モーターサイクル日記

モーターサイクルと日常

DUCATI350(作業記録2)

2020年10月28日 | メンティナンス

新規車検依頼のDUCATI350

細々した所がダメダメで、なかなか進まない。

車検対応でミラーマウントの制作、マスターにはそれらしいマウントは出てるけど穴が開いてないので作る。

左はハンドルにスペースがあるので、市販品のマウントを付ける。

 

 

 

 

右側ステップバーがガタガタなので調べてみると、なんと赤矢印のステップバーボルトは効いてない。

黄色矢印側(フレーム)から5ミリのイモネジを差し込んであった。

ダメだこりゃあ^^;

ちなみにステップバー&チェンジペダルとも純正品ではない。

 

 

 

 

 

さらに悪いことにチェンジペダル長さが短すぎて、まともにシフトは出来そうにない。

 

 

 

本当は真っ当な純正品を使うのが良いのだが、取り急ぎ車検を通すために改良していく。

短い分アルミを継ぎ足す。

 

 

 

 

見てくれは二の次シフトが出来れば良い。

ロッド側の長さも延長、ストロークとセレクター側の兼ね合いがある。

ブラックジャックのように継接ぎだが、車検には問題ない。

 

 

 

またオーナーさんがポイントベースがおかしいので見てほしいとの事で、カバーを外すと

このように付いているが

 

 

 

本来はこちら向きだ。

まぁ点火時期が合えば良いのだけど

 

 

 

 

エンジンをかけてみてシフトするが、クラッチが切れない。

何度か剥がそうとしてみたがダメ。

壊す前にケースを開ける。

 

 

 

 

 

これが固着してるんだなぁ。

 

 

まだまだ手がかかりそうだ^^、

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

R100GS 車検整備の続き

2020年10月15日 | メンティナンス

100GS車検整備の続き

スクリーンとRパネルを外して~

 

 

 

 

このインジケーターランプが点かない。

ターンシグナルランプだ。

しかし。。。面倒なつくりだなぁ。

もう少し簡単にアクセスできないのかな?

初期100GSなら簡単だけど^^

 

 

 

 

 

今回はウインカースイッチの不具合も直す。

Rウインカーが反応しない?エンジン吹かすと点く?

しかも解除も効きにくい。

ウインカースイッチボックスを外す。

 

 

 

 

この型のスイッチは昔ながらの銅板がスライドして~ってタイプ。

一度全部ばらして(無理やり?)清掃、グリスアップした。

 

 

集中してたので写真はないが、現在具合は良さそうである。

最悪駄目ならワタシの80ベーシック用の秘蔵スイッチに交換してやろうと思ったが、ベーシックはライトスイッチがキーなんだよね^^;

これだと常時 転倒 点灯 になっちゃう。

逆に安全か(笑

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

車検の季節?

2020年10月14日 | メンティナンス

何故か10月は車検台数が多い。

なにぶん狭い工房なので上手にやりくりしないと、手が回らなくなってしまう。

先日はYZF750 本日はDUCATI900SSで自走して車検に行ったのだが、もうポジションが辛くて辛くて。。。。。。

首 肩 腰が悪くなりそう(笑

やっぱりアップハンドルのスクランブラータイプが自分には合ってるなぁ^^

 

そのアップハンドルの100GSも車検。

車検で何も見ないわけにはいかない、部品は交換しない場合でも目視による点検は必要だ。

案の定フロントのブレーキパッドがやばい状態。

もう少し乗ってたらローターも削っちゃっただろう。

最高に上手な交換時期だ(笑

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

MV125S ブレーキローター

2020年10月09日 | メンティナンス

MV125Sの再生を受けた時に、オーナーさんの希望の一つが「Wディスクにしたい」と言う事だった。

制動力的にはシングルで充分なのだが、見た目重視のカスタムもありなので考えてみる。

この車両はハブもフォークもWディスクがポン付けで出来る仕様なのだが、なにぶんディスクローターのパーツが入手できない。

海外でも殆ど出回っていないようだ。

そこで単品制作を考えてみる。

まず材質はノーマルの鋳鉄からステンレスに変えたい所、やはり錆びやすいのが難点なので。

そしてこの円盤をどうして切り出すか?

板材から丸く削り出す?丸ムク材から削り出す?

どちらにしても工房の旋盤では無理だ^^;

そんな時に旋盤の師匠が「レーザーで切り出してもらったら?」と仰る。

ダメ元でレーザー屋?(精密板金業)に頼んだところ、忙しい中制作してくれた。

画像は外周を切削したがレーザーで切り出した面もかなりキレイで、そのままでも行けそうな雰囲気だ。

ちなみに板厚は6ミリ、6個のボルト穴もレーザーで開けてある。

レーザーで切り出すなんて思いつかなかったよ^^;

う~~~~~ん。時代は変わった!!

 

 

 

 

少しだけ内径の加工が必要なので治具が必要だ。

アルミの円盤でざっと制作。

 

 

 

旋盤にセットして、ハブにハマる部分の切削を行う。

 

 

 

取り合えず片面が入るか確認。

上手くいきそうな感じだ。

 

 

 

もう一つも同じ加工を行い組み上げた状態。

ボルトが六角頭だが、最後に皿頭の切削をして完成になる。

 

 

 

この作業は気も使い、かなり疲れる加工だった。

もう一台やってと頼まれても、断るだろうな。。。。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

DUCATI350F3ナンバー所得

2020年10月07日 | メンティナンス

やっと350F3の整備が終わり、中古車新規車検を所得してきた。

心配していたノーマルライト(バルブもノーマル電球)も光量がバッチリ出てOKだった^^

ナンバーも付いたので、小雨の中少しだけ試乗してみる。

いつものテストコース、500メートル位の上りをスロットル8割程で走行。

350の排気量だが、回せば力もあるしストレスは感じない。

ブレーキは少しタッチが悪いかなぁ?硬すぎる。

マスターが合ってない?

ローターとパットが馴染むと変わるかな?

 

何度もキャブをOHしたりパーツの良いとこ取りで組んだキャブだが、スローが今一つ安定しない。

これくらい胡麻化して乗れるポンコツフリークなら問題ないかもだけど、初心者だとなぁ~?

 

車検行ってるときにNランプが点かなくなった。

調べると球切れでなく、スイッチ自体の劣化のようだ。

現在も点く時と、ダメな時がある。

この修理はオーナーにお任せしようか^^;

 

永い眠りから起こされた350F3

次は何処が壊れるか(笑

 

 

 

コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

車検整備のついでに

2020年10月03日 | メンティナンス

いつも御世話になってるオーナーさんの、DUCATI900SSが車検の時期になり入車した。

2年て早いね~なんて話しながら、車検のついでにドラレコを付けたいと言う。

オーナーさんの希望と、信頼性でミツバ製の物をチョイス。

アマゾンで11000円ほど値引かれていたので、GPS付を購入。

 

取り付けは結構悩む。

カウルに極力穴を開けたくないので、スクリーンの中にステーを作りセットしてみた。

映像が不鮮明になるかと心配したが、とてもクリアな画像でOK~^^

 

 

 

リヤは比較的簡単。

こちらもステーを作ってセット。

 

 

 

カメラ位置の確認や映像の確認は、アプリを入れたスマホと連動させて出来る。

最近はこのタイプが多いのかなぁ。

 

 

 

最近 Blueskysea B1M のバイクドラレコの具合を見てほしいと頼まれ、専用アプリをインストールしてやってみたのだが

どうしてもWiFiがうまく繋がらず断念した。

やはりミツバ製の方が安心なのかなぁ。

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

記録用作業(DUCATI350シングル)

2020年10月01日 | メンティナンス

新規車検を取るために整備依頼を受けたDUCATI350シングル(デスモか確認していない)。

結構状態が悪く先行き不安だが、出来るところから手を入れていく。

まず引き上げ時にわかったステムのガタ。

ステムシャフトのトップボルトが固定できないので、8ミリボルト穴をタップでさらいボルトも新品に交換。

バッチリ調整できた。

 

 

 

 

また電装が適当な感じで組んである。

6Vなのでライト光量は出ないだろうから、12Vに変更する予定。

ノーマルゼネレーターで12v行ければ、車検はそのまま通す予定。

 

 

 

エンジンは始動出来たが、チョークを戻すとストール。

キャブレターも分解、そこそこの腐食がみられる。

また白煙がかなり目立つ、キチンと仕上げるならピストンやヘッド回りも手を入れないといけないが、オーナーはそこまで考えていないだろう。

 

 

 

そして整備をやり難い事がしてある。

シートを固定するボルトが、ウインカー固定ボルトと同じにしてある。

しかも片方は8mm もう片方は6mmだ。

 

 

 

 

このウインカーボルトが画像穴に入って、シートも同じく固定してた。

 

 

 

これだとシートを外すのに、いちいちウインカー配線を抜いてボルトを外さないといけない。

こんなやり方はイライラするばかりなので、新たにウインカーステーを製作して取り付ける。

これならシートを外すのも楽だ。

 

 

本当に細かな個所からダメ出し。

こういう作業は性格が出るんですよ^^;

 

 

おまけ

T70も最後の煮ツメなんだが、ミッションケースの上にオイルが溜まっている。

一キレイに拭いたのだが、また溜まってる?

タンクを外して調べる。

 

 

 

 

ボルト穴はスリーブになってるのだが、どこかでタンクと繋がってしまったらしい。

ボルト穴から伝わったオイルが、ミッションケース上側に溜まるようだ。

 

 

これはボルト式からスタッドボルト式に変え、漏れないようにスリーブ穴に液体バスケットを入れてスタッドボルトを締めた。

漏れは止まったようだが、今度はキャブが。。。。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする