年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

皐月晴上野朝風16

2008年11月30日 | 福神漬
皐月晴上野朝風16
五代目菊五郎と上野池之端の『酒悦』主人との交友があったというが資料がなく、単なる有名人との付き合いがあったということが言い伝えでの残っていたのだろうと思っていた。しかし皐月晴上野朝風の上演報道から上野寛永寺関係者の一人として観劇の一団に加わっていたと思われる。なぜなら酒悦は寛永寺管主から店名をもらっていたのだからである。幕末に池之端周辺で参拝客のための香煎茶屋が3軒あったが全て『酒』 の一時をもらって店名としていた。明治初期の混乱で上野池之端のあたりで残った茶屋の一つが酒悦で主人の経営努力の差ということになる。

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