ウマさんの気ままな行動日記(その2)

ウォーキング、ハイキング、釣り、ドライブ、100名城巡りなどをレポートします。

朝日里山学校からフラワーパーク

2019年09月06日 | ウマさんの「健康ウォーキングの会」
2019年9月6日(金)

毎週金曜日、主に地元土浦周辺を歩く「健康ウォーキング同好会」が主催する、
平成元年度第14回(2019年第26回)、「朝日里山学校からフラワーパーク」ハイキングに参加した。

この日のコースは、前回歩いたのは2011年2月4日(金)だったので、実に8年半ぶりである。

7月19日「暑気払いウォーキング」の後は夏休みに入り、皆さん1ヶ月半ぶりの
例会である。
また、個人的には、6月21日の「白鬚橋から荒川河川敷を歩く」を最後に、
雨で中止が2回(6月28日、7月12日)、体調不良などで2回(7月5日、7月19日)続けて
例会を休んだので、2ヶ月半ぶりの参加ということになる。

朝日里山学校駐車場
これまでは事前に電話して朝日里山学校の校庭の片隅に停めさせてもらっていたが、
数年前に里山学校の裏に駐車場を作ったそうだ。
50台以上は楽に停めることができるそうで、これからは気兼ねなく停めることが出来る。


この日集まったのは、17名だ。


KKさんの号令による準備体操(1)


準備体操(2)


準備体操(3)


『最後は大きく深呼吸~っ』


10時1分、出発!
この日の先頭はいつも元気なTKさんだ。
大きな日傘を差しての参加である。
『いやぁ 今日は暑くなるって言ってたからねぇ』
私も含め、皆さん久し振りの例会なので、スローペースをお願いした。


後に続く皆さん、


県道138号と並行して流れる小桜川を渡り、


県道138号(フルーツライン)に出て、


朝日トンネル方面へ少し進み、


右へ曲がって菖蒲沢の集落へ。
前回(2011年2月4日)は8年半以上も前のことなので、この日参加した人の数人を除き、
殆どの人は初めてのコースとのことなので、自分が先導役を務めることにした。


茅葺きの古い大きな農家の前を通過。


農家の少し先にかつての集会所の建物が。
半分朽ちかけているのが歴史を感じさせる。


その先には地区の総鎮守でもある八幡神社があった。
この社殿もかなり古そう。


八幡神社の先にあるはずの”薬師古道”を目指していたが、道を間違ってしまい、
お墓が集まる山道へ進んでしまった。


曲がりくねった細い道を上って行くと、薬師古道の馬櫪神(ばれきじん)碑の前に
出ることが出来、一安心。
馬櫪神とは馬の守護神といわれる。


馬櫪神の碑から麓の菖蒲沢の集落が見える。
『ここはなかなか見晴らしが良いねぇ』


馬櫪神碑の前で一休みして、


薬師古道を進み、二十三夜供養塔の前を通過。


薄暗い山道を進むと・・・


薬師如来像・仁王像の案内表示が。


不動尊を過ぎると、


10時38分、天白稲荷大明神の鳥居が現れた。


鳥居を潜って天白稲荷大明神へ参拝!!


山道を進むと、菖蒲沢薬師堂150mの標識が。
左は茨城県フラワーパーク3.2Km、龍神様290mとある。
先ずは150m先の薬師堂へ。


”薬師如来座像覗き灯篭”が立っていた。


『本当にここから薬師如来座像が見えるのかしらっ?』


かつて仁王門があった跡を左に見て、


苔むして滑り易くなった石段を慎重に下り、


弁天池の前を通り、


10時47分、薬師堂へ到着した。
筑波山山麓には筑波四面薬師として薬師堂が四ヶ所ある。
桜川市の薬王院、土浦市の東城寺、石岡市十三塚の山寺薬師(既に廃寺)と並び、
ここ菖蒲沢にあって、筑波山を護る薬師如来が安置され、霊験ある薬師様として
厚く信仰されている。


お堂の中には薬師如来座像が鎮座していた。
言い伝えによると薬師堂は大同年間(806~810)に建立され、正保三年(1646)に
火災で消失。
元禄九年(1696)に再建されたが、天保十年(1839)山火事により山門・鐘堂
堂塔・記録書類などが全焼し、天保十三年(1842)小規模に再建された。
如来座像は火災の折、部落の人々によって運び出され、難を逃れたという。
如来座像は傷みがひどくなり、桜川市の仏師によって平成二十一年(2009)に
修復されている。
概ね室町期の作と推察されている。
『いやぁ これは凄いねぇ』
『思ってたより大きくて立派だねぇ』


薬師堂には仁王像も安置されていた。
仁王像も火災の折、部落の人々によって運び出され、難を逃れた。
鎌倉期またはそれ以後の作と推察されている。


薬師堂を後にして次の目的地フラワーパークを目指す。
龍神様まで150mの地点を通過。


11時4分、龍神様に到着した。


龍神様
巨岩の下に小さな祠が祀られている。
龍神様は水の神様であり、目の神様とも云われている。


『やっと着いた~っ』
薬師堂から龍神様までの上りは相当きつかった。
2ヶ月半ぶりの身体にはかなり堪えた。
夏休み明けの皆さんも相当堪えたようだ。


『一休みしましょっ!』


フラワーパークを目指す。
龍神様からは、ほとんど上りもなくなり平坦な道になった。


11時20分、庚申塚を通過
この庚申塚がこの辺りで一番高い所で、標高200mほどらしい。


茨城県フラワーパークまで、2.7Km地点を通過
『このペースじゃフラワーパーク到着はお昼頃だろうねっ』


杉林を抜けると・・・


中央部分が雨で削られて深くなっており、歩き難い山道になっている。
『雨が降ったら川のように流れるんだろうねっ』


『いやぁ 歩き難いねぇ この道は』


歩き難い山道を歩くこと約20分、ようやく麓に到着した。


『あらぁ もう一本別の道があったんだねっ』
今まで歩いてきた道のすぐ横に別の道があったのだ。
早く気が付くべきだった。


11時44分、ようやく麓の青柳集落に到着した。


『ここから見える筑波山もなかなか良いわね~っ』


筑波山を仰ぎ見ながらしばし休憩である。


折り返し地点のフラワーパークを目指す。


『これって彼岸花じゃないのっ?』
花の形は彼岸花に似てはいるが、ちょっと違うような気もするし、咲くのが早過ぎる
ような気もする。


農道をフラワーパークへ。


左手にフラワーパークの裏山が見えて来た。


山頂に展望台が見える。


田んぼの中を通り、


フラワーパークへ。


間もなくフラワーパークだ。


12時14分、茨城県フラワーパークに到着した。


茨城県フラワーパーク
既にお昼は過ぎているが、この日は全員弁当は持参していない。
気温は34度を超えているので、このまま引き返すのは熱中症などの危険もあるし、
お腹が減っては戦も出来ない。
園内にはレストランもあるようだが・・・


産直売り場へ行ってみると、弁当を売っているとのこと。
皆さんに確認すると、弁当を買って食べることに全く異論はないとのこと。


早速弁当売り場へ。


めいめい好みの弁当を買い求め、屋外のテーブルへ。
自分は稲荷弁当(260円)を買った。
ちょっと前に確認した太巻きの付いた稲荷弁当は既に売れてしまっていた。


ランチタイム(1)


ランチタイム(2)


ランチタイム(3)


13時5分、フラワーパークを後にして、朝日里山学校駐車場を目指す。


朝日里山学校2.9Kmの標識を確認
『あと1時間ほどだねっ』


県道150号を朝日里山学校を目指す。


13時15分、青柳バス停前を通過


”馬頭尊 西谷號”と彫られている。
『随分大きくて立派な石碑だね~っ』
『きっと大事な馬だったんだよっ』


県道150号を朝日里山学校へ。


県道150号が県道138号に変り、分岐点を左に曲がって月岡地区方面へ。


月岡地区は大きくて立派な農家が多い。


『まるで大名屋敷みたいだよねっ』
立派な高麗門である。


小桜川沿いの畦道を進む。


風がないので暑い


『草熱れが凄いねぇ まるで温室の中を歩いているみたいだねっ』


小桜川沿いの畦道を歩くこと凡そ20分、


13時58分、朝日里山学校駐車場に到着した。
整理体操はめいめいストレッチで身体をほぐしてもらうことにした。

『皆さん、今日は大変お疲れさまでしたぁ』
『気を付けて帰りましょうっ!』

6月21日の「白鬚橋から荒川河川敷を歩く」以来2ヶ月半ぶりの例会参加ということもあり、
最初は皆さんのペースに付いて行けるのか不安でしようがなかった。
幸いなことに、TKさんと一緒に先頭を歩いたことで、自分のペースで歩くことができた。

また、この日は弁当を持参していなかったため、フラワーパークに昼過ぎに到着した
時にはお腹も空いており、そのまま直ぐに折り返すにはかなり厳しい状況だった。
正直なところ、フラワーパークで待っているので、誰か迎えに来てくれないだろうか、
などと思っていた。
産直で弁当を売っていることが分かった時には、『助かった』と思った。

この日の万歩計は、13,000歩を計測していた。

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コメント
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