前参議院議員大久保勉 公式ウェブサイト

前参議院議員大久保勉の主張や活動を伝えるBLOGです。

国土交通省政策会議、財務省政策会議

2009年10月13日 | Weblog
 午前8時より国土交通省において国土交通省政策会議に与党議員として出席しました。部屋に入ってびっくりで、百数十名の国会議員と後方にはその人数を上回る議員秘書がいました。説明側では、国土交通大臣、副大臣、政務官の政務三役に加えて、役所の事務方数十名が控えており、団体交渉でもするのかという物々しい状況でした。今回は、第一回会議ということで政務三役より挨拶と懸案事項の説明があり、その後は質疑応答でした。八ッ場ダム中止、JAL経営問題、補正予算凍結、平成22年度概算要求等議題が多くありましたので、予定の時間を大幅に超えてしまいました。私も、幾つか政府に質問したい事項がありましたが、質問者が多くとても質問できる状況ではありませんでした。これまでは党政策調査会部門会議で意見交換をしておりましたが、政府・与党一元化で部門会議が廃止され、政策会議に一本化しました。今回が国交部門の初会合でありましたが、実質的に議論をして行くにはまだ程遠いような気がします。これから試行錯誤で、新しい政権運営の形が決まっていくのでしょう。
 午後には、財務省政策会議に出席しました。会議の内容は、国交省と同様でしたが、政務三役の説明が若干こなれている印象でした。私は、貸し渋り・貸し剥がし法案に関連した政府系機関や財務省の財源負担等の問題を質問しました。またJALへの公的資金投入の場合、税金で何を救い、何を救うべきではないかの整理することが必要である主張を行いました。日本政策投資銀行の資金で、企業年金の含み損3300億円を救済することになれば、国民の理解が得られるか疑問です。