ウマさんの気ままな行動日記(その2)

ウォーキング、ハイキング、釣り、ドライブ、100名城巡りなどをレポートします。

富士登山トレーニング 薬王院コース(2回目)

2016年08月07日 | ウマさんの気ままなウォーキング
2016年8月7日(日)

富士登山トレーニング第5回目(自身4回目)に参加した。
この日は、前回の薬王院コースとは若干異なり、筑紫湖からではなく直接薬王院から薬王院コースを上り、
女体山(877m)に参拝後、女体山コースを下って、筑波高原キャンプ場を目指すというものである。
そのため、この日の第一集合場所は、筑波高原キャンプ場となった。

8時46分、この日の第一集合場所、筑波高原キャンプ場に到着した。
この日参加する人の車が1台の他、登山者のものと見られる車が数台停まっていた。


その後順次、この日の参加者の数台が到着し、しばし談笑。


9時ちょうど、主宰するYさんが到着した。
Yさんが用意した富士登山予定者名簿と詳細行程・持物などを整理した資料を下に説明があった。
この日の参加者は10名である。


車2台に乗り合わせてスタート地点の薬王院駐車場へ移動。


薬王院駐車場で準備を整えて、


9時45分、筑波山を目指して出発!
前回は筑紫湖からだったので、いきなり薬王院からの出発というのは、やはり楽である。


薬王院仁王門前の石段を登る。


桜川市指定文化財の薬王院仁王門
ここで、体調を整えて、


本堂へ参拝
やはり登山前に参拝しておく方が気持ちが落ち着く。


9時54分、体調を整え終って、あらためて筑波山を目指して、出発だ!


弁財天前を通過


六地蔵前を通過
ほとんど首から上が無くなっている。
誰かが意図的に壊してしまったのだろうか?
そうだとしたら本当に心無いことをするものだと思う。


境内奥のお墓の前を通過すると、


見覚えのある薬王院ルート登山口である。
筑波山歩道案内板によると、薬王院~筑波山頂は、2,300mとある。
9時57分、登山開始!


前回は道案内役として途中まで先頭を務めたが、この日は中程を歩くことにした。
シダが生い茂る林を進む。


緩やかな山道が続く。


次第に上りの勾配がきつくなってきたので、最初の休憩を採る。
本堂前を出発して25分が経過していた。


水分補給後、再び山道を進む。


丸太の階段の箇所もあり、勾配が急になってきた。
かなり息が上がる。


丸太の階段道を上ると、


10時33分、舗装された道路に出た。


先頭の2名は、登山口横で腰を下して待っていた。


筑波高原キャンプ場へ続く舗装道路
『この道を通って薬王院に来たのかぁ 気が付かなかったなぁ』


10時38分、最後尾の組が合流し、全員揃った。
薬王院本堂前を出発して44分が経過していた。
主宰者のYさんは、体調が優れないので、前回に続いてここで分れるとのこと。
直接筑波高原キャンプ場へ向かうかもしれないとのこと。


10時39分、一息入れた後、筑波山頂を目指して出発!
この位置の標高は420m、筑波山頂まで1,622mである。


舗装道路を過ぎたら一段と急な山道になった。


丸太の長い急な坂道が現れ始めた。


皆さん、息遣いが荒くなってきた。
自分もこの日は太腿の筋肉が痛くなり、次第にペースが落ちだしたのを感じた。


10時59分、堪らず休憩である。


この先は、丸太の長い急階段が待ち構えている。


厳しい上りの階段が続く。
丸太の柵に掴まりながら上る。
『この坂ちょっときつ過ぎるわよねっ』


それまで直登だった階段がジグザグのつづら折に変わった。
太腿の筋肉が我慢できないほど痛くなり、スピードが極端に落ちてきた。
先を行く3名の後を追うが追い付かないばかりか、次第に離されてしまう。


後から上る人に


追い越され、置いて行かれる始末である。


11時15分、標高630m、筑波山頂まで1,092mの標識を通過。


少し先で先頭グループが一息入れていた。


もう少し先に平らな場所があるので、そこで後続を待つことにしようということに。
標高670m、筑波山頂まで942mの標識を通過し、


ようやく平らな場所に出た。
『ここで待つことにしようっ』


目の前を若い女の子が駆け足で走り抜けていった。
『いやぁ 若い子はやっぱり凄いよね~っ』


丸太に腰を下して待つこと数分、後続グループが到着した。


ここからは、急な上りはないので、めいめい筑波山を目指すことになった。


11時46分、不動滝コース分岐点を通過。


緑に包まれた緩い坂道を進む。


標高710m、山頂まで566mの標識を通過。


11時51分、自然研究路の分岐点に到達。
ここで太腿の筋肉痛を和らげる薬を塗布している間に後続のグループに追い越されてしまった。
看板の裏にいたので、皆さん気が付かなかったようだ。


自然研究路の分岐点を過ぎると、緑に包まれた緩やかな石段の道になるが、
後からの人に軽々と追越されてしまう。


緑の平坦な道を追いかけるがなかなか追いつかない。


木々の間から筑波連山が見えた。
この日は、加波山・燕山・丸山などがはっきりと見える。


石段の先で、ようやく休憩中の最後尾のグループに追いついた。
『先を行ってるとばかり思ってたよっ』
看板の裏にいたことを説明した。


最後の石段を上り、


緑に覆われた道を進むと、


12時5分、御幸ヶ原に到着した。
この日の御幸ヶ原は日曜日にも関わらず人はさほど多くはなかった。
やはり気温が高い(この日の予想最高気温は35度)のが敬遠されたのかもしれない。
薬王院本堂を出発して2時間9分、薬王院登山口から2時間6分かかったことになる。


御幸ヶ原から真壁方面の景色を楽しむ。


『この日は良く見えるわね~っ』


昼食場所を求めて女体山側へ。


御幸ヶ原から男体山(871m)方面を望む。


御幸ヶ原の広場に”ガマの油売り口上”のセットが・・・
休憩中らしく誰もいなかった。


御幸ヶ原の女体山側の木陰で昼食を摂ることにした。


ここで、偶然にも仲間と思われる人にばったり。
ユースホステル跡から上り、既に女体山・男体山に登ったとのこと。


12時14分、石段に腰を下して昼食タイム。


昼食後、石段前の茶屋に水を買い求めに行くと、白袴に鉢巻、タスキ掛けの服装の御仁が。
一見して”ガマの油売り口上”の香具師と思しき人が食事中だった。
記念にと1枚撮らせてもらった。
立派な髭を生やしてなかなかの風貌である。


そろそろ下山しようかと思っていたら、ガマ口上が聞こえてきた。
『さあさあご用とお急ぎでない方は聞いてらっしゃい、見てらっしゃい』のお馴染の口上の合間に
観客に話しかけるような感じで始まった。
しかし、観客は2名のみ、これはいささか少な過ぎる。


ご用とお急ぎでなければ、じっくりと聞きたいところなのだが、この日はそうはいかない。
下山開始する際にもう一度見ると、観客がもう1名増えていた。
暑さが厳しいが、頑張って欲しい


12時51分、女体山神社へ向かって後半のスタート。


女体山神社を目指す。


せきれい茶屋を通過
ここで筋肉痛を抑える薬を塗布している間に皆さんとはかなり遅れてしまった。


13時3分、ガマ岩を通過


13時6分、筑波高原キャンプ場への下山口を通過
ここから下ることになる。


筑波山ロープウェイへの分岐点を通過し、


13時8分、何とか女体山神社へ到着した。
この日の無事登頂を感謝


女体山の岩場はいつ見ても何名かの人が占有するような状態である。
手前には、そこに立ちたい人が列を作って並んでいる。


我々一行は既に下山開始の体制に入っている。
この日は、岩場に立つのは諦め、皆さんと一緒に下山することにした。
皆さん愛用の薬などを分けてもらったのは、有り難かった。


13時16分、筑波高原キャンプ場への下山口に到着し、下山開始だ。
キャンプ場まで1.6Kmと案内表示されている。


最初は急坂の山道が続くが、


途中から緩やかな道になる。


丸太の階段ではないので、足への負担が少なく歩き易い。


13時27分、キャンプ場まで1.1Kmの地点を通過。


緑のモミジ林の中を下る。
秋には紅葉が素晴らしいことだろう。


13時34分、キャンプ場まで0.7Kmの地点を通過。


杉林の緩やかな斜面を下る。
『このコースは初めてだけどなかなか良いコースだよねっ』


『こんなコースがあるなんて知らなかったわっ』


13時42分、下山開始から約25分経過したところで一息入れる。
最後の水分補給だ。


ゴールのキャンプ場を目指す。


女体山山頂まで1.5Kmの標識を過ぎると、周囲が明るくなり、景色が変わった。


左手の林の中にキャンプ場のバンガローが見えてきた。


キャンプ場の広場が見えた。


13時56分、筑波高原キャンプ場に到着した。
女体山コースの下山開始からちょうど40分である。
最後まで歩けたのは、下りだけだったこともあるが、皆さんから分けていただいた
薬が効いていたからかもしれない。


駐車場へ向かった。
Yさんの車は見当たらなかった。
既に帰宅したものと思われる。


この後、薬王院駐車場へ向い、そこで解散した。
『皆さん、今日は大変お疲れさまでしたぁ』
『本番ではお互いに頑張りましょうっ!』


富士山トレーニング第5回目(自身4回目)が無事終わった。
薬王院駐車場をスタートして、薬王院コースを上り、女体山神社を経由して、女体山コースを下るという
筑波山コースの中でも上りはきつかったが、前回に比べ比較的短いコースだった。
太腿の筋肉痛で大変だったが、皆さんの協力で無事歩き終えてホっとしている。

途中での太腿の筋肉の痛さは、今まで経験したことのないものだった。
このまま本番を迎えるのは何とも心もとない。
あと1-2回はこのコースを経験しておいた方が良さそうだ。
念願の富士登山に向けては、可能な限りトレーニングを積み、富士山登頂を果したい。

主宰者のYさんから、筑波高原キャンプ場から直接帰宅したとの連絡があったことを添えておこう。

この日の万歩計は、12,000歩を計測していた。


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コメント
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