山形の森 保守醒論

山形から発信する内外の時評ブログ!

日本社会主義青年同盟(社青同)出身議員が、衆・参両院の議長独占時代とは!

2009-09-11 19:23:17 | Weblog
総選挙で大勝した民主党は衆議院議長に横路孝弘前副議長を就任させる方針との報道が流れている。
参議院議長の江田五月に続き、横路衆議院議長となれば、1960.2に結成された社会党の青年組織・日本社会主義青年同盟(社青同)出身議員が、衆・参両院の議長を独占することになる。
この日本社会主義青年同盟・第3代委員長(1964~68)の深田肇は「北朝鮮のスポークスマン」と呼ばれ、参院議員(1989社会党→1996.社民党・衆院議員)に当選する前から、社会党本部専従職員として、党青少年局長・党組織局長・党国際局長などの党内枢要なポジションにあり、北朝鮮と深い関係を築いてきた人物である。
2002.9の小泉首相の訪朝で、金正日総書記が日本人拉致を認めた直後から、深田は姿を消して行方不明の状態にある。
緊密だった朝鮮総連を通じて、北朝鮮に逃亡入国している可能性もある。
かねてから、社会党本部内に拉致工作(拉致対象者選定)に係わる秘密組織「共和国連絡部」の存在が取りざたされてきた(1986に解散)。
そのリーダーと目される深田肇議員と同門組織出身から衆・参両院の議長を誕生させる民主党、当選させた有権者に同胞日本人の国籍を見いだすことはできない。
我が国は、知らない間に売国工作員の仲間を、立法最高府の椅子に戴いているのかも知れない。
ブログ作成中のいま、民主党政権が拉致担当相を設けるとのニュース報道。
拉致問題解決の担当相ならまだしも、新たな拉致工作推進ではあるまいか?と危惧してしまう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

自民党再建策、あえて政治理念の相違での分党の勧め。

2009-09-11 16:44:20 | Weblog
野党に転落した自民党再建に向けて、中堅若手は脱派閥・世代交代を念頭に、「自民党再生会議」なるものを立ち上げた。
総選挙の大敗北で、生き残ったもの同志が一致結束して前進する、とは素直な物言いではあるが、党の再建のみならず、日本の政治の正常化に向けて、ここで、あえて政治理念の相違での分党の勧めを論じたい。
1955.11.15に自由民主党が結成され、その結党の大義は占領憲法の改正(自主憲法制定)であった。
翌56.4.5の臨時党大会において、初代総裁に選出された鳩山一郎首相は、直ぐに(憲法改正を狙った小選挙区制の)選挙制度改正法案を提出した。
いわゆる“ハトマンダー”と呼ばれた区割り法案である。 しかし、教育二法など重要法案を抱える通常国会で審議未了廃案となった。
以後、野党勢力の1/3議席死守する政治戦術から、今日まで果たしえないできている。
ブログ子が問題にしたいのは、2/3を獲得しなければ憲法改正法案提出、審議、成立と運べないことは承知のうえだが、党是の憲法改正の旗さえも降ろしているような、あいまいな党現状にこそ、衰退の原因があるのではと考える。
長い与党生活のなかで、党是を忘れた党活動・国会運営に甘んじ、改正論議(姿勢)さえも棚上げした、あまりにも理念なき集合党組織にしてしまってきている。
この際、改憲保守派とリベラル派の二派に分党して再建を図ることで、民主党を巻き込んだ国民有権者に違いの見える政党選択を訴えることができよう。
政権についた民主党とて、自民党以上に幅広い寄せ集め集合体である。
まして、「ハト小屋(鳩山)」に「カラスの子(小沢)」がたくさん入って、いつ喧嘩がはじまるかと即発状況にある。いつまでも“友愛の甘ちゃん”と“極悪守銭奴”が、ひとつ屋根の下(鳩小屋民主党)で過ごせるわけがない。
そのときに、それぞれの政治理念(国家観・歴史文化観)をもって、二つの選択肢(分政党)に合流して、政党政治体制の正常化ができ得るものと期待したい。
数合わせの与党集結論理より、政策理念による旗の下への結集こそ、本来の政権交代を担える国民期待の政党誕生が見えてくる。
それぞれの党が共通理念のもとに候補者を選び、ガチンコの訴えを繰り広げる選挙戦の到来を見たいものだ。
また脱派閥を叫ぶことで、しがらみのなさをアピールする議員もいるが、政策集団としての派閥は重要な政治研修の場であり、情報収集にも極めて有効な場でもある。
あくまでも宝物にするかゴミになるかは、議員個々の取組む器量と運用にかかってくるものだ。
世代交代することで全てクリアできるものではないが、あくまでも吟味(思想DNA)したうえで、対抗軸のリーダーには団塊後世代(講和発効後世代)が、新生自民党を示すうえでもポイントになろう。
それでも57歳(1952.講和発効)になっているのだから、決して若手などでもないはず・・・。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする