2016年4月1日(金)
毎週金曜日、主に地元土浦周辺を歩く「健康ウォーキング同好会」が主催する、
平成28度第1回(2016年第12回)、「権現堂桜堤」ウォーキングに参加した。
権現堂桜堤は、当会としては初めての企画である。
常磐線荒川沖駅で電車を待つ。
荒川沖駅発8時19分の電車がやって来た。
10両編成のため、かなり混んでおり、座れた人はごくわずかだ。
柏駅で東武線に乗り換える。
東武野田線ではほぼ全員が座ることができた。
『やっぱり座って行きたいわよねっ』
野田線車内
『満開だと良いわねっ』
春日部駅でスカイツリー線に乗り換え、10時6分、8分遅れで幸手駅に到着した。
幸手駅に直行した2名と合わせ、参加者は37名となった。
年度最初の例会から参加者が37名というのは、過去に記憶がない。
昨年度殆ど参加できなかった3名が辞めたのと入れ替わりに、今年度から新規に7名が入会した。
そのことも影響していると思われる。
この日は、4名の新規会員が参加している。
いつものように3つのグループに分かれて、グループ毎に点呼を取り、
10時24分、Oさんを先頭に出発!
何故か浮かない顔のOさん。
『会の旗を電車に置き忘れたらしい』とのこと。
一応、幸手駅に紛失届を出してはみたが・・・
駅前通りを直進
Oさん、旗がポケットに入っていたことが分かり、大喜び。
『いやぁ 旗があって良かったよぉ』
正一位一色稲荷大明神
幸手駅付近一帯に、城山または陣屋という地名が残っているが、
ここは古河公方足利氏の家臣一色氏が館を構えた跡といわれている。
別名「陣屋稲荷」と言う。
幸手駅入口交差点を左に曲り
県道65号を進む。
桜まつりの幟がはためく
県道65号(旧日光街道)を進む。
この道は、”ウマさんの日光街道を歩く”(幸手宿~古河宿)(2012年12月19日)で一度歩いている筈だが、
この景色は覚えていない。すっかり忘れてしまっていた。
正面に正福寺を見ながら、旧日光街道を道なりに進む。
パトカーが親切に停まってくれた。
せっかくなのでここは落ち着いて周りを気にせずに横断する。
後続の車もパトカーでは、文句は出ないだろう。
10時56分、国道4号線との合流点、内国府間(うちごうま)交差点に到着。
国道4号線を横断し、
国道4号線を北へ進む。
右手にちらりと権現堂桜堤が見えた。
『桜が咲いてるねぇ』
内国府間北交差点の手前200m、幸手市北公民館の目印を右折し、
菜の花の香りが漂う中を進むと・・・
11時7分、権現堂桜堤入口に到着した。
弁当にはちょっと早いので、桜堤の南半分を全員で歩いてみることにした。
約1,000本のソメイヨシノの桜並木が1Kmに渡って続く、とのこと。
『いやぁ これはまた見事だねぇ』
桜のトンネルを歩く。
『今がちょうど満開だねっ』
『桜吹雪があると良いんだけど』は、贅沢な望みである。
桜堤の下ではたくさんの人たちが花見を楽しんでいた。
さらに桜のトンネルを進んだところで、南端に到着。
11時16分、折り返し後は、桜堤下を戻ることにした。
『桜に菜の花ってとっても似合うよねっ』
桜と菜の花の両方を愛でながら進む。
素晴らしい桜並木である。
権現堂堤は、昭和初期に廃川となった権現堂川の堤だった。
江戸時代には、この堤防が切れると江戸まで洪水が及ぶと云われていた。
堤の工事が進むようにと自ら川に身を投げて水を静めたという、
母娘巡礼の姿を刻んだ供養の碑が建っている、とのこと。
菜の花もまた素晴らしい。
大正年間に桜が植えられ、戦後伐採されたが、昭和二十四年に再び植栽され、
現在の華やかな姿に育った、そうである。
昭和五十八年に市指定文化財(名勝)になっている。
11時22分、桜堤中央に到着。
ここでめいめい自由に食事と桜見物を楽しもうということで、いったん解散。
13時ちょうどにこの場所に集合することにした。
食事場所を探す。
峠の茶屋裏手に広場を見つけ、
場所を確保した。
『ここで一杯やっか?』
花見には飲み物が欠かせない。
缶ビール(350ml)500円、熱燗(180ml)も500円だ。
けっこう良い値段であるが、この日ばかりは気を大きく持とう。
良い飲みっぷりである。
『花見のビールは美味いねっ』
会長も酒よりビールの方が好みらしい。
気温がさほど上がらないので、この日は燗酒にした。
花見風景
花より団子だ。
食後は、残り半分を歩いてみることに。
峠の茶屋は、飲み物や自家製パン、幸手市の物産等を販売をしている。
毎週木曜と金曜のみ休みだが、各種祭り(桜・紫陽花・曼珠沙華)期間中は無休だそうだ。
堤沿いにはたくさんの露店が出店していた。
その数凡そ100店舗ほど、とのこと。
桜並木を進む。
『上野公園より良いんじゃないっ』
集合時刻が迫っていたので、『ここで折り返すかなっ』
今度は右手に桜を観ながら集合場所へ。
ちょうど食事時ということでどこも人でいっぱいだ。
菜の花畑の先に外野(そとの)橋が見える。
外野橋へ向かう。
菜の花と満開の桜のコントラストが素晴らしい。
これで空が青く晴れあがっていれば言うこと無しなのだが・・・
中央付近から南側を望む。
こちらは北側
中川に架かる外野橋
権現堂桜堤と対岸の行幸湖を結ぶ。
桜祭りの期間中(3月下旬~4月上旬)はライトアップ(19時~22時)される、そうだ。
12時55分、予定時刻より5分早く”全員集合”である。
皆さん、それぞれ桜と菜の花を堪能したようだ。
権現堂桜堤を後にして、
中央出口に向かう。
『例会と満開が重なって本当に良かったわねっ』
桜の花と菜の花のことで、話が盛り上がる。
来た道を幸手駅を目指す。
国道4号線を通り、
内国府間(うちごうま)交差点を渡り、
旧日光街道を幸手駅へ。
旧日光街道正福寺付近を通過。
幸手市街地荒宿付近。
幸手駅入口交差点を右折すれば、幸手駅まで残り300m余の直線である。
途中に横断歩道が見当たらないため、車が途切れたのを見計らって道路を横断
前方に幸手駅が見える。
13時36分、幸手駅に到着
権現堂桜堤から優に2.5Km以上はあるところを、30分余で歩いたことになる。
かなり早いペースで、正直ちょっと疲れた。
13時44分発の東武線中目黒行に乗車。
東武線車内は空いており、ゆったりと座れた。
『疲れてたので座れて良かったわっ』
『皆さん、今日は大変お疲れさまでしたぁ』
今回、近年桜の名所として人気があるという幸手市権現堂桜堤を歩いた。
前日東京都が”満開”を発表したことから、この日の権現堂もちょうど”満開”を迎えたと思われる。
見事な桜と菜の花のコントラストを観ることができて、満足のいく一日だった。
権現堂堤は、桜の他に紫陽花や曼珠沙華も見応えがある、そうなので、機会があればまた訪れてみたい。
この日の万歩計は、13,000歩を少し超えていた。
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毎週金曜日、主に地元土浦周辺を歩く「健康ウォーキング同好会」が主催する、
平成28度第1回(2016年第12回)、「権現堂桜堤」ウォーキングに参加した。
権現堂桜堤は、当会としては初めての企画である。
常磐線荒川沖駅で電車を待つ。
荒川沖駅発8時19分の電車がやって来た。
10両編成のため、かなり混んでおり、座れた人はごくわずかだ。
柏駅で東武線に乗り換える。
東武野田線ではほぼ全員が座ることができた。
『やっぱり座って行きたいわよねっ』
野田線車内
『満開だと良いわねっ』
春日部駅でスカイツリー線に乗り換え、10時6分、8分遅れで幸手駅に到着した。
幸手駅に直行した2名と合わせ、参加者は37名となった。
年度最初の例会から参加者が37名というのは、過去に記憶がない。
昨年度殆ど参加できなかった3名が辞めたのと入れ替わりに、今年度から新規に7名が入会した。
そのことも影響していると思われる。
この日は、4名の新規会員が参加している。
いつものように3つのグループに分かれて、グループ毎に点呼を取り、
10時24分、Oさんを先頭に出発!
何故か浮かない顔のOさん。
『会の旗を電車に置き忘れたらしい』とのこと。
一応、幸手駅に紛失届を出してはみたが・・・
駅前通りを直進
Oさん、旗がポケットに入っていたことが分かり、大喜び。
『いやぁ 旗があって良かったよぉ』
正一位一色稲荷大明神
幸手駅付近一帯に、城山または陣屋という地名が残っているが、
ここは古河公方足利氏の家臣一色氏が館を構えた跡といわれている。
別名「陣屋稲荷」と言う。
幸手駅入口交差点を左に曲り
県道65号を進む。
桜まつりの幟がはためく
県道65号(旧日光街道)を進む。
この道は、”ウマさんの日光街道を歩く”(幸手宿~古河宿)(2012年12月19日)で一度歩いている筈だが、
この景色は覚えていない。すっかり忘れてしまっていた。
正面に正福寺を見ながら、旧日光街道を道なりに進む。
パトカーが親切に停まってくれた。
せっかくなのでここは落ち着いて周りを気にせずに横断する。
後続の車もパトカーでは、文句は出ないだろう。
10時56分、国道4号線との合流点、内国府間(うちごうま)交差点に到着。
国道4号線を横断し、
国道4号線を北へ進む。
右手にちらりと権現堂桜堤が見えた。
『桜が咲いてるねぇ』
内国府間北交差点の手前200m、幸手市北公民館の目印を右折し、
菜の花の香りが漂う中を進むと・・・
11時7分、権現堂桜堤入口に到着した。
弁当にはちょっと早いので、桜堤の南半分を全員で歩いてみることにした。
約1,000本のソメイヨシノの桜並木が1Kmに渡って続く、とのこと。
『いやぁ これはまた見事だねぇ』
桜のトンネルを歩く。
『今がちょうど満開だねっ』
『桜吹雪があると良いんだけど』は、贅沢な望みである。
桜堤の下ではたくさんの人たちが花見を楽しんでいた。
さらに桜のトンネルを進んだところで、南端に到着。
11時16分、折り返し後は、桜堤下を戻ることにした。
『桜に菜の花ってとっても似合うよねっ』
桜と菜の花の両方を愛でながら進む。
素晴らしい桜並木である。
権現堂堤は、昭和初期に廃川となった権現堂川の堤だった。
江戸時代には、この堤防が切れると江戸まで洪水が及ぶと云われていた。
堤の工事が進むようにと自ら川に身を投げて水を静めたという、
母娘巡礼の姿を刻んだ供養の碑が建っている、とのこと。
菜の花もまた素晴らしい。
大正年間に桜が植えられ、戦後伐採されたが、昭和二十四年に再び植栽され、
現在の華やかな姿に育った、そうである。
昭和五十八年に市指定文化財(名勝)になっている。
11時22分、桜堤中央に到着。
ここでめいめい自由に食事と桜見物を楽しもうということで、いったん解散。
13時ちょうどにこの場所に集合することにした。
食事場所を探す。
峠の茶屋裏手に広場を見つけ、
場所を確保した。
『ここで一杯やっか?』
花見には飲み物が欠かせない。
缶ビール(350ml)500円、熱燗(180ml)も500円だ。
けっこう良い値段であるが、この日ばかりは気を大きく持とう。
良い飲みっぷりである。
『花見のビールは美味いねっ』
会長も酒よりビールの方が好みらしい。
気温がさほど上がらないので、この日は燗酒にした。
花見風景
花より団子だ。
食後は、残り半分を歩いてみることに。
峠の茶屋は、飲み物や自家製パン、幸手市の物産等を販売をしている。
毎週木曜と金曜のみ休みだが、各種祭り(桜・紫陽花・曼珠沙華)期間中は無休だそうだ。
堤沿いにはたくさんの露店が出店していた。
その数凡そ100店舗ほど、とのこと。
桜並木を進む。
『上野公園より良いんじゃないっ』
集合時刻が迫っていたので、『ここで折り返すかなっ』
今度は右手に桜を観ながら集合場所へ。
ちょうど食事時ということでどこも人でいっぱいだ。
菜の花畑の先に外野(そとの)橋が見える。
外野橋へ向かう。
菜の花と満開の桜のコントラストが素晴らしい。
これで空が青く晴れあがっていれば言うこと無しなのだが・・・
中央付近から南側を望む。
こちらは北側
中川に架かる外野橋
権現堂桜堤と対岸の行幸湖を結ぶ。
桜祭りの期間中(3月下旬~4月上旬)はライトアップ(19時~22時)される、そうだ。
12時55分、予定時刻より5分早く”全員集合”である。
皆さん、それぞれ桜と菜の花を堪能したようだ。
権現堂桜堤を後にして、
中央出口に向かう。
『例会と満開が重なって本当に良かったわねっ』
桜の花と菜の花のことで、話が盛り上がる。
来た道を幸手駅を目指す。
国道4号線を通り、
内国府間(うちごうま)交差点を渡り、
旧日光街道を幸手駅へ。
旧日光街道正福寺付近を通過。
幸手市街地荒宿付近。
幸手駅入口交差点を右折すれば、幸手駅まで残り300m余の直線である。
途中に横断歩道が見当たらないため、車が途切れたのを見計らって道路を横断
前方に幸手駅が見える。
13時36分、幸手駅に到着
権現堂桜堤から優に2.5Km以上はあるところを、30分余で歩いたことになる。
かなり早いペースで、正直ちょっと疲れた。
13時44分発の東武線中目黒行に乗車。
東武線車内は空いており、ゆったりと座れた。
『疲れてたので座れて良かったわっ』
『皆さん、今日は大変お疲れさまでしたぁ』
今回、近年桜の名所として人気があるという幸手市権現堂桜堤を歩いた。
前日東京都が”満開”を発表したことから、この日の権現堂もちょうど”満開”を迎えたと思われる。
見事な桜と菜の花のコントラストを観ることができて、満足のいく一日だった。
権現堂堤は、桜の他に紫陽花や曼珠沙華も見応えがある、そうなので、機会があればまた訪れてみたい。
この日の万歩計は、13,000歩を少し超えていた。
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