」登山口
10時24分、子供達の列が途切れた間に登山開始!
最初は緩やかな坂道から始まる。
ツツジの花が満開だ。
『ちょうど見頃だねっ』
ロープウェイ前の駐車場に大型バスが次々到着しているのが見える。
金曜日は遠足には最適、ということで県外からやって来るバスも多い。
大半のバスは子供達を降ろして、筑波山神社駐車場へ移動して行く。
ケーブルカーで下山する子供たちを待つという形を採っているのだ。
つつじヶ丘の名のとおり、ツツジが咲き誇っている。
今が一番美しい時期かもしれない。
女体山山頂まで1.5Km
おたつ石コースの終点弁慶茶屋跡までは、700mほどだろうか。
ツツジが咲き乱れている山道を上る。
上り始めて約15分、東屋があったが、子供たちが休憩中だった。
もう少し先で休憩することにしよう。
「つつじヶ丘高原」の真っ赤なツツジが美しい。
眩いばかりの赤である。
『ほんと きれいだねっ』
「つつじヶ丘高原」を進む。
次第に急坂の登山道になり、大きな岩が現れ始めた。
少し開けた場所で、一息入れ・・・
子供たちに追越される前に先へ進もう。
しかし、直ぐに別の子供たちの渋滞が待っていた。
先に登った別の小学生の一団が長い列をなしていた。
『いやぁ いっぱいだ』
振り返ると、先ほど休憩していた子供たちが追い着いて直ぐ後ろに続いていた。
前も後ろも子供たちに囲まれた形である。
長い行列は大きな段差があったのが原因だった。
小学3年生にはやはり少し大きな段差があると速度が落ちるのだ。
ようやく最初の長い行列が解除したと思ったら、その先には、
岩だらけの登山道が続いていた。
ここでも子供たちが列をなしていた。
渋滞はなかなか解除しない。
途中、下山する人とすれ違ったが、『この先女体山山頂まで続いているよっ』
とのことだった。
ここはじっと我慢して上るしかない。
11時14分、ようやく弁慶茶屋跡に到着。
スタートして50分が経っていた。
弁慶茶屋跡には、大勢の子供達が休憩していた。
後続の仲間が子供たちと一緒に次々に到着した。
『いやぁ やっと弁慶茶屋に到着したんだぁ』
いつもは颯爽と先頭を歩くOさんだが、この日は最後尾を務めている。
一息入れた後、女体山目指して出発。
弁慶茶屋から女体山は、「白雲橋コース」となる。
渋滞は、弁慶茶屋から先へと続いていた。
弁慶茶屋から先、いろんな奇岩が待ち構えて楽しませてくれる。
先ずは弁慶の七戻り
説明板には、古来「石門」といい、聖と俗を分ける門であった。
頭上の岩が落ちそうで、弁慶も七戻りしたと云われている、とある。
岩場の登山道が続く。
子供達が一所懸命に登っている。
『頑張ってね!!』
高天原(たかまがはら)
「神様の世界」を意味し、天照大神を祀る稲村神社がある。
母の胎内潜り
説明板には、筑波山禅定(修験の行)の行場の一つ。
岩を抜けることで、生まれた姿に立ち返ることを意味している、そうだ。
陰陽石
高さ10mを越える巨大な石が二つ並んで聳え立ち、
陰陽寄り添っているように見えることからそう呼ばれている。
ここでも渋滞が続いている。
『女体山山頂まであと600mか この分じゃ昼過ぎるなっ』
急斜面を上ると、
国割り石があった。
往古諸神が集い、この石の上に線を引き、
神々の行くべき地方を割り振ったと云われている、とある。
出船入船
説明板によると、元来「熊野の鳥居石」と云われ、船玉神を祀り、
石の姿が出船と入船とが並んでいるように見えることから呼ばれた、とある。
裏面大黒
大きな袋を背負った大黒様のように見えることから名付けられた。
大きな岩だらけの道が続く。
北斗岩
天にそびえたつ岩で、天空に輝く北斗星のように
決して動かないことを意味している。
大きな岩だらけの登山道が渋滞の主な原因となっている。
ここは順序よく、子供たちに続いて大きな岩を上る。
『大人でも大変だよねっ』
『もう直ぐ女体山かなっ?』
大仏岩
高さ15mあり、下から見上げた形が大仏様が座っているように見えることから
そう呼ばれる。
山頂まで0.2Km辺り。
『ヤッホーッ』
山頂から子供たちのかけ声が聞こえてくる。
女体山山頂は近い。
険しい岩場のためか、後ろの子供たちは少し遅れ気味である。
ここは、ゆっくりと登ろう。
間もなく女体山山頂だ。
女体山山頂の神社の一部が見えた。
時計は12時25分になろうとしていた。
山頂は子供たちで溢れていたため、女体山神社を通り過ぎ、
先着組が待つ御幸ヶ原を目指すことにした。
ガマ石を通過
説明板によると、元来「雄龍石」といい、傍らに「雌龍石」もあり、
この場所で永井兵助が「ガマの油売り口上」を考えだしたことでガマ石と呼ばれる、
そうである。
12時33分、せきれい茶屋を通過。
せきれい茶屋を少し下ると、
ベンチがあり、ちょうど上手い具合に空いていた。
御幸ヶ原で待っている先着組には、途中で弁当にすることを連絡。
食後に合流することにした。
『空いていて良かったわねぇ』
『おにぎりが美味しいわっ』
やはり外で食べる弁当は最高である。
(銀蠅が多いのにはちょっと閉口した)
弁当タイムも終わり、先着組が待つ御幸ヶ原へ。
御幸ヶ原には子供達が大勢いた。
これからケーブルカーで下山するようだ。
当初は男体山へ上ることにしていたが、体調が優れずに途中で引き返して
我々の到着を待っている人がいるとの情報も入っていることから、
直ぐに下山することにした。
13時20分、また来た道を引き返し、先ずは女体山を目指す。
女体山へ向かう。
せきれい茶屋を通過
ガマ石を通過
女体山神社下まで行くと、つつじヶ丘駅で待ってるはずの会長が・・・
『???』
下で待っているのが退屈だったのだろう、ロープウェイで上って来たとのこと。
手には往復切符が・・・
女体山神社と展望台は相当に混雑していたため、
女体山神社参拝と展望台からの眺望は断念した。
ロープウェイでの下山を希望する人が数人出たことから、
ここでいったん分かれ、つつじヶ丘駅で合流することにした。
岩だらけの白雲山コースの下りは危険で、また膝に堪えるため、
13時38分、筑波高原キャンプ場経由でつつじヶ丘へ向けて出発!
筑波高原キャンプ場コースの下りは緩やかな坂道で、
岩も殆どないので楽である。
筑波高原キャンプ場を目指す。
快調なペースで下る。
筑波高原キャンプ場まで1.1Km地点を通過。
13時57分、一息入れる。
筑波高原キャンプ場を目指す。
緑の中にバンガローが見えてきた。
筑波高原キャンプ場は目の前だ。
14時18分、下り開始から40分で筑波高原キャンプ場に到着。
一息入れて、
つつじヶ丘駐車場を目指して、湯袋峠への道を進む。
この道は、2011年2月25日(金)の筑波山一周ハイキングで歩いて以来となる。
6年ぶりのことである。
ほぼ平坦に近い緩やかな上りの砂利道が続く。
ぎょぎょぎょっ!!
最初は巨大なミミズかと思ったが、ヤマカガシの子ども?
つつじヶ丘駐車場まで2Kmの標識
『いやぁ けっこう長いねぇ』
少し疲れた様子のOさん。
道の途中に変わった形のものが設置されていた。
「雨量を測定しています」とある。
森林総合研究所が設置した雨量計だった。
『こんな所で雨量を計測してるんだ』
つつじヶ丘駐車場まで1.5Kmの標識
小さな沢を渡って進むと、
杉林が現れた。
『立派な杉だねぇ』
巨大なつくば石の間を縫うように進む。
『この道で良いんだよねっ?』
6年前にこんな道を通った記憶はない。
『この道で間違いなかったんだろうか』
不安感が脳裏をかすめる。
朽ちかけたつつじヶ丘を示す道標を見付けて一安堵。
険しい山道を抜けると、少し開けた場所に出た。
つつじヶ丘駐車場0.7Kmと表示されている。
最後の休憩を摂る。
『ここまで来れば間違いないよっ』に少し元気を貰った。
再び砂利道を進む。
つつじヶ丘まで0.4Kmの標識
つつじヶ丘駐車場を目指す。
つつじヶ丘まで0.3Kmの標識
『あと300mだねっ』
皆さんの顔に少し笑みが戻ってきた。
最後に階段を上ると、
つつじヶ丘駐車場に到着した。
一足先にロープウェイで下山した仲間が迎えてくれた。
『お疲れさんっ』
15時23分、全員無事ゴールした。
『やっと着いたわね~っ』
いつものようにOさんの掛け声で整理体操、
『ぐ~っと 腰を下してっ』
『左肩を思いっきり入れて~っ』
『皆さん、今日は大変お疲れさまでしたぁ』
5年ぶりの「おたつ石コース」だったが、渋滞は相変わらずだった。
やはりこの時期の筑波山は、相当な混雑を覚悟しなければならないことを
あらためて実感させられた。
次の機会は、この日とは逆のコースを検討することにしたい。
この日の万歩計は、14,000歩を計測していた。
もっと歩いたと思ったが・・・意外と少なかった。
”ウマさんの「健康ウォーキングの会」の目次”へ戻る。
毎週金曜日、主に地元土浦周辺を歩く「健康ウォーキング同好会」が主催する、
平成29年度第5回(2017年第18回)、「筑波山(おたつ石コース)」
ハイキングに参加した。
この日のコースは、5年前の2012年5月11日(金)以来2回目である。
今までは”筑波山”と言うとどちらかと言えば敬遠され勝ちだったが、
第一集合場所の乙戸沼公園には予想を上回る25名が集まった。
車6台で、筑波山つつじヶ丘駐車場へ向かった。
10時5分、つつじヶ丘駐車場に到着
登山口にはたくさんの子どもたちが並んでいた。
遠足シーズンである。
15名ほどの班毎に登山口をバックに記念撮影をして、
筑波山を目指して上って行った。
『いち足すいちは~っ?』 『に~っ』
我々は、Oさんの掛け声で準備体操だ。
『大きく背伸びをして~っ』
『足に体重をかけて~っ』
10時23分、先ずは女体山目指して出発!!
この日の参加者は、直行した5名と合せて30名となった。
筑波山にしては、この人数は珍しく多い。
「おたつ石コース」登山口
10時24分、子供達の列が途切れた間に登山開始!
最初は緩やかな坂道から始まる。
ツツジの花が満開だ。
『ちょうど見頃だねっ』
ロープウェイ前の駐車場に大型バスが次々到着しているのが見える。
金曜日は遠足には最適、ということで県外からやって来るバスも多い。
大半のバスは子供達を降ろして、筑波山神社駐車場へ移動して行く。
ケーブルカーで下山する子供たちを待つという形を採っているのだ。
つつじヶ丘の名のとおり、ツツジが咲き誇っている。
今が一番美しい時期かもしれない。
女体山山頂まで1.5Km
おたつ石コースの終点弁慶茶屋跡までは、700mほどだろうか。
ツツジが咲き乱れている山道を上る。
上り始めて約15分、東屋があったが、子供たちが休憩中だった。
もう少し先で休憩することにしよう。
「つつじヶ丘高原」の真っ赤なツツジが美しい。
眩いばかりの赤である。
『ほんと きれいだねっ』
「つつじヶ丘高原」を進む。
次第に急坂の登山道になり、大きな岩が現れ始めた。
少し開けた場所で、一息入れ・・・
子供たちに追越される前に先へ進もう。
しかし、直ぐに別の子供たちの渋滞が待っていた。
先に登った別の小学生の一団が長い列をなしていた。
『いやぁ いっぱいだ』
振り返ると、先ほど休憩していた子供たちが追い着いて直ぐ後ろに続いていた。
前も後ろも子供たちに囲まれた形である。
長い行列は大きな段差があったのが原因だった。
小学3年生にはやはり少し大きな段差があると速度が落ちるのだ。
ようやく最初の長い行列が解除したと思ったら、その先には、
岩だらけの登山道が続いていた。
ここでも子供たちが列をなしていた。
渋滞はなかなか解除しない。
途中、下山する人とすれ違ったが、『この先女体山山頂まで続いているよっ』
とのことだった。
ここはじっと我慢して上るしかない。
11時14分、ようやく弁慶茶屋跡に到着。
スタートして50分が経っていた。
弁慶茶屋跡には、大勢の子供達が休憩していた。
後続の仲間が子供たちと一緒に次々に到着した。
『いやぁ やっと弁慶茶屋に到着したんだぁ』
いつもは颯爽と先頭を歩くOさんだが、この日は最後尾を務めている。
一息入れた後、女体山目指して出発。
弁慶茶屋から女体山は、「白雲橋コース」となる。
渋滞は、弁慶茶屋から先へと続いていた。
弁慶茶屋から先、いろんな奇岩が待ち構えて楽しませてくれる。
先ずは弁慶の七戻り
説明板には、古来「石門」といい、聖と俗を分ける門であった。
頭上の岩が落ちそうで、弁慶も七戻りしたと云われている、とある。
岩場の登山道が続く。
子供達が一所懸命に登っている。
『頑張ってね!!』
高天原(たかまがはら)
「神様の世界」を意味し、天照大神を祀る稲村神社がある。
母の胎内潜り
説明板には、筑波山禅定(修験の行)の行場の一つ。
岩を抜けることで、生まれた姿に立ち返ることを意味している、そうだ。
陰陽石
高さ10mを越える巨大な石が二つ並んで聳え立ち、
陰陽寄り添っているように見えることからそう呼ばれている。
ここでも渋滞が続いている。
『女体山山頂まであと600mか この分じゃ昼過ぎるなっ』
急斜面を上ると、
国割り石があった。
往古諸神が集い、この石の上に線を引き、
神々の行くべき地方を割り振ったと云われている、とある。
出船入船
説明板によると、元来「熊野の鳥居石」と云われ、船玉神を祀り、
石の姿が出船と入船とが並んでいるように見えることから呼ばれた、とある。
裏面大黒
大きな袋を背負った大黒様のように見えることから名付けられた。
大きな岩だらけの道が続く。
北斗岩
天にそびえたつ岩で、天空に輝く北斗星のように
決して動かないことを意味している。
大きな岩だらけの登山道が渋滞の主な原因となっている。
ここは順序よく、子供たちに続いて大きな岩を上る。
『大人でも大変だよねっ』
『もう直ぐ女体山かなっ?』
大仏岩
高さ15mあり、下から見上げた形が大仏様が座っているように見えることから
そう呼ばれる。
山頂まで0.2Km辺り。
『ヤッホーッ』
山頂から子供たちのかけ声が聞こえてくる。
女体山山頂は近い。
険しい岩場のためか、後ろの子供たちは少し遅れ気味である。
ここは、ゆっくりと登ろう。
間もなく女体山山頂だ。
女体山山頂の神社の一部が見えた。
時計は12時25分になろうとしていた。
山頂は子供たちで溢れていたため、女体山神社を通り過ぎ、
先着組が待つ御幸ヶ原を目指すことにした。
ガマ石を通過
説明板によると、元来「雄龍石」といい、傍らに「雌龍石」もあり、
この場所で永井兵助が「ガマの油売り口上」を考えだしたことでガマ石と呼ばれる、
そうである。
12時33分、せきれい茶屋を通過。
せきれい茶屋を少し下ると、
ベンチがあり、ちょうど上手い具合に空いていた。
御幸ヶ原で待っている先着組には、途中で弁当にすることを連絡。
食後に合流することにした。
『空いていて良かったわねぇ』
『おにぎりが美味しいわっ』
やはり外で食べる弁当は最高である。
(銀蠅が多いのにはちょっと閉口した)
弁当タイムも終わり、先着組が待つ御幸ヶ原へ。
御幸ヶ原には子供達が大勢いた。
これからケーブルカーで下山するようだ。
当初は男体山へ上ることにしていたが、体調が優れずに途中で引き返して
我々の到着を待っている人がいるとの情報も入っていることから、
直ぐに下山することにした。
13時20分、また来た道を引き返し、先ずは女体山を目指す。
女体山へ向かう。
せきれい茶屋を通過
ガマ石を通過
女体山神社下まで行くと、つつじヶ丘駅で待ってるはずの会長が・・・
『???』
下で待っているのが退屈だったのだろう、ロープウェイで上って来たとのこと。
手には往復切符が・・・
女体山神社と展望台は相当に混雑していたため、
女体山神社参拝と展望台からの眺望は断念した。
ロープウェイでの下山を希望する人が数人出たことから、
ここでいったん分かれ、つつじヶ丘駅で合流することにした。
岩だらけの白雲山コースの下りは危険で、また膝に堪えるため、
13時38分、筑波高原キャンプ場経由でつつじヶ丘へ向けて出発!
筑波高原キャンプ場コースの下りは緩やかな坂道で、
岩も殆どないので楽である。
筑波高原キャンプ場を目指す。
快調なペースで下る。
筑波高原キャンプ場まで1.1Km地点を通過。
13時57分、一息入れる。
筑波高原キャンプ場を目指す。
緑の中にバンガローが見えてきた。
筑波高原キャンプ場は目の前だ。
14時18分、下り開始から40分で筑波高原キャンプ場に到着。
一息入れて、
つつじヶ丘駐車場を目指して、湯袋峠への道を進む。
この道は、2011年2月25日(金)の筑波山一周ハイキングで歩いて以来となる。
6年ぶりのことである。
ほぼ平坦に近い緩やかな上りの砂利道が続く。
ぎょぎょぎょっ!!
最初は巨大なミミズかと思ったが、ヤマカガシの子ども?
つつじヶ丘駐車場まで2Kmの標識
『いやぁ けっこう長いねぇ』
少し疲れた様子のOさん。
道の途中に変わった形のものが設置されていた。
「雨量を測定しています」とある。
森林総合研究所が設置した雨量計だった。
『こんな所で雨量を計測してるんだ』
つつじヶ丘駐車場まで1.5Kmの標識
小さな沢を渡って進むと、
杉林が現れた。
『立派な杉だねぇ』
巨大なつくば石の間を縫うように進む。
『この道で良いんだよねっ?』
6年前にこんな道を通った記憶はない。
『この道で間違いなかったんだろうか』
不安感が脳裏をかすめる。
朽ちかけたつつじヶ丘を示す道標を見付けて一安堵。
険しい山道を抜けると、少し開けた場所に出た。
つつじヶ丘駐車場0.7Kmと表示されている。
最後の休憩を摂る。
『ここまで来れば間違いないよっ』に少し元気を貰った。
再び砂利道を進む。
つつじヶ丘まで0.4Kmの標識
つつじヶ丘駐車場を目指す。
つつじヶ丘まで0.3Kmの標識
『あと300mだねっ』
皆さんの顔に少し笑みが戻ってきた。
最後に階段を上ると、
つつじヶ丘駐車場に到着した。
一足先にロープウェイで下山した仲間が迎えてくれた。
『お疲れさんっ』
15時23分、全員無事ゴールした。
『やっと着いたわね~っ』
いつものようにOさんの掛け声で整理体操、
『ぐ~っと 腰を下してっ』
『左肩を思いっきり入れて~っ』
『皆さん、今日は大変お疲れさまでしたぁ』
5年ぶりの「おたつ石コース」だったが、渋滞は相変わらずだった。
やはりこの時期の筑波山は、相当な混雑を覚悟しなければならないことを
あらためて実感させられた。
次の機会は、この日とは逆のコースを検討することにしたい。
この日の万歩計は、14,000歩を計測していた。
もっと歩いたと思ったが・・・意外と少なかった。
”ウマさんの「健康ウォーキングの会」の目次”へ戻る。