モーターサイクル日記

モーターサイクルと日常

KDX125エンジン

2019年06月26日 | メンティナンス
ヤフオクで実働品を購入したとの事で、早々にチェック。

が!!


ヘッド外すと





ピストンヘッドは





シリンダー内







大端はニードル飛んじゃってガタガタ






全く現在の症状と同じだ。

これって持病なのか、時限装置なのか。。。

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ヤマハAT125 キャブレター

2019年06月19日 | メンティナンス
AT125

エンジンを始動させるため、キャブレターのOH。

タンクがあんな状態なので、キャブレターもかなり腐食していた。

分解して各部を洗浄、ジェット類の詰まりを取っていく。






フロートチャンバーの腐食が酷く、清掃後穴が。。。。

ここはアルミパテで埋めよう。








なんか木星の模様みたいになったフロートも点検すると、ジワ~~~~っと濡れて滲んでくる。






印の部分にクラック、下地をきれいにして






ハンダで補修、素早くやらないと他の部分のハンダが流れてしまう。






バケツの奥に入れて漏れチェック






けっこう腐食が酷くて、調子が出るかな?


*追記

オーナー様の要望があり、作業はここで修了となった。




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ヤマハAT125

2019年06月15日 | メンティナンス
ヤマハAT125

しばらく放置していて動かそうとしたが、タンクの塗装がブクブク膨らんでいるので直して欲しいとの事。

オーナーさんが軽トラで積載して持って来てくれたので、早々にタンクを外す。

ブクブク膨らんだ塗装(塗装は再塗装してある)をスクレーパーで削り取ってみる。






乾燥させて刺激を与えると、錆が半端無く出てくる。






ある程度の錆が取れると、無数の穴が現れる。(写真では分り難いか)

放置状態が悪く湿気でタンク内が錆たのだろう。





この状態でも直す事は出来るのだが、当然手間隙の掛かる作業で工賃も安くは出来ない。

オーナーにその事を伝えると、取り合えずタンクは手をつけず(中古を探す)、もう一つの依頼ごと電装関係の修理をお願いしたいとの事だ。


再生は時間が掛かるし当然工賃もかかる。

それでも全ての時間に工賃をかけてるわけでなく、こちらが泣く部分も多い。

31年この仕事してるけど未だに難しいところですなぁ。

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KSR80

2019年06月10日 | モーターサイクルの話
2016年に製作したKSR80改125エンジンが、始動不能で搬入されてきた。

この車輌は自作したCDIが搭載されており、前に一度壊れた事があるのでまたCDIかと脳裏をよぎった。


CDI製作記事はここ



搬入されて最初にキックした時の違和感。

コンプレッションが無い。

異音が(金属音)する。   を感じた。


そこでシリンダーヘッドを外すと。。。

ピストントップに細かな金属片が刺さっている。





これはリングが折れて、ポートに引っかかりこのようになったのか?

もしくはサークリップが外れたか?


しかしシリンダーを抜いてピストンをチェックしても、リング折れ クリップ外れは無い。

またピストン焼き付きでリング噛み込、圧縮抜けでも無さそう。


クランクの大端部をチェツクしていくと、ガタガタな状態だ。

最初の違和感 金属音はどうやらコレ。





大端のニードルローラーやケージの一部が無くなっている。

走行時に大端部にガタが出始め、次第に限界を迎える。

崩壊したニードル等がクランク室に落ち、一次圧縮で飛ばされポートから進入、シリンダーやピストンヘッドを傷付けた感じかなぁ。

何にしてもクランク、シリンダー、ピストンは使用不能。

カワサキさんクランクは廃盤との事。

さて どうしましょうか。

オーナーさんと相談ですね。

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R100GSシリンダー上OH その2

2019年06月05日 | メンティナンス
研磨したバルブを擦り合せしてヘッドに組み込む。

簡単にポリッシュ。 街乗りなので充分だろう。







ガスケットやOリングを交換して、スタッドボルトを規定トルクで締め付ける。







オカメの中 ノーマルのゼネレーターを取り外す。






オイルシールを交換。






エンデュララスト製ローターを取り付け。






コイルを組み込み完了。







続いてデフのピポットベアリング交換。


デフを外す。







旧いベアリングを抜く。ガタの出始めで丁度良い交換時期だった。






新しいベアリングを挿入して完了。





あとは元通りに組んで試乗、オイル漏れも無く良い感じ。

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R100GSシリンダー上OH

2019年06月01日 | メンティナンス
燃焼室のカーボンを地道に削り取る。






外したバルブの状態 

インレット




エキゾースト





バルブは再使用なのでキレイに研磨






ピストンはカーボンをある程度削ってから、ガラスビーズを上面だけ当てる。

ついでに左右の差を測ってみるが、0,1グラムの差なら誤差みたいなものだ。







バルブリフターの状態は良好




苦労したのがオイルパン。

これがなかなか外れないが、無理に叩いて破損させるのは避けたい。

アンダーガード用のボルト穴にアングルを固定して、少しづつ衝撃を与え何とか外れた。






オイルパンは過去何らかの理由で、外した形跡があり。

それにしてもガスケットが剥がれない。1時間くらいかけてここまで^^;





続きます



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