モーターサイクル日記

モーターサイクルと日常

下準備

2021年09月07日 | メンティナンス

ゼネレーターカバーの修理を依頼された。

なかなか価格が高騰してるらしく、値段を聞いて(完全品だが)びっくりしてしまった^^;

さて持ち込まれた状態は。。。。

 

 

 

 

なかなかの割れっぷり(笑

少し時間が空いたので、取り急ぎ剥離して下地を出してみよう。

 

 

 

 

乾燥しないように、剥離剤に浸透してもらう。

 

 

 

その後サンドブラストを行う。

 

 

裏側

 

 

 

ある程度の時点で気が付いたが、座面がガタガタだ~。

定番の上でギッタンバッコン状態。

こういう状態ってボルトで締まってる時は良いが、外すと応力で変形するんだよね。

直した後ビス位置が合うかどうか少し不安。

 

このまま溶接したら歪みまくるので、座面を固定しなければならない。

溶接後応力が抜けた後、平面が戻るように治具を製作する。

まずドリルのガイドを製作。

 

 

 

 

下穴を開けていく。

 

 

 

6ミリボルトでしっかり固定。

 

 

 

溶接していく部分を少し削っていく。

穴が開いてる場所もあるが、モリモリしていくしかないなぁ。

 

 

上手くいくかどうか怪しいが、少しまとまった時間があったら作業してみよう。

 

#追記

思ったより溶接が大変だった^^;

作業途中でアルゴンガスが無くなってしまったり、破損部分がかなり薄かったりでモリモリ状態。

この後削って耐熱パテで大まかに仕上げじゃないかな。(オーナーが^^)

 

 

 

コメント (4)
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GX750のオイル漏れ

2021年09月02日 | メンティナンス

6月に車検他の作業を行ったGX750

オーナーさんが車検の後からオイル漏れがすると言う。

車検時にオイル交換 オイルエレメント交換を行ったのだが、どちらかで不具合があったか?

引き上げてきて調べてみると。。。

どうもチェンジシャフトオイルシールから漏れたオイルが、オイルパンに伝わっているようだ。

 

 

 

 

ではシールをちょいちょいと交換。。。。といかないんだよねぇ^^;

シールを交換するには、赤矢印のカバーを外さないと出来ない。

さらに赤矢印のカバーを外すには、青矢印のカバーを外さないとならない。

チェンジシール一つ替えるのにかなりの作業だ。

 

 

 

 

両カバーを外しシールが抜けるようになった。

 

 

 

それにしてもチェンジシール一つ交換で、この作業は勘弁してもらいたいなぁ。

チョット設計が?と思ったけど仕方ない。

次回もある事を考えて(何年か後?)少し改良しておく。

このカバーについているチェンジシャフトの振れ止め(だと思う)をカットする。

こいつのおかげでシールが抜けないのだ。

 

 

 

 

代わりの振れ止めに、こんなパーツを作った。

 

 

 

組み込んでOK。

次回交換は楽ですよ~~~^^

 

 

オイルを入れてエンジンを始動してから、漏れが無いか確認できればOKでしょう。

 

 

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