モーターサイクル日記

モーターサイクルと日常

ラビット S301 その4

2018年04月26日 | メンティナンス
フューエルゲージユニットは、ギアベースの部分を曲げて強引に分解した。






何とか動作もOK






続いてキックリターンスプリング。

踏んだら戻ってこないので、内部リターンスプリングの破損だろう。







本来シャフトは抜かずに交換できるのだが、スプリングが抜けないので無理。

シャフトを抜くにはサークリップを外すんだけど、エンジン裏の作業し難い箇所にあるから少し面倒。







折れた部分が、シャフトの段に引っかかり抜けて来ない。







折れたスプリングは切断して分離、引っかかってた部分がシャフトに溝を付けてた。







キックも無事に復活~。

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ラビット S301 その3

2018年04月25日 | メンティナンス
ラビットのタンク内部が、かなりキテますねぇ^^;







浮きが付いてるヤツはフューエルゲージの部品なんだけど、こちらも錆びで固まってる。

錆取り剤に浸けた後、潤滑剤を吹いてみたけどビクともしない。

オーナーは動かなくて良いって言うけど、折角だから直したいなぁ。






またオーナーさんが購入してくれたワイヤー類なんだけど、初期型 後期方を間違えてしまってた。

交換もしてくれたけど、袋から開けて車体に通してしまった物は流石に無理だろう。

アウターの長さを合わせて使用する。

位置をマーキングしておいて






アウターケーブル内部の螺旋状部分を削って取り除いて行く。

面倒だけど一から作るよりは良いか。






次はクラッチ。

S301には三速ハンドチェンジとトルコン仕様がある。

これは三速ハンドチェンジなんだけど、自動遠心クラッチを組み合わせたタイプ。

アイドリング付近ではギアが入っていてもエンストしない。

ホンダのカブは、チェンジペダルを踏み込んだ状態でクラッチが切れる。

それと似たような構造だね~。


遠心力で動く部分が固着気味だったので、OHして清掃。





クラッチからはチェーン駆動。

汚いオイルだな~~~。






ラビットももう一踏ん張りか~(~o~)







おまけ

出かけ先の近くに、リニア見学センターがあるので寄ってみた。

いつも通過してしまうので今回が初めて。





寄り道だったので、実際に走行してるリニアは見れなかった。

見るつもりで行くなら、HPから走行日を確認して行かないと駄目だね~^^;





一度見れば充分でした(笑





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Triumph T120 試走

2018年04月19日 | モーターサイクルの話
ピストン交換後の試走。

ハイコンプになったからか、実にトルクフルで気持ちが良い。

走行後のプラグチェックでは、左シリンダーの燃調が薄いようだ。

キャブレターセッティングで直るかどうか。



Triumph T120 試走
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DUCATI350 250 

2018年04月17日 | モーターサイクルの話
赤ドカ 青ドカ  元気そうで何よりです(^^)

オーナー様の了承の元 動画紹介です。



Ducati 350 Camshaft and valves for Mach1 + SSI29D






Ducati 250






Ducati 250


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Triumph.T120 エンジン不調修理 その4

2018年04月14日 | メンティナンス
ピストンが少しハイコンプになった為、点火時期も補正する。

タイミングケースを開けて、マグネートに繋がるギア(矢印)を抜き適正な位置に合わせる。

ギアにはガバナーが組まれてて、高回転で進角するようになっている。







タイミングケースの合わせ面からもオイル漏れが見られたので、対策してから組みつけて行く。


エンジン始動は無事に完了。


今までのキックと比べるとコンプレッションがあるので、重いと感じるかもしれないがこれは慣れるだろう。








完成までもう少し。


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DUCATI900 エンジン始動

2018年04月11日 | メンティナンス
DUCATI900 エンジン始動




だいぶ良くなったのではないかな。

もう直ぐ完了。
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ラビット S301 その2

2018年04月10日 | メンティナンス
錆色ラビット 今回は足回り


フロントサスペンション ボトム側のブッシュ。

かなり偏摩耗しているなぁ。








プレスでブッシュを抜き取る。









こんなん出ました。










このブッシュは砲金で作ってみる。


こんな感じで。










サスペンションに組み付ける。










そしてこんなボルトも作る。







サスペンションスイングアーム側のサスペンション取付ボルトを切断。









そのあとスイングアームに穴をあけ、新しく作ったボルトを圧入して溶接。









サスペンションを通してみると、ガタも無く良い感じ。


グリスアップも出来るから長持ちするだろう^^










続く
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Triumph.T120 エンジン不調修理 その3

2018年04月07日 | メンティナンス
T120のシリンダーボーリング加工が出来てきた。

スリーブは入っていないので、次回もしもシリンダーにトラブルがあったらバレル交換になる。

バレル削ってスリーブ入れるなんてやらないだろうし^^;






クロスハッチの角度は内燃機屋さんにお任せ。

今回は1mmオーバーサイズなのだが、スタッド穴まで余裕が無い感じ。






ピストンはL.F.Harris 

拙い記憶だがトライアンフをライセンス生産した事がある会社で、パーツ類は純正相当になるんじゃないかな。

間違ってたら御指摘下さいませ^^;

形状は今までのピストンより、少しハイコンプになる。






シリンダーバレルが重いので、ピストンは慎重に組み付ける。

うっかりリングなど折ってしまったら、もう泣いてしまうかも知れない。







燃焼室&バルブはカーボンを落しキレイにしておく。

街乗りだし、バフ研磨まではしない。







よく聞かれるのが「ロッカーシャフトのOリングを交換しても、挿入時に切れてしまう。」と言うもの。

シャフトから少しはみ出す部分が切れてしまうのだけど、工房ではこんなパイプを使って挿入している。

矢印部分にテーパーを少し付けたパイプ。

もちろんロッカーシャフト径に合わせてある。







ロッカーシャフトを少しはみ出した状態でOリングを交換、シリコングリスを塗ってパイプ内にOリングを納める。

あとはパイプ内からアルミ棒を入れ、シャフト頭を軽く一撃。





工房ではこれで切れた事が無いのでOKとしてる。

それでも漏れるヤツはいるんだよねぇ。



その後は順調に組み付け。

エンジンも絵になるねぇ。






続く








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DUCATI ベベルツイン

2018年04月04日 | メンティナンス
DUCATIベベル900SS 始動性が悪いとの事で入車。

リヤタイヤにオイルが飛んでいるようで、先のそちらの修理。

画像では見難いがFドライブスプロケットから漏れている。







スプロケットを外し、ケース内をさっと清掃しておく。

ここのオイルシールからの漏れ。








この修理はシール交換で完了、画像はなし。



続いてリヤサスペンション右側からオイル漏れ。








サスペンションを分解








オイルシールはカシメで止まっているので新しいシールを挿入後、今までのカシメ位置をずらし固定する。









ダンパーロッドに傷は無く再使用OKだ。







後はオイルを交換、元通りに組んで完成。








オイル漏れ関係はこの位なので、次は始動性の確認に入る。


続く


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ラビットS301

2018年04月03日 | メンティナンス
錆色のラビットS301の入車。

現役を退いて幾数年、そろそろ永眠させてあげてもバチは当らないだろう。







症状はすでに全身に回っている末期状態だが、中でもフロントの足回りが酷い。

ステムはガタガタ、スイングアームピポットもガタガタな状態。


錆で固着したボルト類を緩め、何とかフォークを抜いてみる。

フォークに付いてるはずの、ボトムコーンレースが無い?






いやいや埋没してるだけで、発掘したら姿を現した。






トップコーンレースを外す。

下側は錆が酷く再使用は難しい。






上側のレースは少しは良さげだが。






ボールも下側はサビサビ。







まだまだフロント周りには難が多い。


やはり永眠に。。。


続く?
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