ウマさんの気ままな行動日記(その2)

ウォーキング、ハイキング、釣り、ドライブ、100名城巡りなどをレポートします。

藤・石楠花が見事 笠間稲荷から鳳台院

2015年05月08日 | ウマさんの「健康ウォーキングの会」
2015年5月8日(金)

毎週金曜日、主に地元土浦周辺を歩く「健康ウォーキング同好会」が主催する、
平成27年度第5回(2015年第16回)、「笠間稲荷から鳳台院」ウォーキングに参加した。
1年ほど前に、この時期『鳳台院の石楠花が美しい』との情報が寄せられたことから、企画したものである。

荒川沖駅8時1分発の電車を待っているところ。


友部駅で水戸線に乗り替え、


9時8分、定刻どおり笠間駅に到着。
笠間駅の駐車場には、既にFさん夫妻が直行していた。
この日の参加者は34名となった。
バスハイク以外の例会で30名を越えるのは初めてである。


駅の真ん前の笠間稲荷神社の天然記念物”八重の藤”の看板が目に入った。
笠間稲荷神社と言えば菊が有名だが、天然記念物の藤の花があるとは知らなかった。
『今日は藤も見られるんだねっ』


この日初参加の新入会員紹介の後、笠間駅前で準備体操だ。


入念に身体をほぐす。


人数が多いため、名前のあ行・か行のA班、さ行・た行のB班、な行以下のC班の3組に分けた。
各組の人数は異なるが、これだと点呼を取るのが容易である。
3組に分け終わった9時28分、Oさんを先頭に先ずは笠間稲荷神社を目指して出発!


笠間駅前通りを国道50号方面へ。
(後方は笠間駅)


地元の人が利用する店が点在する笠間駅前通りを進む。


笠間駅前通りを進む。


笠間市役所笠間支所前を通過


9時51分、高橋町交差点に到着。大きな常夜燈が目印だ。
笠間稲荷神社へはここを右折する。


笠間稲荷門前通りを進む。
この辺りは蕎麦屋が多い。


9時53分、笠間稲荷神社入口に到着。
やはり神社入口には鳥居がないと寂しい。
大鳥居は2010年10月13日(水)に突然倒れてしまった。
あれから既に4年半、いつになったら復元するのだろうか?


客足がまばらな仲見世を通り過ぎると


楼門がでんと迎えてくれる。


楼門の表側には仁王像ならぬ「櫛磐間戸神」「豊磐間戸神」が祀られている。
写真は左の櫛磐間戸神である。


門の内側には二体の「神馬」の木像が奉安されている。
豊磐間戸神の裏側に奉安されている黒馬。
櫛磐間戸神の裏側には白馬が奉安されている。


楼門をくぐると右側に2株の藤棚が目に入った。
こちらの藤は「大藤」と呼ばれている。


藤の花が素晴らしい。


こちらは「八重の藤」だ。
天然記念物「八重の藤」の碑が建てられている。


「八重の藤」は、八重の花びらは大きくそのボリュームは見事である。
2株の大樹の樹令はどちらも約400年、枝の面積約100㎡とのこと。


拝殿でお参りを済ませる。
御祭神は宇迦之御魂神(ウカノミタマノカミ)様。
創建は、第36代孝徳天皇の御代、白雉二年(651)と云われている。


藤を堪能した後は、休憩所で一服。


笠間稲荷門前通りを戻り


国道355号へ。


県道355号を国道50号方面へ向かう。


右手に目をやると、標高143mのつつじ山が見えた。
山頂には紅白のつつじの他、身代わり観音像も見える。
5月10日まで「つつじまつり」が開催中だそうだ。


国道50号寺崎交差点を左折し、稲田方面へ。


10時34分、笠間警察署前を通過。


国道50号を進む。


右手にはのどかな田園風景が広がる。


10時41分、ちょっと変わった形をした笠間市消防本部前を通過


”達磨大師(鳳台院)ここ入る”の標識に従って坂道を進む。


10時51分、鳳台院慈眼寺へ到着した。


達磨大師像が迎えてくれた。
世界最大級の達磨大師像の高さは10mとのこと。


ここで、時間を摂り、境内・石楠花園内を自由散策してもらうことにした。
先ずは石楠花園を歩いてみよう。


眩しいほどの色鮮やかな石楠花


ピンクの石楠花も美しい。


あちこちから感嘆の声が上がる。


『いやぁ ここの石楠花は本当に素晴らしいねぇ』


種類も色も豊富だ。


『笠間にこんな所があるなんて知らなかったぁ』


『つつじだけかと思ってたわっ』


見事と言う外ない。


『素敵ね~っ』


このような石楠花は初めてである。


『ほんとに綺麗だね~っ』


石楠花園から達磨大師像を望む。


石楠花園は広大だ。


石楠花を満喫し、いったん慈眼寺へ。
『今日は来て良かったぁ』


慈眼寺山門
山門の日陰で腰を下ろして休憩する人も多い。


慈眼寺本堂


仏舎利奉安の慈眼寺五重塔


観音像もある。


新坂東三十三番札所の観音堂
坂東三十三観音霊場は有名であるが、新坂東三十三番札所は初めてだ。


自由散策時間を終え、時刻は11時30分を回っていた。
当初、昼食は隣接する笠間市総合公園で、と考えていたが、総合公園は日除けがないので、
急遽この素晴らしい景色の石楠花園でいただくことに変更した。
山門の回りに腰掛けていただくことにしよう。石楠花の木影で弁当を広げる人もいた。
(境内や石楠花園内での昼食はお寺の許可を得ている)


五重塔を見ながらの弁当も乙なものである。


昼食後、鳳台院慈眼寺の本堂へ足を伸ばしてみる。


市指定文化財の鳳台院山門
萱葺きの屋根は年代を感じさせる。


山門から鳳台院本堂へ進む。


達磨大師の顔を彫った石から鳳台院本堂を望む。


本堂前の六地蔵菩薩像
中央は、水子地蔵菩薩


石段を上ると、


国見山鳳台院慈眼寺の本堂がある。
曹洞宗の寺院である。


煌びやかな雰囲気の本堂内部


本堂前の塀に観音様の絵が描かれている。


一枚一枚異なる観音様が描かれている。


達磨大師像へ戻る途中で観た石楠花(1)


達磨大師像へ戻る途中で観た石楠花(2)


時間があれば、まだまだ観ていたいが、


12時18分、鳳台院慈眼寺を後にした。


鳳台院慈眼寺から3分とかからずに総合公園に到着した。
『広いわね~っ』


総合公園内(正面は野球場)


『広くて立派な公園だよね~っ』


総合公園入口(国道50号線沿い)


国道50号を石井交差点へ向かう。


男性最高齢のTさん(82)
毎回、参加するのが楽しみでしょうがない、とのこと。
今日も元気だ。


12時37分、石井大明神に到着。


『随分古そうな神社だねっ』
創立年月は不詳ながら、社伝によると大同二年(807)に再建されている、とのこと。


拝殿に参拝
祭神は建葉槌命(タケハツチノミコト)とのこと。


本殿は総欅流造り・銅瓦葺きとなっている。


境内神社としては、
鹿島神社・香取神社・秋葉神社・琴平神社・稲荷神社・青麻神社など、様々な神社が合祀されている。


御神木の大欅
推定樹齢数百年と云われ、古来より鎮守の森として親しまれているとのこと。
この大欅は、もともとは2本立ちだったが、時を経て一方が巻き抱え、1本の大木になった、そうだ。


石井大明神を後にして、笠間駅へ。


笠間稲荷神社御神饌田
じゃらんnetによると、
笠間稲荷神社の西方約1kmに位置する、約300坪の広さの御神饌田において、
古式ゆかしい「御田植祭」が斎行される。
その年の豊穣を祈願するとともに、稲荷の大神さまに毎日御供えする御米(みけ)を
栽培する稲苗の植付けの神事で、
舞殿において巫女、氏子女子中学生による神楽舞「稲荷舞」「迦陵頻(かりょうびん)」の奉奏が
太鼓三打を合図に始まり、地元中学生による「御田植祭歌」の奉唱の中、田植えが行われる。


12時54分、笠間市立図書館を通過


笠間市立図書館
『素敵な図書館だねっ 入ってみたくなるよね~』


笠間市民体育館
笠間市の公共施設はどれも立派に見える。
(隣の芝生は青い?)


この辺りは、公共施設の他、ゆったりとした敷地に大型電気店や


大型ショッピングセンターなどもある。
買い物にも便利で住み良さそうな土地と思われる。


『これっ りんご園じゃん』
笠間市内の住宅地でりんごが栽培されていたのには驚いた。


住宅街を進むと、


ゴールの笠間駅は近い。


店舗前の木陰で最後の給水を摂り、


13時19分、笠間駅に到着


13時59分の友部行きまで少し時間があるため、駅前で腰を下ろして休憩だ。
男性陣の何人かは駅前の酒店へ缶ビールを買い求めに・・・
自分もその一人であった。美味しかったことは言うまでもない。


笠間駅ホームで友部行き電車を待つ。


『そろそろ電車が来る頃だよね』
電車は定時にやって来た。


友部駅で常磐線に乗り替える。
『いやぁ 鳳台院の石楠花は見事だったよね~っ』
鳳台院の石楠花の話しで盛り上がる。


常磐線車内


『皆さん、今日は大変お疲れさまでしたぁ』



この時期石楠花が美しいとの情報に「笠間稲荷神社から鳳台院」コースを企画したが、
鳳台院の見事な石楠花の花々には思わず見惚れてしまった。
鳳台院の石楠花は自分も含めて殆どの人が初めてのようであった。
多くの会員から『素敵だったぁ』『感動したわっ』の声が聞かれた。
笠間と言えばつつじを思い浮かべるが、これからは鳳台院の石楠花を思い浮かべることになるだろう。

また、笠間稲荷神社の天然記念物の「八重の藤」も見応えがあった。
1日のうちに藤と石楠花の2つの花を愛でることが出来たのは、幸運であった。

これからも新しいコースや見所を探して企画していきたいと思っているが、そろそろネタ切れ状態になってきた。
本記事をご覧になっている方には、是非とも新たなコースや見所などを紹介していただければ幸いである。


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