ウマさんの気ままな行動日記(その2)

ウォーキング、ハイキング、釣り、ドライブ、100名城巡りなどをレポートします。

青い水に癒された 切込湖・刈込湖ハイキング

2014年09月05日 | ウマさんの「健康ウォーキングの会」
2014年9月5日(金)

毎週金曜日、主に地元土浦周辺を歩く「健康ウォーキング同好会」が主催する、
平成26年度第15回(2014年第25回)、「奥日光切込湖・刈込湖」ハイキングに参加した。
平成26年度後半最初の例会である。
この日のコースは、2010年8月20日に一度歩いているので、自身2度目となる。

この日のコースは、奥日光湯元温泉ビジターセンターを出発し、源泉地を通り抜け金精道路へ出て、
小峠を経て最初の目的地苅込湖へ向かう。
苅込湖から切込湖畔を進み、涸沼(かれぬま)へ。
涸沼で昼食を摂り、山王峠を越え光徳を目指す、全長約8Kmのコースである。


5時45分、バスは既に三中公民館前で待っていた。


直ぐにいつものおにぎり弁当が配られた。
天川団地、市民会館でこの日の参加者18名全員が乗り込んだ。


最初の休憩地は友部SA


『天気が心配だねぇ』
窓の外はどんよりとした曇り空である。


日光口PAで2度目の休憩。
(昼食弁当が運び込まれた)


いろは坂ではガスって周りの景色は全く見えなかったが、中禅寺湖に着いたら、何と快晴である。
二荒山もはっきり見える。素晴らしい天気だ。
『ウソみたい 信じられないわぁ』あちこちで歓声が上がる。


9時25分、奥日光湯本温泉ビジターセンターに到着
弁当を受け取り、各自身支度を整える。


会長の掛け声でいつもの準備体操だ。


9時39分、出発!!


先頭はいつも元気なOさんだ。
まだ一度も休んでいない。「今年こそは皆勤賞を」と心に秘めているようだ。


温泉神社


ちょっとした階段に、皆さん顔を見合わせる。
結局数人が代表でお参りすることに。
『今日は雨が降りませんようにっ』
お賽銭を上げたかどうかは確認していない。


湯元温泉の源泉小屋への入口。


『硫黄の匂いが凄いわねっ』


源泉小屋の一番奥まったところに切込湖・苅込湖への道が続いている。


金精道路まではちょっとした上りが続く。


『1か月半休んでたから、身体が鈍ってしまって、きついわぁ』


10時6分、金精道路(国道120号)に到着。


切込湖・苅込湖ハイキングコースを確認。


いきなり大木が迎えてくれた。
『立派な木だねぇ』


両側に熊笹が生い茂る道を進む。


ところどころに大きな岩がとおせんぼをするように・・・
『ダイエットしないと通れないかな』
(さらなるダイエットが必要なようです)


緑が美しい。


輪切りにした倒木が並べてあったりする。
自然に優しい道である。


次第に坂道が急になってきた。


『小峠はまだかなぁ』
『もう直ぐじゃないっ?』


10時41分、小峠へ到着。
湯元ビジターセンターから約1時間が経過していた。


苅込湖まで1.1Kmの表示


『けっこうきつかったよ』
『お疲れっ ここから先は下りらしいわよっ』


一息入れて、10時48分、苅込湖目指して出発!


木星の階段を過ぎると・・・


少しばかり上りになるが、それほど大きな傾斜ではない。


平坦な道を進むと、11時4分、苅込湖0.3Kmの標識が現れた。
ここから、一転下りが始まる。


ありがたいことに、ハイキングコースには階段が設けられている。


階段がない所も、坂は急だが、木の根っこが張ってあって歩き易い。
『今日のコース、変化があって楽しいわよねっ』
(このコースを歩きたくて企画したようなものである)


道はどんどん下っている。


原生林のような回りの景色も素晴らしい。


『いやぁかなり急な道だけど、どこまで下るんだろうねぇ』


最後の階段を下ると・・・


木々の間から、苅込湖が見えてきた。


11時22分、苅込湖に到着。


青く澄んだ水が美しい。


『いやぁ本当に素晴らしい景色だねぇ』
『水の青さが何とも言えないよねっ』


苅込湖動画


苅込湖の美しい風景をバックに記念撮影だ。


昼には少し時間が早いため、涸沼(かれぬま)で昼食を摂ることにして、出発!


左手に苅込湖を眺めながら、涸沼を目指す。


苅込湖


苅込湖の湖畔が続く。


『この辺から切込湖のようだねっ』


木々の間から見える切込湖の青い水が何とも言えず美しい。
刈込湖・切込湖の清らかな水を見ていると、癒されると同時に心が洗われていくのが分かる。 


切込湖を過ぎ、小さな岩場を上ると・・・


少しばかり視界が開けて平坦な道になった。


ところどころ段差のある場所がある。
『段差が大きいから降りるのが大変なのよっ』
『滑るから気を付けてっ』


ようやく道が平坦になってきた。


涸沼まで0.6Kmの地点を通過。


左手に涸沼が見えてきた。


『いやぁこれは素晴らしいっ』


目の前に涸沼の雄大な景色が広がる。
後の山は山王帽子山(さんのうぼうしやま 2,077m)だ。


休憩ポイントまであと少し。


休憩ポイントへ到着。
一足先に到着したメンバーも少し疲れた様子。
『早くお弁当にしましょうよっ』
(相当お腹が空いてるようだ)


『何とか到着したねぇ お茶が美味いっ』


正面に涸沼の景色が広がる。
窪地で空気が動きにくいため、窪地の底が温度が低いことがある・・とのこと。


正面に涸沼の景色が広がる。


全員が到着したので、早速弁当を広げよう。


『なかなか美味そうだなぁ』
『なかなか上品な弁当だよねっ』


『涸沼を見ながら食べる弁当って最高だわぁ』


熊笹に3色のおにぎりがちまき風に包まれている。
厚焼卵・しいたけ・ニンジン・インゲンと牛肉の煮付け、それに日光名物のゆばも付いている。
柴漬けの塩分もちょうど良い具合で、昔懐かしい味がした。
おにぎりは小さく見えるが、適度にお腹がいっぱいになった。


昼食後の12時51分、山王峠を目指して出発!
石畳の道を進む。


山王峠まで0.9Kmの地点を過ぎると・・・


いよいよ山王峠越えの上りが始まる。
この日一番の上りである。


階段は体力を消耗する?ので、階段脇を上る。


振り返ると涸沼が一望に見える。
右手に見えるのは、於呂倶羅山(おろぐらやま 2,020m)だ。


山王峠への坂道が続く。


ゆっくりとだが、しっかりと上る。


石と丸太の階段は嫌われているようだ。
段差が大きいので、上り難いのだ。


時々立ち止まって呼吸を整える。
『山王林道はまだぁ?』


『もう直ぐ山王林道みたいだよっ』


13時18分、山王林道に到着。
昼食後の再スタート後で27分は、上出来ではなかろうか。
『よく頑張ったよねっ 自分を褒めてあげようかなっ』


山王林道を過ぎると、道は平坦になり、木道が敷設されていた。


突然小雨がパラついてきた。
予報では15時頃から傘マークがあったが、ちょっと早い。


山王峠は山王林道から木道を300mほど進んだところにあった。
光徳まで2.1Kmとなっている。
『とても峠らしくない場所だねぇ』


大した雨ではないので、合羽を着用するか傘を差すかは各自の判断に任せることにしよう。
(その後も雨は降ったり止んだりしてはっきりしない)


山王峠を過ぎると、後は下るのみだ。
熊笹が生い茂るダケカンバの林を進む。
段差が大きく、女性陣は歩くのに苦労していた。


それほどの段差でもない所もある。
『段差がないと楽で良いわぁ』


ところどころにシラカバに似た白い木があるが、全てダケカンバだそうだ。
この付近の標高は1,600mなのでダケカンバ林、光徳付近は1,500mほどなので、シラカバ(シラカンバ)とのこと。


ダケカンバ林を過ぎると、カラ松林になった。
晴れるに越したことはないが、癒される景色である。
雨は殆ど気にならなくなっていた。


光徳まで1.1Kmの薄暗いカラ松林を通過。


カラ松林を過ぎると、今度はナラの木林になった。
いつの間にか雨はすっかり止んでいた。


ゴールの光徳へ、最後の小休止だ。


残り1Kmをきって、急な坂道になった。
しかも段差が大きいので、歩き難い。


『最後にこの坂道は膝に来るねぇ』


ようやく道が平になってきた。


林の中にバンガローのような建物が見えてきた。


14時20分、ゴールの光徳ハイキング口に到着。


皆さん、レストハウスへ一目散。
アイスクリーム(300円)が目当てらしい。


会長も並んでいる。


『これ一度食べてみたかったんだよなっ』


『美味しいっ』


冷たい牛乳(150円)も美味しかった。


アイスクリームと牛乳で喉を潤し、駐車場へ向かう。


満足そうな表情の皆さん(1)
『最後の下り階段がきつかったけど、コースとしては良かったわよねっ』


満足そうな表情の皆さん(2)
『アイスクリーム美味しかったぁ』
『また食べたいわねっ』


満足そうな表情の皆さん(3)
『殆ど雨に降られなかったのは何よりだったねぇ』
『ビールが楽しみだねっ』


14時36分、光徳駐車場に到着。


駐車場では既にバスが待っていた。


光徳駐車場から40分ほどで、日光和の代温泉「やしおの湯」に到着。
入浴料は300円(65歳以上)である。


ひと風呂浴びよう。
(風呂は申し分ないが、利用客が多いため、洗い場で待たされるのが難点)


ひと風呂浴びた後、後部座席付近では恒例の宴会が始まった。
ビール・酒・ワインで大いに盛り上がって気分は最高だ。


『いやぁ 今日は天気も良かったし、最高の気分だねっ』
『この次もまたよろしくっ』

『皆さん、今日は大変お疲れ様でしたぁ』

26年度後半の第1回目ということで、奥日光切込湖・苅込湖ハイキングを企画したが、
心配された雨にはちょっぴり降られたが、素晴らしい天気に恵まれた、と言っても良いのではないだろうか。
(温泉神社へお参りしたお陰?)
青く澄み切った水の苅込湖・切込湖に癒されるとともに、
雄大な涸沼の景色を満喫し、豊かな気分に浸ったひと時であった。

3か所ほど上りがあったが、それほど長い距離ではなかった。当会に適したコースだった、と思う。
昼食弁当は、皆さんの評判が良かったので、次に機会があれば、注文したい。

後半は来年3月末までの長丁場である。
体調を崩さないで、最後まで皆さんと頑張って歩きたいものである、

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