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宇ち中
宇ち多゛中毒のページ




2005/09/17
今日は、以前から気になっていたディープタウン「大井町」に行くことに。いつも参考にさせていただいている浜田信郎さんのページ「居酒屋礼賛」で気になっていた鰻の串焼きを出すという「むら上」に行きたくて、浜田さんのページで作法などを予習してから大井町へ。15時過ぎに到着したのですが、のれんは掛かっていなくて開店準備中の様子。



ちゃんと浜田さんのページに書いてあった開店時間をチェックしていませんでした。16:30からなんですね。相変わらず抜けてます。やれやれ。

気を取り直して、これも浜田さんのページで知った立ち飲める肉屋さん「肉のまえかわ」へ。店内はご近所さんと思われる7名ほどの団体さんが中央のテーブル で盛り上がっており、店外のテーブルには二人連れのおじさんと他におじさん一人。ここまでは想定内だったのですが、なんと、店頭の焼き場の横で若いお姉さ んがひとり立ち飲んでました。店のディープさに驚いていましたが、それ以上にお姉さんのなんともいえない貫禄に驚かされました。



まずは350mlの一番搾り(270円)を冷蔵庫からとり、豚バラ、つくね、はらみ(各100円?おつりが少なかったような気が・・・)を注文。焼いているうちにビールが空いてしまい、焼き上がりと同時に焼酎レモン(220円)をいただきました。



焼き物は、まあまあかな。つくね、豚バラは少し焼きが足りない感じ。東南アジア系と思われるお姉さんが、常連さんとじゃれ合いながら焼いています。焼酎レモンは結構濃いめ。焼き物をちびちびかじりながら焼酎を飲んでいると、結構いい気持ちになってきます。

店頭で飲みながら左に目をやると、大井町の路地裏がこれまたいい味を出しています。



焼酎レモンをお代わりし、カレーコロッケ(65円)を注文。ソースをかけて、三つに切ってくれますが、箸はありません。カウンターに再利用の串があって、これでいただく ようです。コロッケの方は、やっぱりお肉屋さんだけに、結構おいしいです。揚げたてならなおよいのですが。2杯目の焼酎レモンを飲み終わる頃にはかなりいい気持ちになってきてました。

続いて、これも浜田さんのページで気になっていた立ち飲みのできる酒屋さん「武蔵屋酒店」へ。



立飲みコーナーと書かれている入り口を入り、レモンサワーとたこの塩辛(100円)を注文。小さめのコップにストレートの焼酎をなみなみとついだものと、 空のコップ、そして炭酸レモンを渡されます。窓越しに店内を眺めながら、焼酎と炭酸レモンを混ぜて自分でレモンサワーを作り、塩辛を肴にちびちびやりま す。



レモンサワーが空いて、店内のものも飲めるのかなと思い、立ち飲みコーナーを出て店内の「氷結レモン」をもって店主と思われるおじさんに「あっちで飲んで いいですか?」ときくと「特別だよ。他にお客さんいないし。」とのこと。原則だめなのですね。ふつうの売値(130円)で飲ませていただきました。

しかしこの立ち飲みコーナーもすごいいい味が出てます。古いものを大切に残しているというより、ずっとそのままにしていた、という感じですが、なんだか落ち着きます。



初めての大井町で、そのディープさを十分堪能した、土曜の午後でした。むら上は、今度の楽しみにとっておくことにして、大井町線に乗って帰宅しました。


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