年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

1月も終わりで気分は春の予定

2023年01月31日 | 宅老のグチ
今年はマスクなしでも5月から公園等の場所では良さそうだ。2月は梅見の季節で、例年は和歌山の紀伊民報という地方紙で梅の作柄を見ていた。あまり早く咲いた年はミツバチ等の活動とすれ違い、着果率が悪く、不作となる年が多い。その様な年は養分が実につきすぎて大きくなりすぎる。昔はと言っても30年ほど前は収穫時の人も多かったのか実が小さくス-パ-向けで好まれた気がする。大きな実は贈答用だった。今はどう配分になっているか知らないが年々好みが変わる。丘というか山の斜面にある南部梅林は日当たりが良く景色も良いが管理とか収穫には重労働で放棄する梅林が増えているという。ここにも外国人労働者が活躍していた。中国がまだ貧しい時には研修と称して中国の農家の子女が応援にきていた様だ。もう昔話となって、日本が見捨てられた感がある。
紀伊民報の梅便りの所で和歌山県みなべ町と田辺市は、合わせて全国の梅の5割近くを生産する「日本一の梅の里」とある。梅を観光にしている全国13か所の地域がある。関東の小田原では2月4日から梅まつりが始まる。全国的にコロナの新規感染者数が減っていて、これでは4月にコロナ明け宣言して良い気がする。ウクライナを除けば気分は春となって欲しい。タダ物価だけが遅れて上がるだろう。
 東京の吉野梅郷で世界で初めて発見された梅の病気で地域の梅が全部伐採され、ようやく対処の仕方が解かり、そろそろ復活しそうだ。2020年12月、農林水産省の対策検討会で、アブラムシの感染対策を行えば、ウイルスのまん延は防げる、とのレポートをまとめたようだ。まだ植え替えた梅の木は小さく、梅林となるには時間がかかりそうだ。東京都青梅市にある吉川英治記念館で庭の 梅林を見ていた記憶がある。青梅市も梅林の伐採の対象となったのだろうか。
調べると復活が始まったようだ。令和の年号は梅の花から来ている。

「初春の令月にして気淑く風和らぎ 梅は鏡前の粉を披き 蘭は珮後の香を薫らす」
コメント
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