年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

梅物語

2023年01月16日 | 梅干
ネットの情報では梅干し業界が大変ということが話題になっている。築地にいた時の取引先の梅樹園というところのツイッタ-から始まるようで統計の取り方からかなり梅干しの消費量が減っているという。
 昭和の30年代からの梅干しの発展史を知っているので、栄枯盛衰という言葉が実感する。この前に墨田区の図書館へ行った時の帰りに東京スカイツリ―の中のソラマチ4階に梅干しだけ置いている店を見に行った(立ち喰い梅干し屋)
 。平日の昼過ぎでも店内でも品定めをしている若い客がいた。店舗情報ではどうやら漬物業界以外からから参入した人で今のところ伸びそうだが本来の情報拡散狙いの人たちで混んでいて、梅干しの継続的購入に繋がるか判らない。ある程度は繁盛すると新規に入る人たちによって市場が荒らされる。一時流行った梅宮辰夫さんの観光地の店(梅宮辰夫漬物本舗) も本人が生きている時は勢いがあったがマンネリ化の商品で今はどれだけ勢いが残っているのだろうか。
 漬物は農産物で味の品質は保てるが産地の変化についてゆく事が難しい。
コメント
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