2014年7月13日(日)~14日(月)
私と妻の故郷である大分から、妻の妹がやって来たので、2泊3日で谷川岳から奥日光を観光することにした。
交通手段は場所が場所だけに車以外は考えられないし、宿にしても3人ともなると宿泊代がままならない。
と言う訳で、キャンピングカーで出かけることにした。
初日は先ず谷川岳天神平からの景色を楽しもうと、谷川岳RW駅に向かったが、
あいにく関越道水上ICを降りる頃から雨が降り出した。
途中のレストランで昼食を摂りながら雨の止むのを待った。
しかし、残念ながら雨は止む気配は見せない。
それでも念のため谷川岳RW駅まで行き、駐車場係員に天神平の様子を問い合わせた。
係員は、雨のため天神平からの景色は望み薄とのことだったので、
引き返して道の駅「川場田園プラザ」に向かった。
川場ビール工房
道の駅「川場田園プラザ」の数ある工房の一つで、
中にはパン工房と地ビールレストラン武尊(ほたか)がある。
レストラン武尊のメニュー
中に入ると、ビール濾過機が目を引く。
レストラン武尊店内は広くて天井も高く、適度な照明が落ち着いた雰囲気を醸し出している。
写真は、高級アロマホップをふんだんに使った香り高いピルスナー。
小麦麦芽を使用した、フルーティな香りのヴァイツエンもなかなか美味かった。
ヴァイツエンは、ホップの苦みを押さえてあるので、女性に好まれるそうだ。
『グラスは面倒』とピッチャー(1.5l)で注文だ。
料理テーブルに並んでいるのは、
ソーセージ盛合せ、鶏肉カルパッチョ、ギンヒカリ(ニジマス)のカルパッチョ、ポテトフライ
翌朝はブルーベリー摘みを楽しんだ。
翌朝の風景
ビール工房&レストラン武尊停まっているのは愛車のセレンゲティ。
夕方まではレストラン武尊の客のものと思われる車が何台も停まっていたが、
朝は愛車だけになっていた。
ビール工房前の道路を挟んだ駐車場の回りは、ブルーベリーの生垣になっている。
沢山のブルーベリーが生っていた。
前日も何人かが摘んでいたのを見ているので、自由に採っても問題はなさそうだ。
朝食の準備が出来るまでブルーベリー摘みを楽しんだ。
かみさんの妹と一緒に摘んだブルーベリー
これを持ちかえってジャムを作ることにしよう。
丸沼
朝食後、奥日光へ向かった。
途中丸沼があったので、寄ってみた。
丸沼湖畔の白樺の林。
静かな湖畔を歩くのは気持ちが良い。
丸沼は「日本観光地百選湖沼の部 第一位」とのこと。
記念にかみさんと並んだところを撮ってもらった。
標高1,430mの丸沼水平に撮影しているため、青い湖面が見えないのは残念!
湯滝
中禅寺湖へ向かう途中、湯滝に立ち寄った。
湯滝駐車場(駐車料金500円は前払い)
湯滝
水量も多く、迫力がある。
袋田の滝にも負けないくらい素晴らしい滝である。
イタリア大使館別荘
湯滝の後は、中禅寺湖畔のイタリア大使館別荘へ向かう。
中禅寺湖岸に沿ってイタリア大使館別荘へ続く道
駐車場から10分で「イタリア大使館別荘記念公園」へ到着
往時の歴史を紹介する国際避暑地歴史館(大使館別荘副邸)
往時の別荘の様子などを伝える展示室-2
大使の船遊びやフッシングのビデオが見られる展示室-1
展示室ー1の室内の様子(暖炉)
大使館別荘本館
昭和3年にイタリア大使館の別荘として建てられ、平成9年まで歴代の大使が使用していた。
主に大使とその家族が使用したと言われている。
大使館別荘本館
杉の木の皮が貼り巡らされている。
中禅寺湖岸から見た大使館別荘本館
本館内食堂から居間・書斎方向を見たところ。
様々な模様の杉皮が貼り巡らされた書斎
大使が使用した食器が並ぶ食堂
マントルピース(暖炉)は創建当時のままだそうだ。
チェスなども展示されている。
解放感溢れる広縁
広縁から中禅寺湖を臨む。
2階に上がってみる。
眺望室1(大使の間)
この部屋は大使の寝室として利用されていた。
家具やカーテンなどのインテリアは平成9年当時まで使用されていた。
眺望室2(寝室)
この部屋は寝室として利用されていた。
ベッドや机など、家具を同一色で塗り、各色で部屋を呼び分けていた。
壁面と天井仕上げは、改修時に杉皮貼りから栃木県産材のさわらに変更している。
眺望室2には歴代イタリア大使の写真が展示されている。
眺望室2から中禅寺湖を見る。
朝起きて直ぐにこの景色が見られるとは何と贅沢なことだろう。
眺望室3(寝室)
この部屋も眺望室2と同じく寝室として利用されていた。
この部屋の壁面と天井仕上げは、改修時に杉皮貼りから栃木県産材のさわらに変更している。
休憩室(スリーピングポーチ)
この部屋は休憩室として利用されていた。
1階玄関の上に位置し、南に面しているので、吹き抜ける風と軟らかな木漏れ日を感じながら
寛げる空間となっている。
1階の休憩室(喫茶室)ではコーヒーなどが注文できる。
さほど広くないので相席になることがある。
外に出てウッドデッキから湖岸へ下りてみる。
湖岸から見た半月山方面の景色
桟橋
老朽化して一部朽ちかけているので、立入禁止となっている。
湖岸から見た景色(八丁出島)
八丁出島の先端は寺ヶ崎と呼ばれている。
紅葉の時期には毎年必ずと言っていいほど紹介される場所である。
湖岸から見た景色(男体山:2,484m)
あいにく雲がかかって山頂は見えなかった。
湖岸から見た景色(大使館別荘本館)
建築デザインの発想と原点について以下の説明があった。
別荘の設計者アントニン・レーモンドは、総合芸術のとしての建築を目指し、
「建物の内と外、そして環境との調和」といった設計理念を提唱した。
その手法として、その地方・地域に特有の素材を積極的に建材として利用した。
間口一杯に広がる広縁からは、湖の美しい眺望を最大限に享受することを
デザイン発想の原点に置いていることが感じとれる(説明板より)
イタリア大使館別荘を後にする。
立木観音を過ぎた辺りのレストラン「湖楽」で昼食を済ませた。
小田代ヶ原
昼食後、時間があったので、小田代ヶ原まで歩くことにした。
赤沼駐車場を出発し、遊歩道を進む。
赤沼から200mほど進むと湯滝(4.0Km)への分岐点がある。
小田代ヶ原(2.1Km)方面へ。
湯川赤沼橋
湯川赤沼橋の袂でフライフィッシングをしていた。
ブルックトラウトが釣れるとのこと。
ここではキャッチ&リリースが基本となっているので持ち帰りは出来ない、そうだ。
熊笹の中を小田代ヶ原へ。
熊笹が美しい。
小田代ヶ原まで1.3Km地点を通過。
小田代ヶ原へ
戦場ヶ原展望台へ50mの表示が。
戦場ヶ原
小田代ヶ原へあと0.3Kmとある。
鹿避けの金網柵を抜けると小田代ヶ原だ。
木道を通って貴婦人が望める小田代ヶ原展望台へ向かう。
千手ヶ浜行電気バス「わたすげ」が静かに追い越していった。
右手には次第に小田代ヶ原の草原が見えてきた。
展望台手前の道路から撮った貴婦人。
草原の中にポツンと佇む姿が美しい。
小田代ヶ原バス停が見えてきた。
貴婦人の撮影ポイントへ
木道工事の警備員がいたので、3人揃っているところを撮影してもらった。
展望台から見た小田代ヶ原
動画で観た小田代ヶ原
やはりこの展望台から見た貴婦人が一番美しい。
ここまで来たら、小田代ヶ原を一周してみたい。
しかし、妻とその妹はやや疲れた様子。日頃から歩き慣れていないので無理もない。
先ほどのバスが千手ヶ浜で折り返しておよそ10分後に来るので、それに乗って戻りたい、とのこと。
結局、一人で小田代ヶ原を一周することにした。
木道は途中工事中のため、バス専用道路を通らなければならない。
千手ヶ浜と泉門池との分岐点を
泉門池へと向かう。
鹿がじっとこっちを見ている。
いったんは逃げ出すが、一定の距離をおいて立ち止まり、こちらの様子を伺っている。
近づくとまた逃げ出す。
泉門池への分岐点では木道工事が行われていた。
展望台からこの地点までの木道工事は9月頃まで続くとのこと。
泉門池へ続く古い木道を進む。
この木道も工事が予定されているそうだ。
小田代ヶ原
アヤメなども見ることができる。
カラ松林の木道を進む。
泉門池分岐点が近くなると白樺の木が目立つようになってきた。
泉池門分岐点に到着。
小田代ヶ原バス停を出発してから約25分が経過していた。
しゃくなげ橋方面へ進む。
白樺の林の中を小田代ヶ原分岐点へ
小田代ヶ原分岐点へ。
後方に見えるのは、高山(1,667m)と思われる。
小田代ヶ原の草原
ところどころにニッコウキスゲが固まって咲いていた。
枯れた大木が横たわっていた。
白樺の林が無くなると代わりにカラ松が目立ち始めた。
小田代ヶ原に到着したとたん、雨が降り始めた。
バス停を出発してちょうど40分が経過したところだ。
既に二人は赤沼駐車場に着いていることだろう。
降りしきる雨の中を赤沼駐車場へ急いだ。
赤沼まで2.2Kmの地点を通過した辺りで雨が強くなってきた。
傘を差しているが、膝から下はずぶ濡れ状態だ。
赤沼まで1.0Kmの地点では土砂降りとなった。
しかし、湯川赤沼橋に着いた頃には雨は少しばかり小降りになってきた。
赤沼まで0.3Km地点を通過。
赤沼まで0.2Km地点を通過。
赤沼茶屋に到着した時には、雨は止んでいた。
40分ほど雨に降られたことになる。ついてない。
17時16分、赤沼駐車場に到着。
二人は1時間以上も前に到着していた、とのことだ。
二人をバスで先に帰しておいて良かった。
湯守釜屋
小田代ヶ原でかいた汗を流すため、奥日光湯元温泉の「湯守釜屋」へ向かった。
「湯守釜屋」は「日本100名湯」でも紹介されており、2008年6月6日に一度訪れたことがある。
浴室
浴室(男性用)
浴室内に入るとむっとしてレンズが曇ってしまった。
温泉特有の硫黄の匂いが充満している。
まさに”温泉”を感じる。
露天風呂
牛乳のように白く濁ったお湯がたまらなく嬉しい。
お湯はしっとりとして本当に気持ちが良い。
「湯守釜屋」は、栃木「にごり湯の会」会員である。
濁り湯の条件は、以下の条件が揃っていること、だそうだ。
その壱:源泉を持っていること。
その弐:にごり湯であること。
その参:掛け流しであること。
入浴後は赤沼駐車場へ戻り、キャンピングカーでワインとビールで盛り上がった。
明日は、日光市内で土産物を買い求め、日光霧降高原へ行くことにする。
”ウマさんのキャンピングカードライブの目次”へ戻る。
私と妻の故郷である大分から、妻の妹がやって来たので、2泊3日で谷川岳から奥日光を観光することにした。
交通手段は場所が場所だけに車以外は考えられないし、宿にしても3人ともなると宿泊代がままならない。
と言う訳で、キャンピングカーで出かけることにした。
初日は先ず谷川岳天神平からの景色を楽しもうと、谷川岳RW駅に向かったが、
あいにく関越道水上ICを降りる頃から雨が降り出した。
途中のレストランで昼食を摂りながら雨の止むのを待った。
しかし、残念ながら雨は止む気配は見せない。
それでも念のため谷川岳RW駅まで行き、駐車場係員に天神平の様子を問い合わせた。
係員は、雨のため天神平からの景色は望み薄とのことだったので、
引き返して道の駅「川場田園プラザ」に向かった。
川場ビール工房
道の駅「川場田園プラザ」の数ある工房の一つで、
中にはパン工房と地ビールレストラン武尊(ほたか)がある。
レストラン武尊のメニュー
中に入ると、ビール濾過機が目を引く。
レストラン武尊店内は広くて天井も高く、適度な照明が落ち着いた雰囲気を醸し出している。
写真は、高級アロマホップをふんだんに使った香り高いピルスナー。
小麦麦芽を使用した、フルーティな香りのヴァイツエンもなかなか美味かった。
ヴァイツエンは、ホップの苦みを押さえてあるので、女性に好まれるそうだ。
『グラスは面倒』とピッチャー(1.5l)で注文だ。
料理テーブルに並んでいるのは、
ソーセージ盛合せ、鶏肉カルパッチョ、ギンヒカリ(ニジマス)のカルパッチョ、ポテトフライ
翌朝はブルーベリー摘みを楽しんだ。
翌朝の風景
ビール工房&レストラン武尊停まっているのは愛車のセレンゲティ。
夕方まではレストラン武尊の客のものと思われる車が何台も停まっていたが、
朝は愛車だけになっていた。
ビール工房前の道路を挟んだ駐車場の回りは、ブルーベリーの生垣になっている。
沢山のブルーベリーが生っていた。
前日も何人かが摘んでいたのを見ているので、自由に採っても問題はなさそうだ。
朝食の準備が出来るまでブルーベリー摘みを楽しんだ。
かみさんの妹と一緒に摘んだブルーベリー
これを持ちかえってジャムを作ることにしよう。
丸沼
朝食後、奥日光へ向かった。
途中丸沼があったので、寄ってみた。
丸沼湖畔の白樺の林。
静かな湖畔を歩くのは気持ちが良い。
丸沼は「日本観光地百選湖沼の部 第一位」とのこと。
記念にかみさんと並んだところを撮ってもらった。
標高1,430mの丸沼水平に撮影しているため、青い湖面が見えないのは残念!
湯滝
中禅寺湖へ向かう途中、湯滝に立ち寄った。
湯滝駐車場(駐車料金500円は前払い)
湯滝
水量も多く、迫力がある。
袋田の滝にも負けないくらい素晴らしい滝である。
イタリア大使館別荘
湯滝の後は、中禅寺湖畔のイタリア大使館別荘へ向かう。
中禅寺湖岸に沿ってイタリア大使館別荘へ続く道
駐車場から10分で「イタリア大使館別荘記念公園」へ到着
往時の歴史を紹介する国際避暑地歴史館(大使館別荘副邸)
往時の別荘の様子などを伝える展示室-2
大使の船遊びやフッシングのビデオが見られる展示室-1
展示室ー1の室内の様子(暖炉)
大使館別荘本館
昭和3年にイタリア大使館の別荘として建てられ、平成9年まで歴代の大使が使用していた。
主に大使とその家族が使用したと言われている。
大使館別荘本館
杉の木の皮が貼り巡らされている。
中禅寺湖岸から見た大使館別荘本館
本館内食堂から居間・書斎方向を見たところ。
様々な模様の杉皮が貼り巡らされた書斎
大使が使用した食器が並ぶ食堂
マントルピース(暖炉)は創建当時のままだそうだ。
チェスなども展示されている。
解放感溢れる広縁
広縁から中禅寺湖を臨む。
2階に上がってみる。
眺望室1(大使の間)
この部屋は大使の寝室として利用されていた。
家具やカーテンなどのインテリアは平成9年当時まで使用されていた。
眺望室2(寝室)
この部屋は寝室として利用されていた。
ベッドや机など、家具を同一色で塗り、各色で部屋を呼び分けていた。
壁面と天井仕上げは、改修時に杉皮貼りから栃木県産材のさわらに変更している。
眺望室2には歴代イタリア大使の写真が展示されている。
眺望室2から中禅寺湖を見る。
朝起きて直ぐにこの景色が見られるとは何と贅沢なことだろう。
眺望室3(寝室)
この部屋も眺望室2と同じく寝室として利用されていた。
この部屋の壁面と天井仕上げは、改修時に杉皮貼りから栃木県産材のさわらに変更している。
休憩室(スリーピングポーチ)
この部屋は休憩室として利用されていた。
1階玄関の上に位置し、南に面しているので、吹き抜ける風と軟らかな木漏れ日を感じながら
寛げる空間となっている。
1階の休憩室(喫茶室)ではコーヒーなどが注文できる。
さほど広くないので相席になることがある。
外に出てウッドデッキから湖岸へ下りてみる。
湖岸から見た半月山方面の景色
桟橋
老朽化して一部朽ちかけているので、立入禁止となっている。
湖岸から見た景色(八丁出島)
八丁出島の先端は寺ヶ崎と呼ばれている。
紅葉の時期には毎年必ずと言っていいほど紹介される場所である。
湖岸から見た景色(男体山:2,484m)
あいにく雲がかかって山頂は見えなかった。
湖岸から見た景色(大使館別荘本館)
建築デザインの発想と原点について以下の説明があった。
別荘の設計者アントニン・レーモンドは、総合芸術のとしての建築を目指し、
「建物の内と外、そして環境との調和」といった設計理念を提唱した。
その手法として、その地方・地域に特有の素材を積極的に建材として利用した。
間口一杯に広がる広縁からは、湖の美しい眺望を最大限に享受することを
デザイン発想の原点に置いていることが感じとれる(説明板より)
イタリア大使館別荘を後にする。
立木観音を過ぎた辺りのレストラン「湖楽」で昼食を済ませた。
小田代ヶ原
昼食後、時間があったので、小田代ヶ原まで歩くことにした。
赤沼駐車場を出発し、遊歩道を進む。
赤沼から200mほど進むと湯滝(4.0Km)への分岐点がある。
小田代ヶ原(2.1Km)方面へ。
湯川赤沼橋
湯川赤沼橋の袂でフライフィッシングをしていた。
ブルックトラウトが釣れるとのこと。
ここではキャッチ&リリースが基本となっているので持ち帰りは出来ない、そうだ。
熊笹の中を小田代ヶ原へ。
熊笹が美しい。
小田代ヶ原まで1.3Km地点を通過。
小田代ヶ原へ
戦場ヶ原展望台へ50mの表示が。
戦場ヶ原
小田代ヶ原へあと0.3Kmとある。
鹿避けの金網柵を抜けると小田代ヶ原だ。
木道を通って貴婦人が望める小田代ヶ原展望台へ向かう。
千手ヶ浜行電気バス「わたすげ」が静かに追い越していった。
右手には次第に小田代ヶ原の草原が見えてきた。
展望台手前の道路から撮った貴婦人。
草原の中にポツンと佇む姿が美しい。
小田代ヶ原バス停が見えてきた。
貴婦人の撮影ポイントへ
木道工事の警備員がいたので、3人揃っているところを撮影してもらった。
展望台から見た小田代ヶ原
動画で観た小田代ヶ原
やはりこの展望台から見た貴婦人が一番美しい。
ここまで来たら、小田代ヶ原を一周してみたい。
しかし、妻とその妹はやや疲れた様子。日頃から歩き慣れていないので無理もない。
先ほどのバスが千手ヶ浜で折り返しておよそ10分後に来るので、それに乗って戻りたい、とのこと。
結局、一人で小田代ヶ原を一周することにした。
木道は途中工事中のため、バス専用道路を通らなければならない。
千手ヶ浜と泉門池との分岐点を
泉門池へと向かう。
鹿がじっとこっちを見ている。
いったんは逃げ出すが、一定の距離をおいて立ち止まり、こちらの様子を伺っている。
近づくとまた逃げ出す。
泉門池への分岐点では木道工事が行われていた。
展望台からこの地点までの木道工事は9月頃まで続くとのこと。
泉門池へ続く古い木道を進む。
この木道も工事が予定されているそうだ。
小田代ヶ原
アヤメなども見ることができる。
カラ松林の木道を進む。
泉門池分岐点が近くなると白樺の木が目立つようになってきた。
泉池門分岐点に到着。
小田代ヶ原バス停を出発してから約25分が経過していた。
しゃくなげ橋方面へ進む。
白樺の林の中を小田代ヶ原分岐点へ
小田代ヶ原分岐点へ。
後方に見えるのは、高山(1,667m)と思われる。
小田代ヶ原の草原
ところどころにニッコウキスゲが固まって咲いていた。
枯れた大木が横たわっていた。
白樺の林が無くなると代わりにカラ松が目立ち始めた。
小田代ヶ原に到着したとたん、雨が降り始めた。
バス停を出発してちょうど40分が経過したところだ。
既に二人は赤沼駐車場に着いていることだろう。
降りしきる雨の中を赤沼駐車場へ急いだ。
赤沼まで2.2Kmの地点を通過した辺りで雨が強くなってきた。
傘を差しているが、膝から下はずぶ濡れ状態だ。
赤沼まで1.0Kmの地点では土砂降りとなった。
しかし、湯川赤沼橋に着いた頃には雨は少しばかり小降りになってきた。
赤沼まで0.3Km地点を通過。
赤沼まで0.2Km地点を通過。
赤沼茶屋に到着した時には、雨は止んでいた。
40分ほど雨に降られたことになる。ついてない。
17時16分、赤沼駐車場に到着。
二人は1時間以上も前に到着していた、とのことだ。
二人をバスで先に帰しておいて良かった。
湯守釜屋
小田代ヶ原でかいた汗を流すため、奥日光湯元温泉の「湯守釜屋」へ向かった。
「湯守釜屋」は「日本100名湯」でも紹介されており、2008年6月6日に一度訪れたことがある。
浴室
浴室(男性用)
浴室内に入るとむっとしてレンズが曇ってしまった。
温泉特有の硫黄の匂いが充満している。
まさに”温泉”を感じる。
露天風呂
牛乳のように白く濁ったお湯がたまらなく嬉しい。
お湯はしっとりとして本当に気持ちが良い。
「湯守釜屋」は、栃木「にごり湯の会」会員である。
濁り湯の条件は、以下の条件が揃っていること、だそうだ。
その壱:源泉を持っていること。
その弐:にごり湯であること。
その参:掛け流しであること。
入浴後は赤沼駐車場へ戻り、キャンピングカーでワインとビールで盛り上がった。
明日は、日光市内で土産物を買い求め、日光霧降高原へ行くことにする。
”ウマさんのキャンピングカードライブの目次”へ戻る。