モーターサイクル日記

モーターサイクルと日常

ノートン キックギア破損

2015年06月26日 | メンティナンス
前回12V化したNORTONアトラス。

今回はキックが空回りしてしまう。

取り急ぎ ミッションケースカバーを外して。。。






もれたギアオイルはヘドロ状態 水分も混じってるようだ。






このカバーも外す。





外した状態。





これから洗浄する部品






このキックラチェット爪部分が丸く磨耗している。






ギアの内側に噛み合うのだが、ラチェットが逃げてしまいキックが空回り。






部品が出るか、オーナーさんに相談中。






続く
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ドカティ エリート 部分修理その2

2015年06月26日 | メンティナンス
エリートのコックから、微妙にガソリンが滲んでいる。

コック自体からではなく、タンクとの結合部から漏れているようだ。

ガソリンを抜いてコックを外してみる。

が?ねじの手ごたえが無い。

タンク側の雌ネジが殆ど残っていない。

これでは滲むはずだ。








また画像の塗装の亀裂はここから漏ってるのではなく、ガソリンが塗装の隙間を侵食してこうなったのだろう。





ヘリサートを挿入する。





タンクの方はこれで良し。


修理中に気になったスロットルの違和感。



巻き取りチェーンのコマが外れていた。






あとは原因不明のエンスト修理依頼。

アイドリングで置いておくと「スパッ」と止まってしまう。

これはもう少し様子を見ないとわからない。


続く
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メーター トリップギア修理 その2

2015年06月25日 | メンティナンス
ピニオンギアをどうするか、無い知恵を絞って考えた。

内部に□を刻むのは工房の加工機では無理。

それならばねじ込み式にして、脱着も可能なようにする。

真鍮棒でピニオンギアのベースを、大雑把に削りだす。

M3 P0.5でねじ切りをしておく。






ピニオンギアの精度は、それほど必要としないので削り込んで歯を付けて行く。

こんな固定方法じゃあ怒られちゃうけど、まあ勘弁で(^_^;)




ホルダーにセットしてみる。








トリップシャフトを製作する。

本体はアルミボディ、中央にM3ビスを貫通させてネジロックしておく。





メーターを元に戻して、ブラック部分を塗装しておく。





実車にメーターを組んでから、このシャフトを取り付ければ良いだろう。





これで完成。


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メーター トリップギア修理

2015年06月24日 | メンティナンス
DUCATI900SSのスピードメーター。

トリップノブが入らない?空回りするとの事。

オーナーはトリップノブが折れたので、それが原因かもと仰る。

メーター専門店では無いので直せるかわからないが、いつもお世話になる常連さんだから一応調べてみる。


ざっくりとメーターを分解。

カシメリングは再使用するので、慎重に外していく。





中に折れたトリップノブが入ってるはず。




折れた部分を取り出して点検する。

赤い印が折れていた部分。






歯車を回せばトリップがリセットされる仕組み。





トリップノブで回される樹脂性ピニオンギア。
(相変らずのピンボケ・・)





トリップノブが空回りする原因は、ピニオンギアに入るシャフト部分の断面は□なのに

樹脂性ピニオンギアの内部が磨耗して、○になってしまったからだ。

折れていた事は直接の原因ではなかった。

このメーターに直接トリップノブを付ければ良いかも?と考えたのだが、900SSはメーターパネルにメーター径

の穴しか空いておらず、メーターをセット後ノブを付ける作業になる。

要するにメーターボデイに出っ張りは厳禁。


このピニオンギアは再使用できないので、新たな方法を考えなければならない。


続く



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SR400  カスタム ホイールチューブレス加工

2015年06月24日 | メンティナンス
Fホイールに少し気になる振れがあったため、新たに振れ取りを行う。

それに伴ってホイールのチューブレス加工も行う。

振れ取り台は今までバランサースタンドを代用していたが、デイトナで良さそうな物を発見新しく購入してみる。





振れ取り方法が変わる訳ではないのだが、調整シャフトがあるのでセンターが出しやすい。


振れを取ったらリム内側の腐食を奇麗にする。






ニップルの頭に保護テープを貼る。





粘着テープを巻いて行く。


なるべくエアーが入らないように気をつけて。





保護テープを巻いて行く。


出来るだけエアーを押し出す。






SRのこんなリム形状は、やり易く失敗が少ないと思う。

ニップル部分が凹内にあるタイプは、粘着テープとニップル頭のクリアランスが狭すぎて漏れ易いかも。


最後にホイールを水の中に入れてエアー漏れを点検する。

ここでブクブク来たらOUT。

過去タイヤとリムの合わせから漏れて来たのは無いが、ニップルの隙間から漏れるものがあった。


このSRはOK。




後輪も同じ作業を行い完了。

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ドカティ エリート 部分修理

2015年06月19日 | メンティナンス
センタースタンドのガタで、ドカティエリートが入車した。


ドカティシングルの中でも、非常に特徴的なガソリンタンクが目を引く。


当時 設計図?に書いたとしても、現場が型を起こすのに非常に苦労したんじゃないかと想像してしまう。


とにかくこの曲線を組み合わせた、複雑な形状のタンクは素晴らしいの一言。









センタースタンドを外すと付いていたシャフトは、ノーマルではなく真鍮の棒で作られていた物だった。









フレーム側の長穴をリーマーで通していく。









17Ф仕上げリーマーを通す。










センタースタンドも同じように17Фリーマーで仕上げておく。




ステンレスシャフトを製作。








車体に組み付けて完了。








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SR400 カスタム ライトステー おまけ

2015年06月18日 | メンティナンス
前回ライトステーを製作した時に、後からの作業を予定していた箇所。

矢印の部分に








ヘッドライト調整(固定)用のステーを取り付ける。



調整は長穴部分のボルトを緩めて、光軸を合わせればOK。








こんな物と思われるかもしれないが、なかなか面倒な作業だった。


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SR400 カスタム Fブレーキ

2015年06月17日 | メンティナンス
オーナーの希望でフロントタイヤは19インチ、シングルディスクブレーキで仕上げる。

ローターはノーマルが好きなのだが、キャリパーはプアなので交換を希望。

ブレンボ辺りで良いだろう思っていたら、→APレーシングを御指名。

渋くて好みとの事だが、SR用のサポートは出ていないので製作する事になる。

ちなみにこれはブレンボで組んだTX650





ノーマルと違い対向ピストンで、ボディも大きいのでスポークとの干渉が心配。


まずホイールを外しディスクローターのスペーサーを作る。







マージンを考えながら、出来るだけフォーク側にディスクを寄せる。








キャリパーサポートは1個目は失敗、2個目で何とかOKだろう。

作るのに夢中で写真は撮れなかった。

取り付けボルトは間に合わせの物。





キャリパーを取り付けてみるとこんな感じ。







当初雑誌で拝見したものはサポートを外側に取り付けてあった。

あまりサポートが目立つのも嫌だったので内側にしてみた。

現在スポークとキャリパーの、クリアランスは1,5mm位だろうか。

リムが振れているので、もう一度振れ取りをしなければならない。








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SR400 カスタム ライトステーその2

2015年06月15日 | メンティナンス
形になったループ状のライトステーを車体に取り付ける。





この状態で溶接しようと思ったが、ステムやフレームの塗装が新しいため焦げるのを嫌って止めた。

車体から外して治具を作ってから溶接を行った。(写真は撮り忘れ)


仮にスピードメーターを取り付けてみて、ワイヤーの逃げなどの感じを見てみる。













こんな感じだ。

今度はFブレーキ周りの作業に入るつもり。




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SR400カスタム ライトステー

2015年06月13日 | メンティナンス
SR400のヘッドライトはノーマルサイズより、少し小ぶりなライト径がオーナーの希望。

ところが最近パーツとして、「少し小ぶりな丸型ライト」の良い物が中々無い。

何点か探した中で、ヤマハブロンコのライトASSYを使う事にした。

このライトをマウントするステーは、オーナーが持ち込んだ昔の雑誌に出ていたワンオフライトステーの形状を希望。

素材はアルミ12Ф ループ状に曲げていく。





これにライトをマウントする。





ライトマウント部分を左右作り、ボデイ全幅のカラーを作り簡単な治具に取り付け。





溶接後 ボディを取り付けてみる。








位置的にはこの辺りに取り付けるつもり。





続く



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