前参議院議員大久保勉 公式ウェブサイト

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参議院代表質問

2009年10月29日 | Weblog
 参議院本会議で代表質問が行われ、鳩山内閣の国会での論戦が開始しました。本日は、一日目ということで自民党と民主党による代表質問が行われました。鳩山首相の答弁が頻繁に行われましたが、非常に丁寧でまた政治信条が随所に出ていました。小泉、安倍、福田、麻生と数多く総理大臣の国会答弁を聞いてきましたが、国会答弁は、総理大臣やその内閣の性格がよく現しております。答弁が簡潔明瞭で啖呵調の小泉元首相、カタカナ言葉や造語が多かった安倍元首相、余り強い印象のなかった福田元首相、アニメ好きが売りで漢字の読み間違いが多かった麻生前首相とそれぞれ個性的でした。しかし自民党の総理大臣に共通していることが役所に答弁書を作らせて、その読み方や若干のアドリブで総理大臣の個性が出ていたことです。
 今回鳩山首相を始め、各大臣の答弁は役所作成の答弁書は一切なく、政治家やそのスタッフが作った文章を読み上げたり、大臣によってはただ単にメモ書程度の紙を見ながらの答弁です。そのため聞いていて非常に面白く感じます。この辺りにも政権交代したのだなという実感です。鳩山首相の答弁は、説明したいことや主張したいことが多くて、ついつい冗長になることが玉に瑕でしょう。