モーターサイクル日記

モーターサイクルと日常

久しぶりのショートツーリング

2014年09月23日 | ツーリング
8月の終わり頃車検場でバイクを軽トラの荷台から下ろそうとして、ぐっと車体を振ろうと持ち上げた瞬間

ピキーン!!と腰が砕けた。。。

一週間はほとんど仕事にならず開店休業状態だったなぁ。。

それから一月近くにもなるけれど、どうにもスッキリ完治しない。

それでも日曜日天気の良さに誘われて、ショートツーリングに行ってきた。

正面に見える富士山にまだ雪は無い。



で。 地元ローカル番組で紹介された、移動式コーヒーショップに寄って行く。

非常に気持ちの良い場所で営業していた。



オーナーは 若い女性。



富士山の湧水で入れたコーヒーは絶品だそうだ。

ワタシはアイスコーヒーとブルーベリーのワッフルを注文。



また 近くに来たら寄りますよ~^^


そこから朝霧高原を通って



小高い山はパラグライダーの練習場



本栖湖を経由 山梨県 早川町へと向かう。

途中の蕎麦屋で遅めの昼食

歯ごたえの良い蕎麦で美味かった。




蕎麦屋から奈良田温泉方面に走る。

同行者が途中の温泉に入って行こうと言うので止まってみる。

同行者が言うにはここも最近TV番組で紹介された所だと言う。

何でも故、金丸伸が通った温泉宿らしい。

玄関まで行って見るが、営業してるのか廃業なのかわからない(笑

それでも主人に案内されて温泉へ向かう。



風情と言うより正直ボロい、まあワタシらは一考に気にならない輩だから全然OK(笑



肝心の温泉

お湯の温度は案外低く、冬場は寒いんじゃないかと思った。

黄金?黄色の湯の花は確かに出ている。この色の湯の花は珍しいそうだ。



ゆっくり入浴してから帰路に。

ちょっとのつもりが そこそこの距離になってしまった。。。

長時間同じ姿勢は腰に来る。

だがこれでお金も貯まって 腰も良くなるはずだろう(笑

コメント (10)
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測ってみた。

2014年09月18日 | メンティナンス
ドカッティシングルのシリンダー磨耗がどの位なのか、興味があったので測ってみた。

どちらにせよこのシリンダーは使わないのだが(笑

まずシリンダー シリンダーゲージで数箇所を測定

一番磨耗してる部分で74,72mmだった。(ピンボケすみません)



ピストンは74,49mm



クリアランスは0,23mm

マニュアルによると限界値が0,16mmなので、かなり超えている。

オーナーの修理依頼が 白煙の排出 キック時の圧縮の無さ だったので、2NDリングは別にしてもスカスカなクリアランスが原因だろう。

ある程度の手馴れなメカなら、シリンダーにピストンを挿した感覚でおおよその良否がわかる。

ただ旧い英車のような大きなクリアランスの場合もあるので、マニュアルはあったほうが安心。

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シングル ドカッティ

2014年09月13日 | メンティナンス
お客様より修理依頼 DUCATI250(多分マーク3)のナローモデルが入車した。



工房でも結構手がけたモーターサイクルなので修理の勝手は把握しているのだが、部品の入手がすんなり行かない。
今回の部品は、お客様が持ち込んでくれたので非常に助かる。

外したピストン↓



2NDリングが固着しているし、何やら傷も多く入っている。

オーバーサイズでボーリングと思っていたのだが、持ち込まれた部品はスタンダードピストンとスリーブ。



元のピストンがすでにオーバーサイズのようで、工程的にはシリンダーバレルの加工+ボーリングになってしまうので少々内燃機屋さんの手間賃が増える。

シリンダーヘッドの清掃中↓ EXバルブガイドが手で抜けてしまった。



ガイドの内径もガタが多いし、要交換なのだが 持ち込まれたパーツの中にはバルブ関係がない。

清掃したバルブ↓



インレットはまだ良いのだが、EXのバルブフェイスの荒れが酷い。

部品をどうするかお客様に相談ですねぇ。



#それにしてもナローフレームのDUCATIシングルは小さい。

比較で言ったらホンダCB90や125のシングル辺りの大きさ。

この小さな車体に250ccのパワーユニットだから旧車らしからぬ走りの良さ。

私も一時250ワイドケースと、250ナローモデルを持っていた事があるが共に気持ちの良い走りだった。

エンジンの造形や各パーツの雰囲気はやはり国産車では味わえないものだ。

文句なしの名車だろう。


コメント (2)
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シフト異常

2014年09月08日 | メンティナンス
部品の調達や加工で、仕上がりが遅くなってしまったDB1。

ようやく組上げが完了してエンジンに火も入った。

レーザー溶接で修正したギアの具合を見るために、レーシングスタンドでカラ回し。

1速から5速までシフトを繰り返してテスト。

ここで異常発生。

5速から4速へシフトダウンする時に、チェンジペダルが下がったまま固まってしまう症状が出る。

シフトアップは問題なくその症状も毎回出る訳でもないのだが、一度ペダルが固まると中々元に戻らない。

これじゃあ納車は無理

組み込む時はセオリー通り カラ回しでのシフトの入り具合を確認して組んでるんだけど、その時は全く気にならなかった。

ベアリング崩壊が原因でミッション自体に問題が出てる?
それにしても5速から4速へシフトダウン時のみ起こるってのも気になる。

またエンジンを下ろしてOHとなると流石に気が遠くなる(笑

取りあえず左ゼネレーターカバーを外して、シフトアームとシフトドラムの動きを調べる。

試しにシフトアームを外して、シフトドラムを直回ししてみる。
!!症状が出ない!!

シフトアームを取り付けて固まる状態を調べると。。



シフトドラムのピンとシフトアームの出っ張りが、ちょうど嵌まり込んだ状態になっている。

何でこんな状態が起きるのか良く理解できないが、今まで正常だったのだから変形した位しか考えられない。

そこで出っ張り部分が引っかからない様に削ってみると、今までの不具合が嘘のように改善した。

それにしても今回不具合が出た時には、正直真っ青になった。

二度目のOHをしなくて済んだのは幸いだった、まだ本走行が残っているんで楽観は出来ないが。。。


#DUCATIパンタ系の部品も入手困難。
今後修理より部品入手のほうが難しくなって来るでしょうね。

コメント (4)
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