えびす顔の造花卸売問屋元社長からの手紙

かすかな希望を抱いて幸せを自慢する尊大な手紙。重複掲載御免。造花仏花の造花輸入卸売問屋ニューホンコン造花提供

映画「プリンセストヨトミ」鈴木雅之監督

2011年05月31日 14時46分18秒 | 劇・映画・音楽
 東日本のみなさん こんにちは 

 鈴木雅之監督の映画「プリンセストヨトミ」。小説ではハイカラホリ商店街のお好み焼き屋の家から始まったのを、何処からスタートさせるのか固唾を呑んで迎えました。のっけは東京の国会議事堂。小説を先に読んでいたので、大阪国議事堂かと見間違いました。そんな小細工から楽しませてくれます。

 会計検査院・松平(堤真一さん)に率いられる二人の調査官の性別が小説とは逆になっていたり、ところどころ小説と設定を変えていますが、「ジェンダーの話、親子の話、そして根底には大阪人の切なさが流れる」本筋は外しません。情景描写の細部は小説以上かもしれません。調査官の綾瀬はるかさん、橋場茶子役の沢木ルカさんの演技が光っています。エンターテイメント性も十分です。

 しいて言えば、ラスト近く病院で松平に語らせるシーンはもう少しあっさりしていてもよかった気がします。

 大阪人以外が見たら、どうおもうんやろな。少し微妙な感じもします。

 原作を読んでからの映画鑑賞。こんなこと何十年ぶりでしょうか。今回に限っていうと、この見方がとてもよかった。薦めてくれたご近所ぽんちゃんさんに感謝です。
コメント (4)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 小説「プリンセス・トヨトミ... | トップ | 先生だからこそ君が代起立斉... »
最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
RE:Unknown (ぽんちゃん)さん (司元)
2011-06-01 23:10:53
 そんな前だったんですか。難しいところですね。ある面読んでから期間を置いて観るのもそれはそれで面白いと思います。

 こうなれば映画を観てそして半年後にDVD、どうでしょうか。
返信する
Unknown (ぽんちゃん)
2011-06-01 09:51:16
半年後のレンタルDVDを楽しみにしていたのですが、映画行きたくなりました。
もともとの御紹介はこちらでした。
http://tokunagaosaka.blog107.fc2.com/blog-entry-257.html
徳永さんの一言で映画になったのかも???
返信する
RE:Unknown (貼箱屋@熊谷)さん (司元)
2011-05-31 23:29:38
 文庫本でなく単行本ですか。それはゴージャス。本とおもろいです。
 一行一行面白いので、遅読がより遅くなるかもしれませんよ。
返信する
Unknown (貼箱屋@熊谷)
2011-05-31 22:27:29
こんばんは。

「プリンセス トヨトミ」。
前々からぽんちゃんは面白いと言い...
ここへ来て司元さんも面白いという... なので、単行本買ってしまいました...

ワタシは読むのが遅いので映画上映期間内に読み終えられるかわかりませんが...
返信する

コメントを投稿

劇・映画・音楽」カテゴリの最新記事