前参議院議員大久保勉 公式ウェブサイト

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金融庁政策会議

2009年10月14日 | Weblog
 前述の通り今週から本格的に各省庁の政策会議が開催されており、与党の希望する国会議員は、全ての政策会議に出席することができます。厚生労働、総務等参加したい政策会議は多々ありますが、当面は財政・金融部門、国土交通部門に絞って参加することに決めました。個別の問題で、是非とも質問したり、意見を述べたい事柄があれば、関連する部門の政策会議に出席しようと思います。
 今日は、金融庁政策会議に出席し、参議院の理事として説明者側の席についての参加となりました。初会合でありましたが、一番の議題は、亀井金融大臣が次の臨時国会への法案提出を主張している「貸し渋り・貸し剥がし防止法案」の経過説明でした。会議では、地方の経済がかなり厳しく、特に中小企業への何らか支援が必要であるとの意見が数多くでました。そのような現状認識の中でどのような法案を作っていくかが一同の関心です。大塚副大臣が法案作成までの経過と法案内容の概略を説明しましたが、まだ閣内調整中ということで詳細の開示がなく、出席議員の一部からは若干不満の声が上がったのも事実です。
 昨日の国土交通省政策会議や他の政策会議と同様、金融庁政策会議も試行錯誤の状態です。しかしながら今月中に開かれる予定の臨時国会に閣法として「貸し渋り・貸し剥がし防止法案」を提出するということで、待ったなしの真剣な議論が政務三役を中心に行われています。政治家主導政治というのは簡単ですが、実際行うのは大変であると身をもって感じているこの頃です。