前参議院議員大久保勉 公式ウェブサイト

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TPP参加への日米交渉報告、ボストンマラソン爆破事件

2013年04月17日 | Weblog

 民主党経済連携PT総会が行われ、外務省より先週末に発表された日米合意に関する説明をヒアリングしました。自動車、保険、農業に関する基本的な合意内容の説明を受けましたが、自動車に関して相当譲歩しているとの印象です。日本から米国への自動車、特に関税25%のピックアップトラックの輸出に関して、関税が農産物などの他の産物も含んだ中で最長期間存続することが確認されていました。またTPP参加とともに議論する自動車部門の内容として、自動車の流通や整備に関すること、軽自動車などの日本の国内税制も聖域としないことなどはっきり書かれていることです。相当のコストを払って米国からTPP参加を認めてもらっている内容でした。外交交渉力があるかのように自慢していた安倍政権の交渉力もこの程度かという印象をぬぐえない内容にがっかりしました。この後午後は、経済産業部門役員会、次の内閣会議、レクなどであっという間に一日が終わりました。

 本日の気になるニュースは、やはりボストンマラソンを狙った爆破事件です。20年ほど前米国に住んでいた頃、初めてNYマラソンに参加してその楽しさを知りました。その後再びNYマラソンやロングアイランドマラソンなどにも参加しました。当時のボストンマラソンは、標準タイムが設定されており(当時の私の年齢34歳以下では3時間10分以内)、ボストンマラソンに参加できたというのが市民ランナーのステイタスシンボルであったと記憶しています。最近は、オープンランナー枠での参加の場合時間制限が撤廃されたので、更にボストンマラソンの人気が高まり、参加者人数が増えています。

 スタートから4時間後にゴール付近での無差別テロとは、市民ランナーにとって大変ショッキングな内容です。4時間前後からオープンランナーのゴールが増えてくることが予想されますので、その時間帯を狙った爆破とは卑劣です。参加型のスポーツとしてマラソンは世界的な人気があります。このようなテロが、ニューヨークマラソン、ホノルルマラソンあるいは東京マラソンで起こる可能性があると考えると大変ショッキングです。早急に犯人とその動機の究明を行い、再発防止策を講じることを期待します。